色恋まみれの花園

七瀬蓮

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翌朝

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「起きなさい。いつまで寝てるのよ?しかも2人抱きしめあって。これからの生活キツくなるから、少しずつ離れたほうが身のためよ?ほらー!起きなさいってば!」


と、湊人と郁人を起こす声がした。


「あ……おはようございます。えっと……。お名前伺ってもいいですか?」


と湊人が言うと、


「……時間のある時ここではAmiとして、ご奉仕してる。でも,君らと同じキャストとしても働いてて、そこでは雨音って名乗ってるからよろしく。君らが起きないから、お嬢様に起こしにいくよう頼まれたから来たんだ。お嬢様は、使用人の部屋には入らないお方だから。僕らにもプライベートがあるだろうって。……お嬢様は、君らのこと見抜いてたんだね。」


と蔑んだ目で見られて、
 

「すみません。俺ら外で寝てたことが多かったから、1人でこのベッドは豪華すぎて寝れなくて。すぐ服着ます。どこの部屋に行けばよろしいですか?」


と湊人が尋ねた。
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