恋愛依存の姉の恋人

七瀬蓮

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対面の時

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「ただいまー。」

俺は家に帰ると、昨日と同じ男物のスニーカー靴が玄関先に並べてあった.

「宣言通りに来てるんだな。」


と思った俺は、


「姉ちゃん。帰ったけど、部屋行けばいいの?」

と連絡を入れると


「おっかえりー!うん!私の部屋きてー」


と、返信が来たので、姉の部屋へと向かった。


扉をノックすると、


「おかえり!入ってー!」


と言われて、


「ただいま。入るよ?お邪魔します。」


と声をかけてから部屋に足を踏み込んだ。


「初めまして。友達の真田奏です。昨日も勝手に家に上がり込んでごめんなさい。家にしばらく誰もいないって聞いてたから……。私、兄と弟がいるんだけど、どっちかが、必ず女の子連れてくるから、家には居づらくて。君のお姉ちゃんに相談したらうちきなよー。って言われて昨日お邪魔しました。ごめんね。君の名前,教えてもらってもいい?」


と背の高いボブカットの女子が話しかけた。
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