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可愛い?
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「またそんなにお土産買い込んだのかよ。」
「うん!お父さんがこういうの好きでね!」
「また袋ちぎれる前に二つに分けとけば。」
「確かにそうだね。そうしよう。」
「片方持つよ。」
「ありがとう!」
「おう!」
なんだか海の力はすごくって。
今日はビーサンを貸してくれたり荷物持ってくれたりいつもより優しい気がする。
「じゃ~ね!」
「楽しかったね!」
「また明日~。」
皆とそれぞれ分かれた帰り道。
オフの日の今日も1日一緒でまた明日からも一緒。
この夏休みはサッカー部の皆といる時間がすごく長いなぁ。
ふぅ~。
この扉を開けて家に帰ったらまた今日はどうだったかぁ~って質問攻めなんだろうなぁ。
気が重い。
「美香!」
「ん?」
あれ?今木村良太に呼ばれたような?
気のせいだよね?
今からのことを思うと幻聴まで聞こえてしまうなんて私もどんだけ恐れているんだか。
「待てって!」
「え?わっ!どうしたの?なんでここに?」
幻聴じゃなかった!
本物だった。ビックリしたぁ。
「これ。」
「あ!お土産!」
「半分持ったまま帰っちゃってた。」
「忘れてた~。明日でも良かったのに。」
「だってお父さん楽しみにしてんだろ?」
「あ。うん。」
それでわざわざ疲れてるのに走って持ってきてくれたの?
まだ海の力は続いてたんだぁ。優しい。
「はい。」
「わ~!わざわざありがとうございます!」
「え!わ!ちょっとお母さん!?」
「ありがとうな。お父さん楽しみにしてたんだよ~。」
「お父さん!?」
「いえ。あの。」
何この展開!?
「汗かいたでしょ~?中で少し涼んで行ったら?」
「せっかくだからお土産も一緒に食べよう!」
「おじゃまします!」
ちょ、ちょっと~!
木村良太もなんであがっちゃうのよ~!
「さ!座って座って!」
「はい!」
「ほら美香。ぼっとしてないでお茶運んで!」
「あ。うん。」
「どれから食べようかなぁ~。」
「これ美味しそうじゃないですか!?」
「本当だ!これにしよう!」
ちょっと~何自然と打ち解けてるのよ~。
「あ!もしかして来てる?」
「ホントだ!良太君いらっしゃい!」
「お邪魔しています!」
あぁ~これで我が家全員集合しちゃったょ。
「あ!お土産だ!」
「いっただっきま~す!それで海どうだった?」
「楽しかったよ。」
「美香ねぇの水着可愛かったでしょ!?」
「え。あ。はい。」
え!可愛かったの!?
ってそんなわけないよね。完全に香奈に言わされてるだけだよね。
「でしょ~!実はあれあたしのなの!」
「そうだったんだ。」
「美香ねぇがどうしても可愛い水着着ていきたいって言うから!」
「えっちょっと!言ってない!そんなこと言ってないよ!」
「でもなんだかんだで真美ちゃんのとすごく迷ってたじゃない!」
「お、お母さん!」
わ~も~やめてよ~!
ここは我が家のはずなに全員敵なの!?
「いや。ホント。可愛かったっす!」
え…今なんて…?
「きゃ~も~美香よかったわね!」
「…。」
「ね!ね!どんなことして遊んだの?」
「ビーチバレーとかサッカーして…。」
ウソでしょ。
今可愛かったって聞こえた。
そういったよね?
どうしよう!
嬉しくって何度もリピートしちゃう!!
でもちょっと待って。舞い上がっちゃったものの。
この状況下。まさかひどかったなんて言えないもんね。お世辞か。
これがいわゆるお世辞ってやつ?
そうだよね。
あの木村良太が私に可愛いなんて言い分けないもんね。
一瞬でも喜んでしまってバカみたい。
「長々とお邪魔してしまいすみませんでした。ありがとうございました!」
「またいつでも来てね!」
「ご馳走さまでした!」
“パタン”
「さ~てと!今日の反省会始めるわよ!」
「も~勘弁してよ~。」
それからまたみっちり二時間の家族会議。
「あら。美香そのストラップはどうしたの?」
「あ。こ、これはさっちゃんがくれて。」
「ん?怪しい!!」
またストラップについて一時間。
「先にこのこと聞いてたら良太君もストラップつけてるかチェックできたのに!」
「つけてないって。」
「なんでよ~?」
「つけるわけないよ。」
「そんなことないでしょ~。」
「そうなんだって。」
「でもさっちゃんもなかなかやるわね!今度はさっちゃんも呼んで一緒に作戦かいぎしないと!」
「もうやめて~!」
「そんなに照れなくっても!」
「照れてるとかじゃなくて。あのね。ホントにただの部活の仲間なの。多分今日だってあんな風に巻き込まれて迷惑してると思うし。だからもうほっといて!」
今日という今日はちゃんと強く言ったぞ!!
「美香…。」
「じゃ~おやすみ。」
ようやく伝わったかなぁ。ほっ。
「でも美香はそれでいいの?」
「いいの!!」
それからまた一時間。
結局あの家族にはなんにも伝わってなかったぁ~。
だめだこりゃ。
「うん!お父さんがこういうの好きでね!」
「また袋ちぎれる前に二つに分けとけば。」
「確かにそうだね。そうしよう。」
「片方持つよ。」
「ありがとう!」
「おう!」
なんだか海の力はすごくって。
今日はビーサンを貸してくれたり荷物持ってくれたりいつもより優しい気がする。
「じゃ~ね!」
「楽しかったね!」
「また明日~。」
皆とそれぞれ分かれた帰り道。
オフの日の今日も1日一緒でまた明日からも一緒。
この夏休みはサッカー部の皆といる時間がすごく長いなぁ。
ふぅ~。
この扉を開けて家に帰ったらまた今日はどうだったかぁ~って質問攻めなんだろうなぁ。
気が重い。
「美香!」
「ん?」
あれ?今木村良太に呼ばれたような?
気のせいだよね?
今からのことを思うと幻聴まで聞こえてしまうなんて私もどんだけ恐れているんだか。
「待てって!」
「え?わっ!どうしたの?なんでここに?」
幻聴じゃなかった!
本物だった。ビックリしたぁ。
「これ。」
「あ!お土産!」
「半分持ったまま帰っちゃってた。」
「忘れてた~。明日でも良かったのに。」
「だってお父さん楽しみにしてんだろ?」
「あ。うん。」
それでわざわざ疲れてるのに走って持ってきてくれたの?
まだ海の力は続いてたんだぁ。優しい。
「はい。」
「わ~!わざわざありがとうございます!」
「え!わ!ちょっとお母さん!?」
「ありがとうな。お父さん楽しみにしてたんだよ~。」
「お父さん!?」
「いえ。あの。」
何この展開!?
「汗かいたでしょ~?中で少し涼んで行ったら?」
「せっかくだからお土産も一緒に食べよう!」
「おじゃまします!」
ちょ、ちょっと~!
木村良太もなんであがっちゃうのよ~!
「さ!座って座って!」
「はい!」
「ほら美香。ぼっとしてないでお茶運んで!」
「あ。うん。」
「どれから食べようかなぁ~。」
「これ美味しそうじゃないですか!?」
「本当だ!これにしよう!」
ちょっと~何自然と打ち解けてるのよ~。
「あ!もしかして来てる?」
「ホントだ!良太君いらっしゃい!」
「お邪魔しています!」
あぁ~これで我が家全員集合しちゃったょ。
「あ!お土産だ!」
「いっただっきま~す!それで海どうだった?」
「楽しかったよ。」
「美香ねぇの水着可愛かったでしょ!?」
「え。あ。はい。」
え!可愛かったの!?
ってそんなわけないよね。完全に香奈に言わされてるだけだよね。
「でしょ~!実はあれあたしのなの!」
「そうだったんだ。」
「美香ねぇがどうしても可愛い水着着ていきたいって言うから!」
「えっちょっと!言ってない!そんなこと言ってないよ!」
「でもなんだかんだで真美ちゃんのとすごく迷ってたじゃない!」
「お、お母さん!」
わ~も~やめてよ~!
ここは我が家のはずなに全員敵なの!?
「いや。ホント。可愛かったっす!」
え…今なんて…?
「きゃ~も~美香よかったわね!」
「…。」
「ね!ね!どんなことして遊んだの?」
「ビーチバレーとかサッカーして…。」
ウソでしょ。
今可愛かったって聞こえた。
そういったよね?
どうしよう!
嬉しくって何度もリピートしちゃう!!
でもちょっと待って。舞い上がっちゃったものの。
この状況下。まさかひどかったなんて言えないもんね。お世辞か。
これがいわゆるお世辞ってやつ?
そうだよね。
あの木村良太が私に可愛いなんて言い分けないもんね。
一瞬でも喜んでしまってバカみたい。
「長々とお邪魔してしまいすみませんでした。ありがとうございました!」
「またいつでも来てね!」
「ご馳走さまでした!」
“パタン”
「さ~てと!今日の反省会始めるわよ!」
「も~勘弁してよ~。」
それからまたみっちり二時間の家族会議。
「あら。美香そのストラップはどうしたの?」
「あ。こ、これはさっちゃんがくれて。」
「ん?怪しい!!」
またストラップについて一時間。
「先にこのこと聞いてたら良太君もストラップつけてるかチェックできたのに!」
「つけてないって。」
「なんでよ~?」
「つけるわけないよ。」
「そんなことないでしょ~。」
「そうなんだって。」
「でもさっちゃんもなかなかやるわね!今度はさっちゃんも呼んで一緒に作戦かいぎしないと!」
「もうやめて~!」
「そんなに照れなくっても!」
「照れてるとかじゃなくて。あのね。ホントにただの部活の仲間なの。多分今日だってあんな風に巻き込まれて迷惑してると思うし。だからもうほっといて!」
今日という今日はちゃんと強く言ったぞ!!
「美香…。」
「じゃ~おやすみ。」
ようやく伝わったかなぁ。ほっ。
「でも美香はそれでいいの?」
「いいの!!」
それからまた一時間。
結局あの家族にはなんにも伝わってなかったぁ~。
だめだこりゃ。
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