公爵家三男に転生しましたが・・・

キルア犬

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会う?会わない?

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ルーウェンス公爵家の領地の屋敷でアレクと

ジーンは勉強と訓練を頑張っていた。


公爵家執務室

リード公爵は王宮からの手紙を読み、どうする

か、悩んでいた。


王宮からはレオナス聖国はアレクと聖獣様には

無理に会おうとはしない。神の意向に従う。と

ファレス獣人国はオーウェンス王国に向かって

来ている。ルーウェンス領の公爵家に向かう

だろう。どうするかの判断は任せる。


ファレス獣人国との国境は公爵家に仕えてくれ

ている子爵家と男爵家に任せている。


貿易の街でルーウェンス領都から馬車で3日

ほどの距離になる。早馬なら1日。


貿易の街から王都までの道も整備していた。

ルーウェンス領都に寄らず王都に行くことが

出来る。


獣王の目的は聖獣様なのはわかっている。

会えるまで諦めないだろう。



リード公爵はアレクに昼食時に話すことにした


「アレク!ファレス獣人国の国王が聖獣様に

会いにこちらに向かっている。会うかい?」

「獣人国の国王様がですか?」

「そうだよ。どうする?」

「う~ん。ちょっと考えます。」

「あぁ、考えなさい。」


(獣人、獣人!百獣の王!ライオン!あれっ?

トラ?いや、ライオンだよね!王様だけど

ライオンの獣人さんは見たい!!)


「お父様!会ってみたいです。」

「そうか、わかった。」


アレクは獣王がライオンだと思っている。

前世の記憶のせいなのか?アレクがアホなのか

!!会った時にわかることだが、、、


リード公爵は国王に手紙を送り、領地の各所の

管理を任せている。子爵家や男爵家に招集し、

迎える準備や問題が起こった時の対策を話し合

い、警備など私兵の配置などを決めた。



王宮ではリード公爵からの手紙を読んだ国王が

早馬で近衛騎士(影を含む)10名を選び、

ルーウェンス領都の公爵家に向かわせる。

アレクの保護ではない、守護の為にだ。

神の意向に背いてはいない。



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