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お断り
「美香~そろそろ起きないと間に合わないよ~。」
「ん~。」
昨日あれから色々考えてたらなかなか寝れなくて。
「ほら!しっかり!」
「わ!こんな時間!急がなきゃ!!」
「準備できた?」
「うん!」
「返事決まった?」
「あ。うん。ちゃんとごめんなさいする。」
「よし。じゃ~いこうか!」
「うん!」
今日もまた激しい1日が始まる。
「ボール拾い!」
「はい!」
「あれ?タイムはかってる?」
「はかってます!」
「着替えどこだ?」
「こっちです!」
「水もうない?」
「今作ってきます!」
ふぇ~寝不足のせいか朝からのこの激しい動きについていけましぇ~ん!
「ふぅ~。」
「やっとちょっと落ち着いたね。」
「うん。なんとか。」
「しっかし。皆よくこの炎天下で動き回ってて倒れないよねぇ。木陰行こう。」
「ホント尊敬する。」
「なんか今日の良太君ワイルドじゃない!?」
「気合い入ってるよね!」
「かっこい~!」
ワイルド?確かにいつもより激しい気がする?
いいのかなぁ?爽やかな部分忘れちゃってるよ~。
「くるみちゃんそんなこと言ってていいの~?水沢くんかわいそ~!」
「いいの!良太君は別枠だもん!」
「きゃはは!」
別枠?そんな特別枠みたいなのってあるの?
くるみちゃんそれはいったいどんな枠なの!?
恋愛初心者には分からないことだらけです。
「そういえば告白されたんでしょ?」
ギクッ!!
え!な、なんで知ってるの!?
「うん。先輩だから断りにくかったけど断ったぁ。」
ビックリしたぁ。くるみちゃんの話かぁ。
「もったいないなぁ~。」
「だって~なんか先輩とキスしてる所とか想像つかないし~。」
「きゃはは!」
き、キス!?
そっか。付き合うってことはそういうことか。
そうだよね。付き合っていればいつかそういう日もくるよね。
小林君と?あんなピュアな高校生と?
わぁ~汚してしまうようでできない!
やっぱりムリだぁ。
「あ!休憩だ!良太君お疲れ様~!」
「おう。」
「なんか今日気合い入ってる!?」
「そうかなぁ?」
「うん!かっこいい!」
「ども!」
「くそ~!相変わらず良太人気だなぁ~。こうしてやる~!」
「わ~先輩苦しいっす!」
「あはは!」
木村良太はモテるし。
キスとか今までにいっぱいしてきたのかなぁ?
は!私ってば何考えてるんだろ!?
でも。きっと付き合ったこととかもいっぱいあって。
その度キスも。
わ~!なんかいやらしい!想像したくない!!
「なんだよ。」
「え?」
「さっきっから。」
く、唇!
思わず見てしまった!
「な、なんでもない!私ボトル作らなきゃなんだった!じゃ~ね!」
なんで私木村良太の想像なんかしちゃってるんだろ?
ふぇ~!ダッシュでその場を逃げてきちゃった。
ダメダメ!部活しっかりやらなきゃ!
「美香さん!自分も半分持ちますよ!」
午前中の練習とお昼ご飯が終わって。
寮のゴミ出しをしていたら急に小林君が現れたの。
「え。あ。大丈夫だよ!」
今日は全然話してなかったからあれ以来初会話。緊張する!!
「持ちます!行きましょう!」
「ありがとう!」
「美香さん。昨日のことなんですけど。」
「…。」
どうしよう!
「もう午後の練習終わったら帰るんで。今返事聞かせてもらってもいいですか?」
「あ。うん。」
え!今!?
ちょっと待ってよ~急すぎるよ~。
「もう一回言わせて下さい!」
「え?」
「俺。美香さんのことが好きっす!俺と付き合って下さい!」
まさかの二回目の告白!
「あの。ご、ごめんなさい!」
「…。」
「えっと。昨日いっぱい考えて。小林君はすごく優しくて。いい子で。ん~っと。」
「美香さん。俺のこと嫌いっすか?」
「え!ま、まさか!」
「じゃぁ。付き合ってみてもし嫌いになったらその時振ってもらって構わないんで。」
ど、どうしよう!
「き、キスできない!」
「…。」
「わ!いや!私何言ってるんだろ!?い、今のはなんでもない!忘れて!」
自分でも意味分からない。何言っちゃってるんだろう!?
「…。つまりあれっすか。男として見れないってことっすよね?」
「え。いゃ。あの。ちゃんと男の子だよ?」
「男の子。」
「ん。」
「高校生だからっすか?」
「え?」
「俺がもっと大人っぽくなったらいいんすか!?」
「え。ちょ。小林君?」
痛い。両腕を強くつかまれる。
「す、すみません。」
「…ううん。」
「わかりました。」
そう言って行ってしまった。
わかりましたってことはちゃんと伝わったってことだよね。
はぁ~緊張したぁ。
力が抜けてその場にしゃがみこんでしまったぁ。
も~ダメ~。かなりテンパったぁ。
「あ。美香お帰り~。」
なんとか部屋に到着。
そしてそのままベッドにダイブ。
「ど~したの?」
「言ったよ。」
「小林君に!?」
「ん。」
「うまく言えた?」
「ちゃんとごめんなさいって言ったよ。」
「そっかぁ。ちゃんと言えたんだね。頑張ったね。お疲れ様!」
「緊張しすぎて疲れたぁ~。」
「あは。午後練始まるまで休みな!」
「ん。」
昨日の夜。なんて言おうか色々考えてたけど。
結局上手い言葉見つからなくて。
でも。とりあえず。伝えることは伝えられたかな。
これで良かったんだよね?
せっかく好きって言ってもらえたのに。
なんだか少し寂しい。
この先私に好きって言ってくれる人なんて現れるのかなぁ?
これが最初で最後のチャンスだったらどうしよう。
う~一生独り身かもしれない~。
「ん~。」
昨日あれから色々考えてたらなかなか寝れなくて。
「ほら!しっかり!」
「わ!こんな時間!急がなきゃ!!」
「準備できた?」
「うん!」
「返事決まった?」
「あ。うん。ちゃんとごめんなさいする。」
「よし。じゃ~いこうか!」
「うん!」
今日もまた激しい1日が始まる。
「ボール拾い!」
「はい!」
「あれ?タイムはかってる?」
「はかってます!」
「着替えどこだ?」
「こっちです!」
「水もうない?」
「今作ってきます!」
ふぇ~寝不足のせいか朝からのこの激しい動きについていけましぇ~ん!
「ふぅ~。」
「やっとちょっと落ち着いたね。」
「うん。なんとか。」
「しっかし。皆よくこの炎天下で動き回ってて倒れないよねぇ。木陰行こう。」
「ホント尊敬する。」
「なんか今日の良太君ワイルドじゃない!?」
「気合い入ってるよね!」
「かっこい~!」
ワイルド?確かにいつもより激しい気がする?
いいのかなぁ?爽やかな部分忘れちゃってるよ~。
「くるみちゃんそんなこと言ってていいの~?水沢くんかわいそ~!」
「いいの!良太君は別枠だもん!」
「きゃはは!」
別枠?そんな特別枠みたいなのってあるの?
くるみちゃんそれはいったいどんな枠なの!?
恋愛初心者には分からないことだらけです。
「そういえば告白されたんでしょ?」
ギクッ!!
え!な、なんで知ってるの!?
「うん。先輩だから断りにくかったけど断ったぁ。」
ビックリしたぁ。くるみちゃんの話かぁ。
「もったいないなぁ~。」
「だって~なんか先輩とキスしてる所とか想像つかないし~。」
「きゃはは!」
き、キス!?
そっか。付き合うってことはそういうことか。
そうだよね。付き合っていればいつかそういう日もくるよね。
小林君と?あんなピュアな高校生と?
わぁ~汚してしまうようでできない!
やっぱりムリだぁ。
「あ!休憩だ!良太君お疲れ様~!」
「おう。」
「なんか今日気合い入ってる!?」
「そうかなぁ?」
「うん!かっこいい!」
「ども!」
「くそ~!相変わらず良太人気だなぁ~。こうしてやる~!」
「わ~先輩苦しいっす!」
「あはは!」
木村良太はモテるし。
キスとか今までにいっぱいしてきたのかなぁ?
は!私ってば何考えてるんだろ!?
でも。きっと付き合ったこととかもいっぱいあって。
その度キスも。
わ~!なんかいやらしい!想像したくない!!
「なんだよ。」
「え?」
「さっきっから。」
く、唇!
思わず見てしまった!
「な、なんでもない!私ボトル作らなきゃなんだった!じゃ~ね!」
なんで私木村良太の想像なんかしちゃってるんだろ?
ふぇ~!ダッシュでその場を逃げてきちゃった。
ダメダメ!部活しっかりやらなきゃ!
「美香さん!自分も半分持ちますよ!」
午前中の練習とお昼ご飯が終わって。
寮のゴミ出しをしていたら急に小林君が現れたの。
「え。あ。大丈夫だよ!」
今日は全然話してなかったからあれ以来初会話。緊張する!!
「持ちます!行きましょう!」
「ありがとう!」
「美香さん。昨日のことなんですけど。」
「…。」
どうしよう!
「もう午後の練習終わったら帰るんで。今返事聞かせてもらってもいいですか?」
「あ。うん。」
え!今!?
ちょっと待ってよ~急すぎるよ~。
「もう一回言わせて下さい!」
「え?」
「俺。美香さんのことが好きっす!俺と付き合って下さい!」
まさかの二回目の告白!
「あの。ご、ごめんなさい!」
「…。」
「えっと。昨日いっぱい考えて。小林君はすごく優しくて。いい子で。ん~っと。」
「美香さん。俺のこと嫌いっすか?」
「え!ま、まさか!」
「じゃぁ。付き合ってみてもし嫌いになったらその時振ってもらって構わないんで。」
ど、どうしよう!
「き、キスできない!」
「…。」
「わ!いや!私何言ってるんだろ!?い、今のはなんでもない!忘れて!」
自分でも意味分からない。何言っちゃってるんだろう!?
「…。つまりあれっすか。男として見れないってことっすよね?」
「え。いゃ。あの。ちゃんと男の子だよ?」
「男の子。」
「ん。」
「高校生だからっすか?」
「え?」
「俺がもっと大人っぽくなったらいいんすか!?」
「え。ちょ。小林君?」
痛い。両腕を強くつかまれる。
「す、すみません。」
「…ううん。」
「わかりました。」
そう言って行ってしまった。
わかりましたってことはちゃんと伝わったってことだよね。
はぁ~緊張したぁ。
力が抜けてその場にしゃがみこんでしまったぁ。
も~ダメ~。かなりテンパったぁ。
「あ。美香お帰り~。」
なんとか部屋に到着。
そしてそのままベッドにダイブ。
「ど~したの?」
「言ったよ。」
「小林君に!?」
「ん。」
「うまく言えた?」
「ちゃんとごめんなさいって言ったよ。」
「そっかぁ。ちゃんと言えたんだね。頑張ったね。お疲れ様!」
「緊張しすぎて疲れたぁ~。」
「あは。午後練始まるまで休みな!」
「ん。」
昨日の夜。なんて言おうか色々考えてたけど。
結局上手い言葉見つからなくて。
でも。とりあえず。伝えることは伝えられたかな。
これで良かったんだよね?
せっかく好きって言ってもらえたのに。
なんだか少し寂しい。
この先私に好きって言ってくれる人なんて現れるのかなぁ?
これが最初で最後のチャンスだったらどうしよう。
う~一生独り身かもしれない~。
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