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目線
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それから聡太は大和の周りに常にいるようになった。
「大和ー!トイレ行こー!」
「大和大和!次の時間体育だよね?早く着替えに行こう!」
と、大和の隣に積極的にいようとしたら、今まで姫として扱ってきた男子たちが、
「聡太ー!なんで大和に付き纏ってるの?…俺らなんかした?」
と言われて彼らの目線が刺さった。
彼何言わなくちゃ……。
という思いと、
このまま謝って自分を押し殺して、今まで通り過ごすか……。
と難しい顔で考えていると、
「しっかり自分で決めろよ?…どんな答え出しても俺の態度は変わらねぇから安心して言ってこい。」
と大和に背中を押されて、聡太は初めて自分の意志を伝えた。
「みんな。俺に優しく察してくれてたけど、俺だって男なんだよ!!赤ちゃんじゃない。大和は……大和だけは俺を対等に扱ってくれて今心地いいんだ。今までずっと我慢してたけど、コレが俺の気持ち。黙っててゴメン!」
と言うと彼らは驚くべき言葉を発した。
「大和ー!トイレ行こー!」
「大和大和!次の時間体育だよね?早く着替えに行こう!」
と、大和の隣に積極的にいようとしたら、今まで姫として扱ってきた男子たちが、
「聡太ー!なんで大和に付き纏ってるの?…俺らなんかした?」
と言われて彼らの目線が刺さった。
彼何言わなくちゃ……。
という思いと、
このまま謝って自分を押し殺して、今まで通り過ごすか……。
と難しい顔で考えていると、
「しっかり自分で決めろよ?…どんな答え出しても俺の態度は変わらねぇから安心して言ってこい。」
と大和に背中を押されて、聡太は初めて自分の意志を伝えた。
「みんな。俺に優しく察してくれてたけど、俺だって男なんだよ!!赤ちゃんじゃない。大和は……大和だけは俺を対等に扱ってくれて今心地いいんだ。今までずっと我慢してたけど、コレが俺の気持ち。黙っててゴメン!」
と言うと彼らは驚くべき言葉を発した。
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