公爵家三男に転生しましたが・・・

ダンジョンの翌日

ダンジョンから帰り、お風呂の後の夕食時の

途中から記憶がない状態でアレクは自室の

ベットで目覚めた。


「・・・・あれっ？」

(ふぁ～～ぅ、アレクー？)

(スカイ、おはよう。)

(おはよー！)

ガチャ

「アレク様・スカイ様、おはようございます」

「おはよう。リリー！」

「アゥ」


最近はスカイも返事を返すようになった。

何故かはわからないがアレクとは念話では会話

は出来るが、、、人の言葉を理解出来なかった

のだ。

(まさか、念話が日本語じゃないよね？)

(にほんごーってなにー？)

(スカイはリリーの言葉はわかる？)

(うーん、何となくー？まだわかんなーい。)

(そっかー。、、、、、やっぱり謎すぎる！)


「アレク様？アレク様？」

「あっ、ごめんなさい。スカイと念話してて」

「そうだったんですね。お水はいかがです？」

「うん。欲しい。」

「わかりました。スカイ様の分も用意いたしま

すね。」

「うん。お願い。」

「あっ、ねぇー、リリー！」

「はい。なんでしょう？」

「昨日の夕食の途中から記憶がないんだけど

、、、、なんでかな？」

「あぁ、それは食事中に眠られたからです。

ほとんど食べられてましたので、、、当主様が

アレク様を抱いて、私がスカイ様を抱かせて頂

き、こちらにお運びしました。」

「ええっ、そうだったの！！」

「はい。当主様達はアレクが眠りそうな状態

で食事されてるのを微笑んで見守っておられま

したよ。」

「うぅ、恥ずかしい。」

(うわぁー。記憶がないはずだよ。まだ８歳だか

らよくてもハズいわー。)


その後、朝食の時間に両親に謝罪と感謝を伝え

てから朝食を食べた。


今日は勉強も訓練もない日で庭をスカイと歩い

て考えていた。


(ほんと、前世の子供の時にお金持ちの子供に

なりたいって思った生活を転生して、与えても

らえたけど、今後、どうしたらいいのかな？

なんかリリーは何処までも私といてくれるみた

いだけど、、、ジーンもそんな感じだし、、、

それでいいのかな？後々、後悔されたらイヤだ

し、男として、将来、女性と出来るのかな？

ってか、この世界って同性愛有り？なのかな？

きっ、聞けない、、、８歳児の疑問に思うこと

ではないよね？、、、思うことかな？？いや、

ないわ！ダメだ、、、やめとこ！)


(アレクー？)

(んっ！スカイ、どうしたの？)

(アレクー、楽しくなーい？)

(そんなことないよ！考えてただけだよ！)

(なにをー？)

(将来のことかな？)

(しょうらいー？)

(うん。この先の先のことかな！？)

(スカイはアレクと一緒！)

(うん。ありがとう。ずっと一緒だねぇ～。)

(うん。一緒！)

(ヤバい。スカイ、かわいい！)