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21歳の底無し沼
ハシゴの動物カフェ
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私が下林さんを連れて行ったのは、カフェから5分くらいの場所にある、ハリネズミ、ブタ、モモンガ、フクロウ、ワシ、カワウソ、ネコ、ハリネズミと触れ合える場所で、私が言った時は20歳の学生時代だが、他の友達がその後行った時にヤギがいたと言う話も聞いている。そのビルの他の階にはウサギカフェもある。
「いろいろ動物がいるカフェと、ウサギオンリーのカフェがあるんですけど、どっちに行きますか?」
と私が聞くと、
「いろいろ動物がいる方に行きたい。ウサギは出張出来たりしないよねー!それだったら嬉しいけど。」
と下林さんに言われたのでいろんな動物がいるカフェへ行った。すると、店員さんに紙付きの板を渡されて、
「こちらご記入ください。その後説明させていただきます。」
と言われて、びっくりした。いつから名前を書くシステムが導入されたのだろう。この人は、私が未来で、歳が21歳と言うことしか知らないのである。自分は自分の情報を晒したくないのに、名前はフルネームで書くように記入例が載っていた。仕方なく、自分の名前を下林さんに極力みられないように、サッと書いた。そして、店員さんの説明を受けて、動物と触れ合いはじめた。ブタとヤギは山に帰ってしまったらしくいなかったが、他の動物はいたので、存分に触れ合った。フクロウと戯れる下林さんに店員さんは
「お?お兄さんフクロウの触り方手慣れてるねー!」
と言った。下林さんは、
「動物好きなんで!フクロウ飼いたいけどたいんですけど、ヒヨコ代が馬鹿にならないんで、、、オスなのに一匹5円なんですよね?」
と、下林さんが質問したら、店員さんの目つきが変わった。
「え!…もしかして、ひよこ屋さん⁉︎いやー、今取引してるところがさー、オスのヒヨコなんで捨てちまうのに、一匹50円取られるんだよー!…まぁ、冷凍処理とかしてくれてるからその手間代なんだろうけど、捨てちまうならタダでくれればいいのに。で、お兄さんのところは?いくらなんだい?」
と早口で話す店員さんに下林さんは、
「いや、俺じゃなくて、友達がひよこ屋なので知ってるだけですよー!」
と言った。その会話を聞いてた私は、
「この人色んな職種の人と知り合ってるんだなー。てか、50円で買ったヒヨコここで500円じゃん!ぼったくりかよー!」
と思った。そこでの会計はフリータイムで1人2500円だった。別々の会計でよかったのに、下林さんは、払ってくれた。正直、奢られるのが苦手な私は精一杯キャラをその場で作って
「お金払います! え、いいんですか!ありがとうございます!」
と言って黙って奢られておいた。
「いろいろ動物がいるカフェと、ウサギオンリーのカフェがあるんですけど、どっちに行きますか?」
と私が聞くと、
「いろいろ動物がいる方に行きたい。ウサギは出張出来たりしないよねー!それだったら嬉しいけど。」
と下林さんに言われたのでいろんな動物がいるカフェへ行った。すると、店員さんに紙付きの板を渡されて、
「こちらご記入ください。その後説明させていただきます。」
と言われて、びっくりした。いつから名前を書くシステムが導入されたのだろう。この人は、私が未来で、歳が21歳と言うことしか知らないのである。自分は自分の情報を晒したくないのに、名前はフルネームで書くように記入例が載っていた。仕方なく、自分の名前を下林さんに極力みられないように、サッと書いた。そして、店員さんの説明を受けて、動物と触れ合いはじめた。ブタとヤギは山に帰ってしまったらしくいなかったが、他の動物はいたので、存分に触れ合った。フクロウと戯れる下林さんに店員さんは
「お?お兄さんフクロウの触り方手慣れてるねー!」
と言った。下林さんは、
「動物好きなんで!フクロウ飼いたいけどたいんですけど、ヒヨコ代が馬鹿にならないんで、、、オスなのに一匹5円なんですよね?」
と、下林さんが質問したら、店員さんの目つきが変わった。
「え!…もしかして、ひよこ屋さん⁉︎いやー、今取引してるところがさー、オスのヒヨコなんで捨てちまうのに、一匹50円取られるんだよー!…まぁ、冷凍処理とかしてくれてるからその手間代なんだろうけど、捨てちまうならタダでくれればいいのに。で、お兄さんのところは?いくらなんだい?」
と早口で話す店員さんに下林さんは、
「いや、俺じゃなくて、友達がひよこ屋なので知ってるだけですよー!」
と言った。その会話を聞いてた私は、
「この人色んな職種の人と知り合ってるんだなー。てか、50円で買ったヒヨコここで500円じゃん!ぼったくりかよー!」
と思った。そこでの会計はフリータイムで1人2500円だった。別々の会計でよかったのに、下林さんは、払ってくれた。正直、奢られるのが苦手な私は精一杯キャラをその場で作って
「お金払います! え、いいんですか!ありがとうございます!」
と言って黙って奢られておいた。
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