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自問自答
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俺は、どうしたいんだろう。シオンをどうしたいんだろう。わからない。でも、ただ一つ言えることは、
「お前は、離れたくないよ。シオンがどんな答えを出しても。」
とニコッと笑って俺が言うと
「えっ?」
と驚いたシオンの顔を見て、
「ごめんな。気づいてやれなくて。でも、これからの俺たちには必要な事だからこれからはどんどん行ってほしい。俺がアクセルで、シオンがブレーキになってほしい。」
と告げると,
「……ううん。私こそわがまま言ってごめんなさい。……どうしても過去のトラウマが消えなくて……。」
と塞ぎ込んで言うシオンに、
「そんなことないよ。俺はもっと早く気づくべきだったんだ!」
「じゃあ……!」
「ああ。2人を連れて一緒に行こう。北西の国の旅に!村長さん!いいですか?」
と尋ねると、
「……ありがとう!カイトくん!!」
シオンは笑顔で言った。この選択が正しいのかなんて俺には分からない。だけど、これが俺の正直な気持ちだ。そして、その気持ちをシオンに伝えてよかったと思う。だって、彼女はこんなにも嬉しそうな顔をしているのだから。
「……さて、そうと決まれば早速出発の準備を始めようか。」
「うん!まずは学園長に報告しないとね!」
とシオンは気を取り直してそう言った。
そうして俺たちの旅が始まった。
「お前は、離れたくないよ。シオンがどんな答えを出しても。」
とニコッと笑って俺が言うと
「えっ?」
と驚いたシオンの顔を見て、
「ごめんな。気づいてやれなくて。でも、これからの俺たちには必要な事だからこれからはどんどん行ってほしい。俺がアクセルで、シオンがブレーキになってほしい。」
と告げると,
「……ううん。私こそわがまま言ってごめんなさい。……どうしても過去のトラウマが消えなくて……。」
と塞ぎ込んで言うシオンに、
「そんなことないよ。俺はもっと早く気づくべきだったんだ!」
「じゃあ……!」
「ああ。2人を連れて一緒に行こう。北西の国の旅に!村長さん!いいですか?」
と尋ねると、
「……ありがとう!カイトくん!!」
シオンは笑顔で言った。この選択が正しいのかなんて俺には分からない。だけど、これが俺の正直な気持ちだ。そして、その気持ちをシオンに伝えてよかったと思う。だって、彼女はこんなにも嬉しそうな顔をしているのだから。
「……さて、そうと決まれば早速出発の準備を始めようか。」
「うん!まずは学園長に報告しないとね!」
とシオンは気を取り直してそう言った。
そうして俺たちの旅が始まった。
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