公爵家三男に転生しましたが・・・

キルア犬

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獣王御一行がやって来た。

獣王と会うことに決めた日より、3週間弱、

ファレス獣人国の国王は第4王子に側近や

従者にメイド、近衛騎士の30名で国境を

越え、ルーウェンス領地の公爵家にやって来た



王宮ではないので謁見の部屋などいくら公爵家

でもない。王国は王宮のみパーティーが開かれ

るのでパーティー用の部屋もない。


その為、ダイニングルームを謁見の為に使用

する。テーブルなどを撤去し、獣王を迎えた。



出迎えはアレクの両親や執事のガイヤのみ、

「ようこそ、ルーウェンス公爵家にお越し

下さいました。ファレス獣王様」

「あぁ、いきなり押し掛けてすまないな!

どうしても、聖獣様に会いたくてな!」

「部屋へご案内します。どうぞ。」

「あぁ、わかった。」


リード公爵が獣王を出迎え案内している頃、

アレクは自室で呼ばれるのを待っていた。

(アレク?何かあるのー?)

(スカイ!隣国の獣人国の国王様に今から会うん

だよ~!ライオンさんだよ!)

(ライオンさん?ライオンって名前ー?)

(名前じゃないよ~!そういえば、、、

聞いてないかも、、、まっ、いっか!)


アレクの中ではライオンだと確定されていた。


コンコン

ドアを開け、父親の従者が迎えに来た。

「アレク様、聖獣様行きましょう。」

「はい。」

(スカイは歩く?抱っこした方が良い?)

(う~ん。抱っこーして!)

(わかった~。)

スカイを抱っこし、ドアから廊下に出ると従者

以外に警護兵士が2名いた。


警護兵士2名を従え、従者を先頭に歩いて、

普段はダイニングルームになる部屋に行く。


従者がドアを叩き、アレク様と聖獣様を連れて

来たことを知らせ、ドアを開けてくれた。

(うわ~。ライオンに会える~。)


スカイを抱っこしたまま、部屋の中に入り、

ルーウェンス公爵夫妻である。両親の間まで

歩き、挨拶する。目線を下のままで、、、


「初めてまして、ファレス獣王様、アレク・

ルーウェンスです。」一礼したまま待つ。


「うむ、頭を上げよ!聖獣様を見せよ。」


頭を上げ、獣王を見る。

獣王も獣王の後ろに控える従者や側近も騎士達

も聖獣を目にし、どよめく。

「「「「「「「おぉっー。」」」」」」」

(あれっ?ライオンじゃない!トラでもない!

あれっ?百獣の王ってクマだった???

あの耳ってクマ耳だよね~?多分?)

(アレクー?あれがライオン?)

(ごめん。スカイ!ライオンじゃなかった。)

(ライオンじゃないのー?)

(うん。多分だけど、、、クマさんかな?)


アレクはやはりアホだったかもしれない。





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