28 / 47
お断り
しおりを挟む
「美香~そろそろ起きないと間に合わないよ~。」
「ん~。」
昨日あれから色々考えてたらなかなか寝れなくて。
「ほら!しっかり!」
「わ!こんな時間!急がなきゃ!!」
「準備できた?」
「うん!」
「返事決まった?」
「あ。うん。ちゃんとごめんなさいする。」
「よし。じゃ~いこうか!」
「うん!」
今日もまた激しい1日が始まる。
「ボール拾い!」
「はい!」
「あれ?タイムはかってる?」
「はかってます!」
「着替えどこだ?」
「こっちです!」
「水もうない?」
「今作ってきます!」
ふぇ~寝不足のせいか朝からのこの激しい動きについていけましぇ~ん!
「ふぅ~。」
「やっとちょっと落ち着いたね。」
「うん。なんとか。」
「しっかし。皆よくこの炎天下で動き回ってて倒れないよねぇ。木陰行こう。」
「ホント尊敬する。」
「なんか今日の良太君ワイルドじゃない!?」
「気合い入ってるよね!」
「かっこい~!」
ワイルド?確かにいつもより激しい気がする?
いいのかなぁ?爽やかな部分忘れちゃってるよ~。
「くるみちゃんそんなこと言ってていいの~?水沢くんかわいそ~!」
「いいの!良太君は別枠だもん!」
「きゃはは!」
別枠?そんな特別枠みたいなのってあるの?
くるみちゃんそれはいったいどんな枠なの!?
恋愛初心者には分からないことだらけです。
「そういえば告白されたんでしょ?」
ギクッ!!
え!な、なんで知ってるの!?
「うん。先輩だから断りにくかったけど断ったぁ。」
ビックリしたぁ。くるみちゃんの話かぁ。
「もったいないなぁ~。」
「だって~なんか先輩とキスしてる所とか想像つかないし~。」
「きゃはは!」
き、キス!?
そっか。付き合うってことはそういうことか。
そうだよね。付き合っていればいつかそういう日もくるよね。
小林君と?あんなピュアな高校生と?
わぁ~汚してしまうようでできない!
やっぱりムリだぁ。
「あ!休憩だ!良太君お疲れ様~!」
「おう。」
「なんか今日気合い入ってる!?」
「そうかなぁ?」
「うん!かっこいい!」
「ども!」
「くそ~!相変わらず良太人気だなぁ~。こうしてやる~!」
「わ~先輩苦しいっす!」
「あはは!」
木村良太はモテるし。
キスとか今までにいっぱいしてきたのかなぁ?
は!私ってば何考えてるんだろ!?
でも。きっと付き合ったこととかもいっぱいあって。
その度キスも。
わ~!なんかいやらしい!想像したくない!!
「なんだよ。」
「え?」
「さっきっから。」
く、唇!
思わず見てしまった!
「な、なんでもない!私ボトル作らなきゃなんだった!じゃ~ね!」
なんで私木村良太の想像なんかしちゃってるんだろ?
ふぇ~!ダッシュでその場を逃げてきちゃった。
ダメダメ!部活しっかりやらなきゃ!
「美香さん!自分も半分持ちますよ!」
午前中の練習とお昼ご飯が終わって。
寮のゴミ出しをしていたら急に小林君が現れたの。
「え。あ。大丈夫だよ!」
今日は全然話してなかったからあれ以来初会話。緊張する!!
「持ちます!行きましょう!」
「ありがとう!」
「美香さん。昨日のことなんですけど。」
「…。」
どうしよう!
「もう午後の練習終わったら帰るんで。今返事聞かせてもらってもいいですか?」
「あ。うん。」
え!今!?
ちょっと待ってよ~急すぎるよ~。
「もう一回言わせて下さい!」
「え?」
「俺。美香さんのことが好きっす!俺と付き合って下さい!」
まさかの二回目の告白!
「あの。ご、ごめんなさい!」
「…。」
「えっと。昨日いっぱい考えて。小林君はすごく優しくて。いい子で。ん~っと。」
「美香さん。俺のこと嫌いっすか?」
「え!ま、まさか!」
「じゃぁ。付き合ってみてもし嫌いになったらその時振ってもらって構わないんで。」
ど、どうしよう!
「き、キスできない!」
「…。」
「わ!いや!私何言ってるんだろ!?い、今のはなんでもない!忘れて!」
自分でも意味分からない。何言っちゃってるんだろう!?
「…。つまりあれっすか。男として見れないってことっすよね?」
「え。いゃ。あの。ちゃんと男の子だよ?」
「男の子。」
「ん。」
「高校生だからっすか?」
「え?」
「俺がもっと大人っぽくなったらいいんすか!?」
「え。ちょ。小林君?」
痛い。両腕を強くつかまれる。
「す、すみません。」
「…ううん。」
「わかりました。」
そう言って行ってしまった。
わかりましたってことはちゃんと伝わったってことだよね。
はぁ~緊張したぁ。
力が抜けてその場にしゃがみこんでしまったぁ。
も~ダメ~。かなりテンパったぁ。
「あ。美香お帰り~。」
なんとか部屋に到着。
そしてそのままベッドにダイブ。
「ど~したの?」
「言ったよ。」
「小林君に!?」
「ん。」
「うまく言えた?」
「ちゃんとごめんなさいって言ったよ。」
「そっかぁ。ちゃんと言えたんだね。頑張ったね。お疲れ様!」
「緊張しすぎて疲れたぁ~。」
「あは。午後練始まるまで休みな!」
「ん。」
昨日の夜。なんて言おうか色々考えてたけど。
結局上手い言葉見つからなくて。
でも。とりあえず。伝えることは伝えられたかな。
これで良かったんだよね?
せっかく好きって言ってもらえたのに。
なんだか少し寂しい。
この先私に好きって言ってくれる人なんて現れるのかなぁ?
これが最初で最後のチャンスだったらどうしよう。
う~一生独り身かもしれない~。
「ん~。」
昨日あれから色々考えてたらなかなか寝れなくて。
「ほら!しっかり!」
「わ!こんな時間!急がなきゃ!!」
「準備できた?」
「うん!」
「返事決まった?」
「あ。うん。ちゃんとごめんなさいする。」
「よし。じゃ~いこうか!」
「うん!」
今日もまた激しい1日が始まる。
「ボール拾い!」
「はい!」
「あれ?タイムはかってる?」
「はかってます!」
「着替えどこだ?」
「こっちです!」
「水もうない?」
「今作ってきます!」
ふぇ~寝不足のせいか朝からのこの激しい動きについていけましぇ~ん!
「ふぅ~。」
「やっとちょっと落ち着いたね。」
「うん。なんとか。」
「しっかし。皆よくこの炎天下で動き回ってて倒れないよねぇ。木陰行こう。」
「ホント尊敬する。」
「なんか今日の良太君ワイルドじゃない!?」
「気合い入ってるよね!」
「かっこい~!」
ワイルド?確かにいつもより激しい気がする?
いいのかなぁ?爽やかな部分忘れちゃってるよ~。
「くるみちゃんそんなこと言ってていいの~?水沢くんかわいそ~!」
「いいの!良太君は別枠だもん!」
「きゃはは!」
別枠?そんな特別枠みたいなのってあるの?
くるみちゃんそれはいったいどんな枠なの!?
恋愛初心者には分からないことだらけです。
「そういえば告白されたんでしょ?」
ギクッ!!
え!な、なんで知ってるの!?
「うん。先輩だから断りにくかったけど断ったぁ。」
ビックリしたぁ。くるみちゃんの話かぁ。
「もったいないなぁ~。」
「だって~なんか先輩とキスしてる所とか想像つかないし~。」
「きゃはは!」
き、キス!?
そっか。付き合うってことはそういうことか。
そうだよね。付き合っていればいつかそういう日もくるよね。
小林君と?あんなピュアな高校生と?
わぁ~汚してしまうようでできない!
やっぱりムリだぁ。
「あ!休憩だ!良太君お疲れ様~!」
「おう。」
「なんか今日気合い入ってる!?」
「そうかなぁ?」
「うん!かっこいい!」
「ども!」
「くそ~!相変わらず良太人気だなぁ~。こうしてやる~!」
「わ~先輩苦しいっす!」
「あはは!」
木村良太はモテるし。
キスとか今までにいっぱいしてきたのかなぁ?
は!私ってば何考えてるんだろ!?
でも。きっと付き合ったこととかもいっぱいあって。
その度キスも。
わ~!なんかいやらしい!想像したくない!!
「なんだよ。」
「え?」
「さっきっから。」
く、唇!
思わず見てしまった!
「な、なんでもない!私ボトル作らなきゃなんだった!じゃ~ね!」
なんで私木村良太の想像なんかしちゃってるんだろ?
ふぇ~!ダッシュでその場を逃げてきちゃった。
ダメダメ!部活しっかりやらなきゃ!
「美香さん!自分も半分持ちますよ!」
午前中の練習とお昼ご飯が終わって。
寮のゴミ出しをしていたら急に小林君が現れたの。
「え。あ。大丈夫だよ!」
今日は全然話してなかったからあれ以来初会話。緊張する!!
「持ちます!行きましょう!」
「ありがとう!」
「美香さん。昨日のことなんですけど。」
「…。」
どうしよう!
「もう午後の練習終わったら帰るんで。今返事聞かせてもらってもいいですか?」
「あ。うん。」
え!今!?
ちょっと待ってよ~急すぎるよ~。
「もう一回言わせて下さい!」
「え?」
「俺。美香さんのことが好きっす!俺と付き合って下さい!」
まさかの二回目の告白!
「あの。ご、ごめんなさい!」
「…。」
「えっと。昨日いっぱい考えて。小林君はすごく優しくて。いい子で。ん~っと。」
「美香さん。俺のこと嫌いっすか?」
「え!ま、まさか!」
「じゃぁ。付き合ってみてもし嫌いになったらその時振ってもらって構わないんで。」
ど、どうしよう!
「き、キスできない!」
「…。」
「わ!いや!私何言ってるんだろ!?い、今のはなんでもない!忘れて!」
自分でも意味分からない。何言っちゃってるんだろう!?
「…。つまりあれっすか。男として見れないってことっすよね?」
「え。いゃ。あの。ちゃんと男の子だよ?」
「男の子。」
「ん。」
「高校生だからっすか?」
「え?」
「俺がもっと大人っぽくなったらいいんすか!?」
「え。ちょ。小林君?」
痛い。両腕を強くつかまれる。
「す、すみません。」
「…ううん。」
「わかりました。」
そう言って行ってしまった。
わかりましたってことはちゃんと伝わったってことだよね。
はぁ~緊張したぁ。
力が抜けてその場にしゃがみこんでしまったぁ。
も~ダメ~。かなりテンパったぁ。
「あ。美香お帰り~。」
なんとか部屋に到着。
そしてそのままベッドにダイブ。
「ど~したの?」
「言ったよ。」
「小林君に!?」
「ん。」
「うまく言えた?」
「ちゃんとごめんなさいって言ったよ。」
「そっかぁ。ちゃんと言えたんだね。頑張ったね。お疲れ様!」
「緊張しすぎて疲れたぁ~。」
「あは。午後練始まるまで休みな!」
「ん。」
昨日の夜。なんて言おうか色々考えてたけど。
結局上手い言葉見つからなくて。
でも。とりあえず。伝えることは伝えられたかな。
これで良かったんだよね?
せっかく好きって言ってもらえたのに。
なんだか少し寂しい。
この先私に好きって言ってくれる人なんて現れるのかなぁ?
これが最初で最後のチャンスだったらどうしよう。
う~一生独り身かもしれない~。
0
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
『冷徹社長の秘書をしていたら、いつの間にか専属の妻に選ばれました』
鍛高譚
恋愛
秘書課に異動してきた相沢結衣は、
仕事一筋で冷徹と噂される社長・西園寺蓮の専属秘書を務めることになる。
厳しい指示、膨大な業務、容赦のない会議――
最初はただ必死に食らいつくだけの日々だった。
だが、誰よりも真剣に仕事と向き合う蓮の姿に触れるうち、
結衣は秘書としての誇りを胸に、確かな成長を遂げていく。
そして、蓮もまた陰で彼女を支える姿勢と誠実な仕事ぶりに心を動かされ、
次第に結衣は“ただの秘書”ではなく、唯一無二の存在になっていく。
同期の嫉妬による妨害、ライバル会社の不正、社内の疑惑。
数々の試練が二人を襲うが――
蓮は揺るがない意志で結衣を守り抜き、
結衣もまた社長としてではなく、一人の男性として蓮を信じ続けた。
そしてある夜、蓮がようやく口にした言葉は、
秘書と社長の関係を静かに越えていく。
「これからの人生も、そばで支えてほしい。」
それは、彼が初めて見せた弱さであり、
結衣だけに向けた真剣な想いだった。
秘書として。
一人の女性として。
結衣は蓮の差し伸べた未来を、涙と共に受け取る――。
仕事も恋も全力で駆け抜ける、
“冷徹社長×秘書”のじれ甘オフィスラブストーリー、ここに完結。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
俺を信じろ〜財閥俺様御曹司とのニューヨークでの熱い夜
ラヴ KAZU
恋愛
二年間付き合った恋人に振られた亜紀は傷心旅行でニューヨークへ旅立つ。
そこで東條ホールディングス社長東條理樹にはじめてを捧げてしまう。結婚を約束するも日本に戻ると連絡を貰えず、会社へ乗り込むも、
理樹は亜紀の父親の会社を倒産に追い込んだ東條財閥東條理三郎の息子だった。
しかも理樹には婚約者がいたのである。
全てを捧げた相手の真実を知り翻弄される亜紀。
二人は結婚出来るのであろうか。
あなたと恋に落ちるまで~御曹司は、一途に私に恋をする~
けいこ
恋愛
カフェも併設されたオシャレなパン屋で働く私は、大好きなパンに囲まれて幸せな日々を送っていた。
ただ…
トラウマを抱え、恋愛が上手く出来ない私。
誰かを好きになりたいのに傷つくのが怖いって言う恋愛こじらせ女子。
いや…もう女子と言える年齢ではない。
キラキラドキドキした恋愛はしたい…
結婚もしなきゃいけないと…思ってはいる25歳。
最近、パン屋に来てくれるようになったスーツ姿のイケメン過ぎる男性。
彼が百貨店などを幅広く経営する榊グループの社長で御曹司とわかり、店のみんなが騒ぎ出して…
そんな人が、
『「杏」のパンを、時々会社に配達してもらいたい』
だなんて、私を指名してくれて…
そして…
スーパーで買ったイチゴを落としてしまったバカな私を、必死に走って追いかけ、届けてくれた20歳の可愛い系イケメン君には、
『今度、一緒にテーマパーク行って下さい。この…メロンパンと塩パンとカフェオレのお礼したいから』
って、誘われた…
いったい私に何が起こっているの?
パン屋に出入りする同年齢の爽やかイケメン、パン屋の明るい美人店長、バイトの可愛い女の子…
たくさんの個性溢れる人々に関わる中で、私の平凡過ぎる毎日が変わっていくのがわかる。
誰かを思いっきり好きになって…
甘えてみても…いいですか?
※after story別作品で公開中(同じタイトル)
その出会い、運命につき。
あさの紅茶
恋愛
背が高いことがコンプレックスの平野つばさが働く薬局に、つばさよりも背の高い胡桃洋平がやってきた。かっこよかったなと思っていたところ、雨の日にまさかの再会。そしてご飯を食べに行くことに。知れば知るほど彼を好きになってしまうつばさ。そんなある日、洋平と背の低い可愛らしい女性が歩いているところを偶然目撃。しかもその女性の名字も“胡桃”だった。つばさの恋はまさか不倫?!悩むつばさに洋平から次のお誘いが……。
結婚直後にとある理由で離婚を申し出ましたが、 別れてくれないどころか次期社長の同期に執着されて愛されています
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「結婚したらこっちのもんだ。
絶対に離婚届に判なんて押さないからな」
既婚マウントにキレて勢いで同期の紘希と結婚した純華。
まあ、悪い人ではないし、などと脳天気にかまえていたが。
紘希が我が社の御曹司だと知って、事態は一転!
純華の誰にも言えない事情で、紘希は絶対に結婚してはいけない相手だった。
離婚を申し出るが、紘希は取り合ってくれない。
それどころか紘希に溺愛され、惹かれていく。
このままでは紘希の弱点になる。
わかっているけれど……。
瑞木純華
みずきすみか
28
イベントデザイン部係長
姉御肌で面倒見がいいのが、長所であり弱点
おかげで、いつも多数の仕事を抱えがち
後輩女子からは慕われるが、男性とは縁がない
恋に関しては夢見がち
×
矢崎紘希
やざきひろき
28
営業部課長
一般社員に擬態してるが、会長は母方の祖父で次期社長
サバサバした爽やかくん
実体は押しが強くて粘着質
秘密を抱えたまま、あなたを好きになっていいですか……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる