公爵家三男に転生しましたが・・・

キルア犬

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仮雇用メイドの正体は?

アレク達がオンタニア領地へ出発した3日後、

ルーウェンス公爵領の屋敷に紹介状を持った、

子爵令嬢がやって来た。


紹介主は王宮だったが、ルーウェンス公爵当主

の弟のロイドではなかった。

誰が紹介主かはわからないが王宮からなのは間

違いなかった。


屋敷の留守を任されている執事ガイヤは、とり

あえず仮雇用にした。


メイド長のネネと話し合い、様子を監視した。


メイドの仕事は申し分ない働きだったが、、、

ジーンについて他の使用人達に探っているのを

知る。


ジーンも母親ジョアンもアレクの希望で同行し

ていて、屋敷には不在だ。


ジーンは執事ガイヤの養子にすでになっている

のは、屋敷の者達にも経緯は話している。


公爵家の使用人の中には平民もいるが、ジーン

やジョアンに祖父ジョシュに対しても不満を持

ってはいない。


ジーンの成長を一緒に見守っていたから、養子

については喜んだ。


しばらくして、アレク達が帰って来ると、、、

ジーンの母親ジョアンに近づき、親しくしよう

としていた。


執事ガイヤは国王の側近でもある、当主の弟

ロイドに手紙を送り、メイドを誰が紹介したの

か調べて貰っていた。


手紙には、、わからないが、、、可能性がある

のは国王か宰相だろうとの見解だった。


執事ガイヤとメイド長のネネは公爵夫妻に手紙

と現状の報告をした。


翌日、アレク達が勉強中の時、

執務室にメイドを呼んだ。

執務室には公爵夫妻に執事ガイヤとメイド長の

ネネがいた。


扉を叩き、件のメイドが部屋に入ってきた。


メイド「お呼びだと聞き、参りました。」

公爵「あぁ、まだ、仮雇用だったからね!その

件についてだよ。」

メイド「はい。では、私は正式雇用して頂けま

すのでしょうか?」

公爵「その前に質問があるんだが良いかい?」

メイド「はい。何なりと」

公爵「ありがとう。なら、答えて欲しい。誰の

指示だい?ジーン母子に祖父ジョシュを調べて

るね!ジーンはすでにガイヤの養子なんだが

何故かな?」

メイド「いえ、働く同僚として、先輩として

仲良くしたいと思っていただけです。」

公爵「君が来た時はジーン母子は私達に同行

していたけど、何故、君はジーン母子について

知っていて探っていたのかな?」

メイド「えっ、、、それは、、、」

公爵「公爵家に寄越した主人の元に帰りなさ

い。あと、この手紙を渡して欲しい。」

メイド「はっ、はい。わかりました。失礼致し

ます。」

メイドは部屋から出て行った。


執事ガイヤはメイドにこれまでの給金を渡し、

公爵当主の指示で王都までの馬車と護衛を用意

した。


2週間後、メイドは近衛騎士の格好で王宮の廊

下を歩いていた。

ある部屋の扉を叩き、部屋に入る。

「先ほど、戻りました。リード・ルーウェン

ス公爵当主様より預かって参りました。」

元メイドは手紙を出す。

受け取った相手は手紙を読み。

「ご苦労様、元の任務に戻りなさい。」

「はい。では失礼致します。」

メイド改め、女性近衛騎士は部屋を出て行った

部屋の主は、、、独り言を漏らす。


国王の指示だったが、私は反対したんだよ!

ロイドも探っていたから国王か宰相である私の

どちらかだろうと気づいたと思っていたが、、

私宛の手紙で国王の肩を持つなら、それ相応の

態度を今後取るとか勘弁して欲しいなぁー。

でも、私は心配してただけなんだが、それが

余計だったかな?国王には悪いが個人的に謝罪

の手紙を送ろうかなー。国王よりルーウェンス

公爵家の者達の方が怖いからなー。


宰相はとりあえず手紙を書いた後、ロイドにも

事情を話した。

宰相の話の後、国王の執務室に向かうロイドの

姿を見た者は足早にその場から逃げた。






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