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21歳の底無し沼
トッピーという人
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トッピーさんとのビデオ通話のルームにアクセスしようとしたが、私は初めて使うアプリで入ることはすんなりできたが、音声と、映像の許可をしていなかったため、私からはトッピーさんを見る事や声を聞くことができたが、トッピーさんからは何も見えないし聞こえないというメッセージが送られてきて、
「音声のマークをタップしてオンにして、それから、カメラの通知もオンにしたら俺とビデオ通話ができるよ。」
とメッセージが送られてきて、いう通りにしたら、お互いの顔と音声が聞こえるようになった。
だが、私はジャージを着て、ほぼ自分から、言葉を発する事はなかった。実家暮らしというのもあるが、親に敬語での電話を聞かれた場合、誰と話していたか追及される恐れもあったし、そもそも共通の話題がないので私はzoon自体乗り気じゃなかった。今までなら、トッピーさんは年上だけど、対等に接してくれていたのに、いつの間にか私の意見など全く聞いてくれなくなり、上下関係ができてるなと電話しながら思っていた。
「そっちの部屋見たい。」
「なんでジャージきてるの?もっと気合入れてzoonして欲しかった。」
等と自分の意見をバンバン出してきていて、
「ここ私の部屋じゃなくて、タンスが置いてあるだけ部屋なので、あんまり見せれないです。トッピーさんはどんな部屋なんですか?」
「外出自粛かかってる世の中でおしゃれする意味なくないですか?」
とどうにか切り抜けたが、トッピーさんだって、部屋を見せてくれなったし、普段コンタクトだったのにダサいメガネをかけ、服装も寝巻きですかと思うぐらいすごくダサかった。
そして沈黙になるとトッピーさんは、から笑をし出して
「ハハハ。二人いて沈黙になるって、なんか面白いね」
駄目だ。私には何が面白いのかさっぱり分からん。と思いながら、
「そうですね。」
と相槌を打ち、実際会っていた時の私のコミュ力に助けられていたのをトッピーさんは思い知れ!と思いながら、ビデオ通話は2時間ぐらいでおわったが、ほぼほぼ沈黙だった。
もうこんな精神的に疲れる事はしたくないなと身に染みて思った。
「音声のマークをタップしてオンにして、それから、カメラの通知もオンにしたら俺とビデオ通話ができるよ。」
とメッセージが送られてきて、いう通りにしたら、お互いの顔と音声が聞こえるようになった。
だが、私はジャージを着て、ほぼ自分から、言葉を発する事はなかった。実家暮らしというのもあるが、親に敬語での電話を聞かれた場合、誰と話していたか追及される恐れもあったし、そもそも共通の話題がないので私はzoon自体乗り気じゃなかった。今までなら、トッピーさんは年上だけど、対等に接してくれていたのに、いつの間にか私の意見など全く聞いてくれなくなり、上下関係ができてるなと電話しながら思っていた。
「そっちの部屋見たい。」
「なんでジャージきてるの?もっと気合入れてzoonして欲しかった。」
等と自分の意見をバンバン出してきていて、
「ここ私の部屋じゃなくて、タンスが置いてあるだけ部屋なので、あんまり見せれないです。トッピーさんはどんな部屋なんですか?」
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「そうですね。」
と相槌を打ち、実際会っていた時の私のコミュ力に助けられていたのをトッピーさんは思い知れ!と思いながら、ビデオ通話は2時間ぐらいでおわったが、ほぼほぼ沈黙だった。
もうこんな精神的に疲れる事はしたくないなと身に染みて思った。
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