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連れらてきた場所
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猛スピードで走っていたバイクがゆっくり止まった。
「寧々さん?…ここですか?」
と店員は聞いた。そこは山道の上がっていく道中で、小さなお地蔵様がいた。
「そんなわけないでしょ!ここにカフェで集ってる方達がいるから手を合わせて挨拶してるのよ。ほらあなたも!」
と言われたので手を合わせ挨拶をした。
そしてまたバイクで走り山頂の山小屋だった。
「ここよ。どうぞ、中に入って。」
と言われたので、中に入ると、白と黒を基調とした男性服と女性服が置いてあった。この服は当日マスターと小夜さんが着るよであろうことを想像しながら、
「素敵ですね。」
と服を見ながらいう店員を見て、
「これ着てみて!」
と言われて、マスターに申し訳ない気がしながらも着ることにした。すると、
「おぉ!我ながら良い出来!」
と服を見ながら、寧々は端に置いてあったノートを見て、考え始めた。
「寧々さん。そのノートは、アイデアノートか何かですか?」
と店員が聞くと、
「いや、叔父さんとの交換日記だよ。小夜さんから聞いた他の方の意見や好きな色。私にはあのお客さん見えないし、叔父さんも、サングラスをかけた状態で年に一度、つまりは今日しか見えないから、その情報をもとに毎年衣装を作ってるの。だから、来週の慰霊祭まだギリギリなんだよねー。」
という寧々を見て、店員は今日初めて寧々さんの人柄に触れることができた気がしたと思った。
「寧々さん?…ここですか?」
と店員は聞いた。そこは山道の上がっていく道中で、小さなお地蔵様がいた。
「そんなわけないでしょ!ここにカフェで集ってる方達がいるから手を合わせて挨拶してるのよ。ほらあなたも!」
と言われたので手を合わせ挨拶をした。
そしてまたバイクで走り山頂の山小屋だった。
「ここよ。どうぞ、中に入って。」
と言われたので、中に入ると、白と黒を基調とした男性服と女性服が置いてあった。この服は当日マスターと小夜さんが着るよであろうことを想像しながら、
「素敵ですね。」
と服を見ながらいう店員を見て、
「これ着てみて!」
と言われて、マスターに申し訳ない気がしながらも着ることにした。すると、
「おぉ!我ながら良い出来!」
と服を見ながら、寧々は端に置いてあったノートを見て、考え始めた。
「寧々さん。そのノートは、アイデアノートか何かですか?」
と店員が聞くと、
「いや、叔父さんとの交換日記だよ。小夜さんから聞いた他の方の意見や好きな色。私にはあのお客さん見えないし、叔父さんも、サングラスをかけた状態で年に一度、つまりは今日しか見えないから、その情報をもとに毎年衣装を作ってるの。だから、来週の慰霊祭まだギリギリなんだよねー。」
という寧々を見て、店員は今日初めて寧々さんの人柄に触れることができた気がしたと思った。
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