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よろけた拍子
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満員電車の揺れに耐えきれず、咲耶は、よろけて大樹のカバンの持ち手に捕まってしまった。
「ご……。ごめん。電車でよろけちゃった。このまま捕まってても良い?」
と遠慮がちに聞くと、
「いいよ。それぐらいなら。満員電車だしね。よろけるとまた危ないから捕まってて。」
こっちに目も向けずに、言われて捕まってても良いと言ってくれたことに安堵する反面、こっちに全く目を向けない大樹に対して少し嫌な気持ちになった。
「ご……。ごめん。電車でよろけちゃった。このまま捕まってても良い?」
と遠慮がちに聞くと、
「いいよ。それぐらいなら。満員電車だしね。よろけるとまた危ないから捕まってて。」
こっちに目も向けずに、言われて捕まってても良いと言ってくれたことに安堵する反面、こっちに全く目を向けない大樹に対して少し嫌な気持ちになった。
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