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姫的存在
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聡太は男子の姫的な存在として扱われる事が多かった。
理由は周りの男子よりも小柄で声変わりをしていなかったからだ。
女子に近づけない男子は聡太のことをちやほやした。ジュースやお菓子をもらう機会も多かった。そんな扱いに聡太は少しうんざりしていた。
俺だって…男だよ?
女子に近づけないからってその理想を俺に押し付けてこないでよ……。
と思っていたが聡太はその気持ちを押し殺して、周りの優しく接してくる男子に甘えていた。そんな中、大和だけは対等に聡太の事を見てくれていた。
「ねぇ……大和?俺の事を他の奴らみたいに抱きしめたり、おんぶしたりしないの?」
と不思議に思って聞いたことがある。その時大和は、
「は?俺は聡太がそれを望んでないと思ってるし、俺らは対等な関係じゃん?アイツらがおかしいだけだとおれは思ってる。嫌なことがあるなら口にしないと伝わらないぜ?」
と言われたのが大和に恋したきっかけだと思う。
理由は周りの男子よりも小柄で声変わりをしていなかったからだ。
女子に近づけない男子は聡太のことをちやほやした。ジュースやお菓子をもらう機会も多かった。そんな扱いに聡太は少しうんざりしていた。
俺だって…男だよ?
女子に近づけないからってその理想を俺に押し付けてこないでよ……。
と思っていたが聡太はその気持ちを押し殺して、周りの優しく接してくる男子に甘えていた。そんな中、大和だけは対等に聡太の事を見てくれていた。
「ねぇ……大和?俺の事を他の奴らみたいに抱きしめたり、おんぶしたりしないの?」
と不思議に思って聞いたことがある。その時大和は、
「は?俺は聡太がそれを望んでないと思ってるし、俺らは対等な関係じゃん?アイツらがおかしいだけだとおれは思ってる。嫌なことがあるなら口にしないと伝わらないぜ?」
と言われたのが大和に恋したきっかけだと思う。
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