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顔向けできない
今週末でリーグ戦はおしまい。
もっと木村良太のこと忘れたい。
考える暇がないぐらいがむしゃらに仕事して気持ちを紛らわしたい!
「ふ~。」
「お疲れ様!」
「お疲れ様でした!」
「お!すっげ~ボールピカピカ!ありがとね!」
「えへ!」
とりあえず一心不乱にボールを磨いてみた。
別にこんなこと今日やらなくてもいいことなんだけど。
「美香すごいねぇ。」
「やっぱり綺麗になると気持ちいいね!」
「うん!ってそ~じゃなくて。」
「ん?」
「あたしやっぱり納得いかないんだよね~。」
「さっちゃん?」
「さっきの美香の話。」
「あ~もうその話はいいよ~。」
「よくない!」
「う~。」
「だってさぁ。美香は本人に告白してふられたわけじゃないんでしょ?」
「ま~。それはそうなんだけど。」
「もしかしたら女を求めてないとかって照れ隠しで言っちゃったとか、言葉のはずみとか!」
「いや。そんなプラス思考にはなれないよ。」
「とにかく!あたしは認めないからね!」
「認めないって言われても~。」
「美香!こうなったら告白しちゃいなさい!」
「え~!?励ましてくれるのはすごく嬉しいんだけど。あたしも。その。ふられるって分かってて言うのはさすがに。」
「だから!わからないじゃん!」
「ごめん!!」
「美香。」
もう涙が止まらない。
「ホントさっちゃんには感謝してるの。こんな恋愛超初心者の私に親身になってくれて。」
「…。」
「でも。やっぱり。つらいよ。ダメって分かってて言うなんて。つらすぎるよぉ。」
「美香…。」
「ごめんね。また明日!」
さっちゃんの応援してくれる気持ちに応えられなくてホントにごめんね。
けど。
こればっかりは私がどんだけ頑張ってもどうにかなる問題じゃかいから。
あぁ~だめだぁ~。
帰りの公園のトイレの鏡に写る自分の顔はどう見ても泣き腫らした顔。
こんなんで家帰ったらぜ~ったいまた皆に色々つっこまれるんだろうなぁ。
今日はそれに耐えられそうもない。
はぁ…。
“TLLL”
うわ!まぁちゃんからだぁ。どうしよう。
「も、もしもし?」
「あ!やっと出た!も~今どこ?」
「えっと。」
「早く帰って来なさいよ!」
「ん~。」
「良太君がケーキ買ってきてくれてるよ!」
「え?」
「この前のお礼にって!しゃ!待ってるからね!」
「あ、あの。」
“プープープー”
切れちゃった。
なんでよりによって今日なの?
いくら望みなくても絶対にこんな顔じゃ会えないよぉ。
「あ。美香帰ってきた!」
「ちょっと~美香ねぇ良太さんをどんだけ待たせるのよ~!も~皆でケーキ食べちゃったからね!」
「あ。ごめんね。ごほごほ。ちょっと。体調が。木村良太にもよろしくお伝え下さい。」
「え?ちょっと?美香ねぇ?」
「なに?香菜ど~したの?美香は?」
「かんか体調悪いっておっきなマスクして帰ってきてそのまま部屋行っちゃった。」
「え~。朝は普通に元気だったじゃない?」
「うん。なんかおかしいよね。」
「ケーキなんて言ったらいつもどんだけ熱があっても絶対食べるし!」
「あ。ケーキ食べちゃったって言ったの自分の分まで食べられたと思ってショック受けちゃったのかなぁ。」
「あ~美香ならありえるね。」
「ちょっと良太君ケーキ持っていってあげてくれない?」
「あ。はい!」
「よろしくね~!」
もっと木村良太のこと忘れたい。
考える暇がないぐらいがむしゃらに仕事して気持ちを紛らわしたい!
「ふ~。」
「お疲れ様!」
「お疲れ様でした!」
「お!すっげ~ボールピカピカ!ありがとね!」
「えへ!」
とりあえず一心不乱にボールを磨いてみた。
別にこんなこと今日やらなくてもいいことなんだけど。
「美香すごいねぇ。」
「やっぱり綺麗になると気持ちいいね!」
「うん!ってそ~じゃなくて。」
「ん?」
「あたしやっぱり納得いかないんだよね~。」
「さっちゃん?」
「さっきの美香の話。」
「あ~もうその話はいいよ~。」
「よくない!」
「う~。」
「だってさぁ。美香は本人に告白してふられたわけじゃないんでしょ?」
「ま~。それはそうなんだけど。」
「もしかしたら女を求めてないとかって照れ隠しで言っちゃったとか、言葉のはずみとか!」
「いや。そんなプラス思考にはなれないよ。」
「とにかく!あたしは認めないからね!」
「認めないって言われても~。」
「美香!こうなったら告白しちゃいなさい!」
「え~!?励ましてくれるのはすごく嬉しいんだけど。あたしも。その。ふられるって分かってて言うのはさすがに。」
「だから!わからないじゃん!」
「ごめん!!」
「美香。」
もう涙が止まらない。
「ホントさっちゃんには感謝してるの。こんな恋愛超初心者の私に親身になってくれて。」
「…。」
「でも。やっぱり。つらいよ。ダメって分かってて言うなんて。つらすぎるよぉ。」
「美香…。」
「ごめんね。また明日!」
さっちゃんの応援してくれる気持ちに応えられなくてホントにごめんね。
けど。
こればっかりは私がどんだけ頑張ってもどうにかなる問題じゃかいから。
あぁ~だめだぁ~。
帰りの公園のトイレの鏡に写る自分の顔はどう見ても泣き腫らした顔。
こんなんで家帰ったらぜ~ったいまた皆に色々つっこまれるんだろうなぁ。
今日はそれに耐えられそうもない。
はぁ…。
“TLLL”
うわ!まぁちゃんからだぁ。どうしよう。
「も、もしもし?」
「あ!やっと出た!も~今どこ?」
「えっと。」
「早く帰って来なさいよ!」
「ん~。」
「良太君がケーキ買ってきてくれてるよ!」
「え?」
「この前のお礼にって!しゃ!待ってるからね!」
「あ、あの。」
“プープープー”
切れちゃった。
なんでよりによって今日なの?
いくら望みなくても絶対にこんな顔じゃ会えないよぉ。
「あ。美香帰ってきた!」
「ちょっと~美香ねぇ良太さんをどんだけ待たせるのよ~!も~皆でケーキ食べちゃったからね!」
「あ。ごめんね。ごほごほ。ちょっと。体調が。木村良太にもよろしくお伝え下さい。」
「え?ちょっと?美香ねぇ?」
「なに?香菜ど~したの?美香は?」
「かんか体調悪いっておっきなマスクして帰ってきてそのまま部屋行っちゃった。」
「え~。朝は普通に元気だったじゃない?」
「うん。なんかおかしいよね。」
「ケーキなんて言ったらいつもどんだけ熱があっても絶対食べるし!」
「あ。ケーキ食べちゃったって言ったの自分の分まで食べられたと思ってショック受けちゃったのかなぁ。」
「あ~美香ならありえるね。」
「ちょっと良太君ケーキ持っていってあげてくれない?」
「あ。はい!」
「よろしくね~!」
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