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好きの違い
「えっと。あの。」
「そうですよね。急に言われても困りますよね。」
「ちょっとビックリしちゃって。」
「すみません!」
「え!そんな謝らないで!こっちこそこういうのに慣れてなくてごめん!なんかちょっと。どうしたらいいのか!いや。違う。あ~も~私。ホントダメだぁ。」
自分が告白したわけじゃないのに。
なぜかドキドキが凄すぎて胸がはち切れそう!
「美香さんのそういう純粋で可愛い所も好きっす!」
「え。わ。やめて!なんかホント恥ずかしいきら!あわわ。」
「あ。すみません!」
「ちがっ。えっと。」
「返事は今すぐじゃなくていいんで。」
「え?」
「考えといてもらえませんか?」
「あ。うん。」
そういうものなの?
私必死にどうお返事したらいいものなのかって考えちゃってた。
「よろしくお願いします!」
そう言って小林君は畳途中の洗濯物をばっと抱えて行っちゃった。
うわぁ~!!
今のはなんだったの!?
一人になって改めて思い出してまたパニック!
小林君が私のことを好き!?
いつ?どのように?どこを?
頭大混乱!胸破裂寸前!
そして…ち~ん!
放心状態。
「美香?」
「…。」
「み~かってばぁ!」
「わ!さっちゃん!ビックリした~。」
「あまりにもの無反応にこっちがビックリだわよ!」
「えっあっ。ごめん。」
「どうしたの?」
「な、なんでもない!なんでもないよ!」
「あのさ~分かりやす過ぎなんだけど。」
「へ?」
「ずっと帰ってこないなぁと思ったら。」
「え?今何時?」
「もう11時。」
うそ。私そんなに時が止まってたの?
「とりあえず部屋戻ろうか。」
「うん。」
「そしてゆ~っくりと話聞かせてもらうからね!」
結局全部話してしまったぁ。
さっちゃんの質問攻めすごかったぁ。
「なるほど!よくわかりました。」
「は、はい。」
「で?どうするの?」
「どうするって言われてもぉ。どうしましょ?」
「まずさ。美香は小林君のこと好きなの?」
「ん~。好き?だけど。」
「だけど?」
好き?だって嫌いな所はない。
でも漫画に出てくるようなトキメキみたいな感じではない気がする。
「ん~よくわかんない!」
「じゃ。断りなよ。」
「え!なんで!?」
なんで急にそういう結論に!?
ついていけない!
「だって美香は小林君のこと好きじゃないもん!」
「そ、そんなことないよ?いつも優しくしてくれるし。」
「優しい=好きじゃないから。」
「そ、そうなの?」
「それに美香もホントに好きなら分かんないとか迷う必要もないし。」
「確かに。それはそうかも。でも。」
「多分美香は今恋したいって思ってて。」
「うん。」
「初めて告白されたから浮かれてて。」
「う。はい。」
「舞い上がってて。」
「は、はい。」
「小林君優しくていい子だしいいかも!って思ってるかもだけど。」
「全くその通りです。」
「それ違うよ。」
「え?」
「相手にとっても失礼だし。後々自分も後悔すると思う。」
「…。」
「自分から好きって言いたいって思える人。告白されて迷いなくすぐにはい!って応えられる人。そういう人じやまなきゃダメだよ。」
「さっちゃん。」
「ま~これはあたしの経験上の話だけど。」
「経験。」
「もしかしたら付き合っていくうちに好きになるかもなんて甘いんだよねぇ。お互い辛い思いするだけ。」
「さっちゃん辛い経験もしてきてたんだね。う~。」
「今はあたしの話はいいの!とにかくもう一回よく考えて早めにちゃんと小林君に伝えた方がいいよ!」
「そうする。ありがとう!」
「うん!あ。」
「なに?」
「相手がかわいそうだからとか思っちゃダメだからね!」
「え。」
「断る時は心を鬼にしてしっかり言いなさい!それが全力で想いを伝えてくれた相手への礼儀!」
「うん。分かった。」
さっきの好きって言われた時のドキドキは。
本当の恋のドキドキではなくて。
きっと初めてのことでビックリしてしまったからなんだぁ。
小林君はいい子だし。
こんな私のことを好きって言ってくれて嬉しかったけど。
恋の好きとはやっぱり違う。
好きって。恋って難しいなぁ。
「そうですよね。急に言われても困りますよね。」
「ちょっとビックリしちゃって。」
「すみません!」
「え!そんな謝らないで!こっちこそこういうのに慣れてなくてごめん!なんかちょっと。どうしたらいいのか!いや。違う。あ~も~私。ホントダメだぁ。」
自分が告白したわけじゃないのに。
なぜかドキドキが凄すぎて胸がはち切れそう!
「美香さんのそういう純粋で可愛い所も好きっす!」
「え。わ。やめて!なんかホント恥ずかしいきら!あわわ。」
「あ。すみません!」
「ちがっ。えっと。」
「返事は今すぐじゃなくていいんで。」
「え?」
「考えといてもらえませんか?」
「あ。うん。」
そういうものなの?
私必死にどうお返事したらいいものなのかって考えちゃってた。
「よろしくお願いします!」
そう言って小林君は畳途中の洗濯物をばっと抱えて行っちゃった。
うわぁ~!!
今のはなんだったの!?
一人になって改めて思い出してまたパニック!
小林君が私のことを好き!?
いつ?どのように?どこを?
頭大混乱!胸破裂寸前!
そして…ち~ん!
放心状態。
「美香?」
「…。」
「み~かってばぁ!」
「わ!さっちゃん!ビックリした~。」
「あまりにもの無反応にこっちがビックリだわよ!」
「えっあっ。ごめん。」
「どうしたの?」
「な、なんでもない!なんでもないよ!」
「あのさ~分かりやす過ぎなんだけど。」
「へ?」
「ずっと帰ってこないなぁと思ったら。」
「え?今何時?」
「もう11時。」
うそ。私そんなに時が止まってたの?
「とりあえず部屋戻ろうか。」
「うん。」
「そしてゆ~っくりと話聞かせてもらうからね!」
結局全部話してしまったぁ。
さっちゃんの質問攻めすごかったぁ。
「なるほど!よくわかりました。」
「は、はい。」
「で?どうするの?」
「どうするって言われてもぉ。どうしましょ?」
「まずさ。美香は小林君のこと好きなの?」
「ん~。好き?だけど。」
「だけど?」
好き?だって嫌いな所はない。
でも漫画に出てくるようなトキメキみたいな感じではない気がする。
「ん~よくわかんない!」
「じゃ。断りなよ。」
「え!なんで!?」
なんで急にそういう結論に!?
ついていけない!
「だって美香は小林君のこと好きじゃないもん!」
「そ、そんなことないよ?いつも優しくしてくれるし。」
「優しい=好きじゃないから。」
「そ、そうなの?」
「それに美香もホントに好きなら分かんないとか迷う必要もないし。」
「確かに。それはそうかも。でも。」
「多分美香は今恋したいって思ってて。」
「うん。」
「初めて告白されたから浮かれてて。」
「う。はい。」
「舞い上がってて。」
「は、はい。」
「小林君優しくていい子だしいいかも!って思ってるかもだけど。」
「全くその通りです。」
「それ違うよ。」
「え?」
「相手にとっても失礼だし。後々自分も後悔すると思う。」
「…。」
「自分から好きって言いたいって思える人。告白されて迷いなくすぐにはい!って応えられる人。そういう人じやまなきゃダメだよ。」
「さっちゃん。」
「ま~これはあたしの経験上の話だけど。」
「経験。」
「もしかしたら付き合っていくうちに好きになるかもなんて甘いんだよねぇ。お互い辛い思いするだけ。」
「さっちゃん辛い経験もしてきてたんだね。う~。」
「今はあたしの話はいいの!とにかくもう一回よく考えて早めにちゃんと小林君に伝えた方がいいよ!」
「そうする。ありがとう!」
「うん!あ。」
「なに?」
「相手がかわいそうだからとか思っちゃダメだからね!」
「え。」
「断る時は心を鬼にしてしっかり言いなさい!それが全力で想いを伝えてくれた相手への礼儀!」
「うん。分かった。」
さっきの好きって言われた時のドキドキは。
本当の恋のドキドキではなくて。
きっと初めてのことでビックリしてしまったからなんだぁ。
小林君はいい子だし。
こんな私のことを好きって言ってくれて嬉しかったけど。
恋の好きとはやっぱり違う。
好きって。恋って難しいなぁ。
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