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第36話
ルドノス視点
仮面の聖女とマウロ王子が城に来たと報告があり、俺は焦りながら思案する。
報告を聞いてから玉座のある部屋に向かい、国王と宰相も把握していたようだ。
城に乗り込んで来た場合、俺は仮面の聖女がキサラだと思い込んでいたと話す予定になっている。
ミレナは俺が崖から突き飛ばしたが、それを仮面の聖女は知らない。
城にいるキサラをミレナと説明して納得させようと考えていたが、予想外の事態が起きていた。
応接室に案内するよう兵士に指示を出したが、仮面の聖女は「ミレナに会いに来た」と言っている。
どうやらミレナが意識を失っているのは呪いによるもので、それを解きに来たようだ。
仮面の聖女とマウロ王子は、城門で俺達の判断を待っているらしい。
兵士は仮面の聖女をキサラと思っているから、姉の呪いを解きに城まで来たと考えそうだ。
どうすればいいのか悩んでいると、宰相が話す。
「キサラの呪いは解かれても構わないでしょう。目覚めたキサラは、自分がミレナで仮面の聖女をキサラと言うはずです」
「自身が聖女の生まれ変わりと言ったことで追い詰められていたからな……ミレナとして生きることを、受け入れる可能性は高そうだ」
俺達が「仮面の聖女の正体はキサラ」と公表したのだから、ミレナを治すことを止める理由がない。
キサラの呪いを解いて真実を聞くつもりかもしれないが、宰相の言う通り問題なさそうだ。
俺達は提案を聞き、仮面の聖女とキサラを会わせることにした。
そして俺は――仮面の聖女の正体を、知ることとなる。
仮面の聖女とマウロ王子が城に来たと報告があり、俺は焦りながら思案する。
報告を聞いてから玉座のある部屋に向かい、国王と宰相も把握していたようだ。
城に乗り込んで来た場合、俺は仮面の聖女がキサラだと思い込んでいたと話す予定になっている。
ミレナは俺が崖から突き飛ばしたが、それを仮面の聖女は知らない。
城にいるキサラをミレナと説明して納得させようと考えていたが、予想外の事態が起きていた。
応接室に案内するよう兵士に指示を出したが、仮面の聖女は「ミレナに会いに来た」と言っている。
どうやらミレナが意識を失っているのは呪いによるもので、それを解きに来たようだ。
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どうすればいいのか悩んでいると、宰相が話す。
「キサラの呪いは解かれても構わないでしょう。目覚めたキサラは、自分がミレナで仮面の聖女をキサラと言うはずです」
「自身が聖女の生まれ変わりと言ったことで追い詰められていたからな……ミレナとして生きることを、受け入れる可能性は高そうだ」
俺達が「仮面の聖女の正体はキサラ」と公表したのだから、ミレナを治すことを止める理由がない。
キサラの呪いを解いて真実を聞くつもりかもしれないが、宰相の言う通り問題なさそうだ。
俺達は提案を聞き、仮面の聖女とキサラを会わせることにした。
そして俺は――仮面の聖女の正体を、知ることとなる。
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