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ゴールポスト
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「今日は最終日!皆疲れてると思うが気合い入れていくぞ!!」
「はい!!」
「だいぶチーム固まってきたね!」
「うん!皆すごいね!」
本当にいい感じでチームがまとまってきた。
このままいけば今回のリーグこそ昇格できるんじゃないかなぁ!
「良太いけ!!」
「はい!うわっ。う。…。」
“ザワザワ”
え。今。ゴールポストにぶつかった…?
「良太大丈夫か!?」
「う…。」
「とりあえずベンチに運べ!」
「はい!」
木村良太が運ばれてきた!
え!ど、どうしよう!
「氷!」
「はい!」
「大丈夫か?」
「大丈夫っす。すみません。」
「いや。俺のパスが長すぎた。」
「いえ!ホント大丈夫なんで練習再開しててください!」
いつも練習してたヘディングをしようとして。流れて肩の辺りがポストにぶつかったように見えたけど。
「氷持ってきました!」
「ありがとう!良太君ホント大丈夫?」
「大丈夫っす!ちょっと肩ぶつけただけなんで!」
「良かったぁ。一瞬動かなかったからも~ビックリしたよ~。」
「すみません!」
大丈夫そうに言ってるけど本当に大丈夫なのかなぁ?
「でも念の病院で診てもらったほうがいいよ!」
「そうっすね!明日丁度オフなんで行ってみます!」
「そうだね!」
「はい!」
あ。汗すごい。
その汗って練習の汗?
私が足ひねっちゃった時みたいな変な汗じゃない?
「はい。タオル。」
「おう。…せっかく練習の成果出せる場面だったのにな。」
「そんなことより大丈夫なの?」
「あ~へ~き。しばらく休んだら治りそう。」
「それならいいけど。」
それからしばらくして木村良太は練習に戻ったけど。
どことなく腕をかばってるような気がして。
いつも見ている感じと違うような感じがして。
っていつも見てるとか!うわっ。
ダメダメ!
考えないようにしなきゃ!
「美香ちゃんって確か幸町の方に住んでたよね?」
「はい!」
「駅からちょっと行った所に永田医院ってあるのわかる?」
「知ってます!」
「明日そこに良太君連れて行ってあげてくれる?」
「え?」
「オフなのに悪いけど付き添いお願い!あ。もしかして何か予定あった?」
「いえ。」
「じゃ~お願いね!」
「わかりました。」
「はい!!」
「だいぶチーム固まってきたね!」
「うん!皆すごいね!」
本当にいい感じでチームがまとまってきた。
このままいけば今回のリーグこそ昇格できるんじゃないかなぁ!
「良太いけ!!」
「はい!うわっ。う。…。」
“ザワザワ”
え。今。ゴールポストにぶつかった…?
「良太大丈夫か!?」
「う…。」
「とりあえずベンチに運べ!」
「はい!」
木村良太が運ばれてきた!
え!ど、どうしよう!
「氷!」
「はい!」
「大丈夫か?」
「大丈夫っす。すみません。」
「いや。俺のパスが長すぎた。」
「いえ!ホント大丈夫なんで練習再開しててください!」
いつも練習してたヘディングをしようとして。流れて肩の辺りがポストにぶつかったように見えたけど。
「氷持ってきました!」
「ありがとう!良太君ホント大丈夫?」
「大丈夫っす!ちょっと肩ぶつけただけなんで!」
「良かったぁ。一瞬動かなかったからも~ビックリしたよ~。」
「すみません!」
大丈夫そうに言ってるけど本当に大丈夫なのかなぁ?
「でも念の病院で診てもらったほうがいいよ!」
「そうっすね!明日丁度オフなんで行ってみます!」
「そうだね!」
「はい!」
あ。汗すごい。
その汗って練習の汗?
私が足ひねっちゃった時みたいな変な汗じゃない?
「はい。タオル。」
「おう。…せっかく練習の成果出せる場面だったのにな。」
「そんなことより大丈夫なの?」
「あ~へ~き。しばらく休んだら治りそう。」
「それならいいけど。」
それからしばらくして木村良太は練習に戻ったけど。
どことなく腕をかばってるような気がして。
いつも見ている感じと違うような感じがして。
っていつも見てるとか!うわっ。
ダメダメ!
考えないようにしなきゃ!
「美香ちゃんって確か幸町の方に住んでたよね?」
「はい!」
「駅からちょっと行った所に永田医院ってあるのわかる?」
「知ってます!」
「明日そこに良太君連れて行ってあげてくれる?」
「え?」
「オフなのに悪いけど付き添いお願い!あ。もしかして何か予定あった?」
「いえ。」
「じゃ~お願いね!」
「わかりました。」
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