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意識
「美香~これから室内のトレーニングだって~。」
「今行く~。」
それからは雨用のメニューで。
小体育館で筋トレ大会!
100回とか。桁がおかしすぎてビックリ。
「よし!チーム対抗戦するぞ~!」
「うい~っす!」
「負けたチームは女子背負ってスクワット50回!!」
「マジかよ~。もうすでに足ヤバい~。」
「軽そうな女子~。」
うわぁ~キツそう。
普通のスクワットでもそんなに出来ないよぉ。
見てられない!
「美香。」
木村良太によばれたの。
「わたし?」
「早く来いよ。」
「でも…前重いって言ってたじゃん。」
「他にいねぇししょうがねぇだろ。」
「う。何それ。どうせ私は残り物ですよ~だ。」
「いいから数えろ。」
「21.22.21。」
「ふざけんな!」
「きゃはは!24.25。」
なんか楽しい!
二回目の木村良太の背中。
「終わったんだから早く降りろ。重い。」
「はいはい。」
「まともに数も数えられねぇのかよ。」
「えへ!」
「えへじゃねぇよ。」
「あはは!」
「笑ってごまかすな。」
「ばれた?」
「ったく。」
「はい!集合!ここで高校生は帰るから挨拶!」
そっかぁ。今日の午後までって言ってたっけ
。
小林君…ごめんね。でもありがとう!
「美香ちゃんいいなぁ~あたしも良太君が良かったぁ~。」
「え?」
「いいじゃん立花先輩だったんだから!」
「ま~ね!」
「贅沢だよ~!」
「きゃはは!」
ん~この手の話にはまだまだついていけない。
「さっちゃん今日も1日お疲れ様~。」
「お疲れ様~。」
今日もなんとか終了してお部屋で一休み。
「いよいよ明日で合宿も終わりだね~。」
「うん!明日は午前中だけだもんね。なんか長かったような短かったような。」
「だね!」
「うん!」
「美香は合宿どうだった?」
「ん~やっぱり人生初合宿は初めてなことだらけで大変だったけど。1日の流れとかも分かってきたし。次回の合宿にはこの経験をしっかりと活かして。」
「いやいやそんな真面目な回答いらないから!」
「へ?」
「この合宿での恋の話を聞いているの!」
「え~。」
「まぁ小林君とのことでちょっとは成長したかな?けど!美香自身が好きな人見つけないと意味なぁ~い!」
「は、はい。」
「ドキッとしたりとか。この人かもとかなかったの!?」
「ん~。こばや。」
「小林君以外で!」
「ん~。あ。あのさぁ。意識してるって何?」
「え?」
「意識するってなんだろ?」
「え!美香誰のこと意識してるの!?」
「いや。私はしてるつもりはないんだけど。」
あれ?でもくるみちゃんとかのキスの話を聞いた後とか木村良太の唇見ちゃったりしてたかも。
あれって意識に入るのかなぁ?
「けど?」
「見たりしちゃうのも意識?」
「意識!意識!」
「じゃ~木村良太が言ってたみたいに意識はあるのかも?」
「良太君!?」
「うん。」
「え!ホントに!?」
「うん。」
「ん?でも良太君が言ってたってどういうこと?」
「意識してるの?って言われた。」
「で!美香はなんてこたえたの?」
「なんだかよく意味が分からなくて。またつっかかってきてるのかなぁとか思ってたら。ば~かって言われた。」
「なにやってんのよも~。」
「ん?」
「とにかく!美香が良太君のこと意識しだしたって自覚したことが進歩だよ!」
「進歩?」
「そう!まずは意識することから始まって好きになっていくんだから!」
「え。ちょっと待って!それじゃ~まるで私が木村良太のことを好きになるみたいじゃん!」
「そうだよ!」
「そうだよって。」
「なんで?いいじゃん!」
「よくないよ~。」
「なんでよ~。」
「なんか違う気がする。」
「何が違うの?二次元とってこと?」
「それもそうだけど。私の好きな人のイメージは。優しくって!守ってくれるような王子様で!木村良太は意地悪で。守るどころか突き放すような感じだし。全然王子様じゃないもん。」
「そ~かなぁ?」
「うん。」
「けど足怪我した時わざわざ家まで送ってくるたじゃん!優しいじゃん!」
「あれは。怪我人に優しくするのは普通でしょ。」
「いやいや。美香だったからだっつ~の。」
「ん?」
「とにかく!意識し出したんだったら今後は良太君に絞って行こう!」
「え~!」
確かに少し意識はしてるかもだけど。
もし意識→好きになるのだとしたら。
あ~!ないない!!
木村良太なんてありえない!!
「あら。美香お帰り~。」
「ただいま~。」
「合宿疲れたでしょ~。」
「うん。」
体力的というより色んなことがあって精神的に疲れたぁ。
「美香お土産は?」
「あ。お父さん。今回は旅行とかじゃないからお土産はないょ。」
「じゃ~みかねぇ土産話は!?」
「特にこれと言って。」
うわ!小林君に告白されたこと思い出しちゃった!
「なになに~?もしかして良太君と進展あったの!?」
「ま~ちゃん!いつの間に合流!?」
「あら。良太君って前にうちまで送ってくれた子よね?」
「爽やかな青年だったなぁ~!お父さんああいう子だったらいいそ!」
「いやいや。何もないから!」
「でもさ~合宿とかって恋が芽生えたりするよね!」
「え?」
「あたしもサークルの合宿行った時とか色々あったなぁ!」
「色々って!?」
「かなにはまだ早いかなぁ~。」
え!?早いって一体どんなことがあったのよ!?
「香奈だって彼氏しるもん!」
「こら。香奈軽はずみな行動はダメだぞ!」
「分かってるってぇ。まだキスとかまでだから大丈夫!」
「それぐらいならね!」
母親としてそこは許せるラインなの!?
き、キスだよ!?
うわ!なんでまた木村良太の顔が!
やだやだ!!
「みかねぇなんか妄想してる?」
「し、してない!お風呂入って寝る!お休み!」
もうこの一家の恋愛トークにはついていけません!!
「今行く~。」
それからは雨用のメニューで。
小体育館で筋トレ大会!
100回とか。桁がおかしすぎてビックリ。
「よし!チーム対抗戦するぞ~!」
「うい~っす!」
「負けたチームは女子背負ってスクワット50回!!」
「マジかよ~。もうすでに足ヤバい~。」
「軽そうな女子~。」
うわぁ~キツそう。
普通のスクワットでもそんなに出来ないよぉ。
見てられない!
「美香。」
木村良太によばれたの。
「わたし?」
「早く来いよ。」
「でも…前重いって言ってたじゃん。」
「他にいねぇししょうがねぇだろ。」
「う。何それ。どうせ私は残り物ですよ~だ。」
「いいから数えろ。」
「21.22.21。」
「ふざけんな!」
「きゃはは!24.25。」
なんか楽しい!
二回目の木村良太の背中。
「終わったんだから早く降りろ。重い。」
「はいはい。」
「まともに数も数えられねぇのかよ。」
「えへ!」
「えへじゃねぇよ。」
「あはは!」
「笑ってごまかすな。」
「ばれた?」
「ったく。」
「はい!集合!ここで高校生は帰るから挨拶!」
そっかぁ。今日の午後までって言ってたっけ
。
小林君…ごめんね。でもありがとう!
「美香ちゃんいいなぁ~あたしも良太君が良かったぁ~。」
「え?」
「いいじゃん立花先輩だったんだから!」
「ま~ね!」
「贅沢だよ~!」
「きゃはは!」
ん~この手の話にはまだまだついていけない。
「さっちゃん今日も1日お疲れ様~。」
「お疲れ様~。」
今日もなんとか終了してお部屋で一休み。
「いよいよ明日で合宿も終わりだね~。」
「うん!明日は午前中だけだもんね。なんか長かったような短かったような。」
「だね!」
「うん!」
「美香は合宿どうだった?」
「ん~やっぱり人生初合宿は初めてなことだらけで大変だったけど。1日の流れとかも分かってきたし。次回の合宿にはこの経験をしっかりと活かして。」
「いやいやそんな真面目な回答いらないから!」
「へ?」
「この合宿での恋の話を聞いているの!」
「え~。」
「まぁ小林君とのことでちょっとは成長したかな?けど!美香自身が好きな人見つけないと意味なぁ~い!」
「は、はい。」
「ドキッとしたりとか。この人かもとかなかったの!?」
「ん~。こばや。」
「小林君以外で!」
「ん~。あ。あのさぁ。意識してるって何?」
「え?」
「意識するってなんだろ?」
「え!美香誰のこと意識してるの!?」
「いや。私はしてるつもりはないんだけど。」
あれ?でもくるみちゃんとかのキスの話を聞いた後とか木村良太の唇見ちゃったりしてたかも。
あれって意識に入るのかなぁ?
「けど?」
「見たりしちゃうのも意識?」
「意識!意識!」
「じゃ~木村良太が言ってたみたいに意識はあるのかも?」
「良太君!?」
「うん。」
「え!ホントに!?」
「うん。」
「ん?でも良太君が言ってたってどういうこと?」
「意識してるの?って言われた。」
「で!美香はなんてこたえたの?」
「なんだかよく意味が分からなくて。またつっかかってきてるのかなぁとか思ってたら。ば~かって言われた。」
「なにやってんのよも~。」
「ん?」
「とにかく!美香が良太君のこと意識しだしたって自覚したことが進歩だよ!」
「進歩?」
「そう!まずは意識することから始まって好きになっていくんだから!」
「え。ちょっと待って!それじゃ~まるで私が木村良太のことを好きになるみたいじゃん!」
「そうだよ!」
「そうだよって。」
「なんで?いいじゃん!」
「よくないよ~。」
「なんでよ~。」
「なんか違う気がする。」
「何が違うの?二次元とってこと?」
「それもそうだけど。私の好きな人のイメージは。優しくって!守ってくれるような王子様で!木村良太は意地悪で。守るどころか突き放すような感じだし。全然王子様じゃないもん。」
「そ~かなぁ?」
「うん。」
「けど足怪我した時わざわざ家まで送ってくるたじゃん!優しいじゃん!」
「あれは。怪我人に優しくするのは普通でしょ。」
「いやいや。美香だったからだっつ~の。」
「ん?」
「とにかく!意識し出したんだったら今後は良太君に絞って行こう!」
「え~!」
確かに少し意識はしてるかもだけど。
もし意識→好きになるのだとしたら。
あ~!ないない!!
木村良太なんてありえない!!
「あら。美香お帰り~。」
「ただいま~。」
「合宿疲れたでしょ~。」
「うん。」
体力的というより色んなことがあって精神的に疲れたぁ。
「美香お土産は?」
「あ。お父さん。今回は旅行とかじゃないからお土産はないょ。」
「じゃ~みかねぇ土産話は!?」
「特にこれと言って。」
うわ!小林君に告白されたこと思い出しちゃった!
「なになに~?もしかして良太君と進展あったの!?」
「ま~ちゃん!いつの間に合流!?」
「あら。良太君って前にうちまで送ってくれた子よね?」
「爽やかな青年だったなぁ~!お父さんああいう子だったらいいそ!」
「いやいや。何もないから!」
「でもさ~合宿とかって恋が芽生えたりするよね!」
「え?」
「あたしもサークルの合宿行った時とか色々あったなぁ!」
「色々って!?」
「かなにはまだ早いかなぁ~。」
え!?早いって一体どんなことがあったのよ!?
「香奈だって彼氏しるもん!」
「こら。香奈軽はずみな行動はダメだぞ!」
「分かってるってぇ。まだキスとかまでだから大丈夫!」
「それぐらいならね!」
母親としてそこは許せるラインなの!?
き、キスだよ!?
うわ!なんでまた木村良太の顔が!
やだやだ!!
「みかねぇなんか妄想してる?」
「し、してない!お風呂入って寝る!お休み!」
もうこの一家の恋愛トークにはついていけません!!
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