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第15話
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ランアス国の使者は、マウロ王子が話すと説得を諦めている。
仮面を着けている平民がニールド国の王子と親しいとは思っていなかったようで、報告するため帰っていった。
私は治療院から城へ戻り、私の部屋にマウロ王子が来てくれる。
ランアス国の使者は兵士長だったけど、問題なく追い返すことができた。
これも全てマウロが力になってくれたからで、私はお礼を伝える。
「マウロ様、力になってくれてありがとうございます」
「どういたしまして……と言いたいが、問題が解決したとは言えないな」
マウロとしては、まだランアス国が関わってくることを警戒している。
ニールド国の王家と関わっていると知っても、ルドノス達は諦めることはなさそうだ。
今後の行動を推測して、私はマウロに話す。
「強引に連行しようとしても、私の魔法なら対応できます」
「私がいれば抑止力になるだろう。これからも傍にいさせて欲しい」
「それは嬉しいのですが、マウロ王子としては大丈夫なんですか?」
王子がずっと治療院で私の傍にいることになるけど、他にも用事があると思う。
提案を聞き不安になって尋ねると、マウロが頷いて話す。
「父上も納得しているし大丈夫だ。ミレナがいなくなるのではないかと不安になると、何もできなくなりそうだからな」
「そ、そうですか……それなら、よろしくお願いします」
マウロの発言に動揺しながら、私は返答する。
私がいなくなれば不安になると言われたのは、今までの人生ではじめてかもしれない。
この人の傍にいたいと想えて――私は何が起きたとしても、マウロから離れたくなかった。
仮面を着けている平民がニールド国の王子と親しいとは思っていなかったようで、報告するため帰っていった。
私は治療院から城へ戻り、私の部屋にマウロ王子が来てくれる。
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これも全てマウロが力になってくれたからで、私はお礼を伝える。
「マウロ様、力になってくれてありがとうございます」
「どういたしまして……と言いたいが、問題が解決したとは言えないな」
マウロとしては、まだランアス国が関わってくることを警戒している。
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今後の行動を推測して、私はマウロに話す。
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「そ、そうですか……それなら、よろしくお願いします」
マウロの発言に動揺しながら、私は返答する。
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この人の傍にいたいと想えて――私は何が起きたとしても、マウロから離れたくなかった。
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