イマジナリー彼氏と別れたい

七瀬蓮

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夕方

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「そろそろ新幹線の時間だよね……。またこっちにきたら連絡して欲しいな。」



と、莉音は可愛くおねだりしてきた。


「もちろん!莉音くんとまた会えるの楽しみにしてるね!今日すっごく楽しかった!ありがとう!」


とお礼を告げて、真昼は改札を抜けようとすると、莉音に手を掴まれて、



「真昼ちゃん!今日会ったばかりの人にこんなこと言うのもアレなんだけど……。俺真昼ちゃんのことが好き!だから、俺ともしよければ俺と付き合ってください。押しがいても許容はするし、俺も同じ人を好きになれたらって思うから……。」


と耳まで真っ赤にして言う莉音に、



「私でよければ付き合ってください。今日すごく楽しく過ごせたのは、莉音くんのおかげだから。じゃあ、また帰ったら連絡するね!」


と言い真昼は新幹線に乗った。
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