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夕方
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愛犬のモカちゃんは涙をペロペロ拭ってくれた。でも、温度は感じない。でも、目の前にはモカちゃんがいる。
それだけでずっと忘れてた名前のない感情が溢れかえっていた。
「モカちゃん……。モカちゃん……。」
とずっと撫で続けた。
それだけでずっと忘れてた名前のない感情が溢れかえっていた。
「モカちゃん……。モカちゃん……。」
とずっと撫で続けた。
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