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どうなる王女?
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レティシアから王宮であった出来事を聞いた
シアンとカイロは驚きすぎて、反応出来ずに
いた。
レティ「お祖父様はどうされるのかしら?」
ルイス「予想も出来ないよ。」
シアン「お祖父様がお怒りだと、、あぶない
ですね、、、」
カイロ「なんか寒気が、、、」
王宮の国王執務室
部屋の中ではソファに座り、ライガス前公爵は
王太子が国王へマリアス王女の失態の報告を黙
って聞いていた。
息子で国王の側近でもあるロイドは報告の途中
で父親のライガス前公爵の後ろに立つ。
暗に王族への王女に対しての対応次第で側近を
辞めるとの意志も含まれていた。
国王「この度は娘である、王女の失態、本当に
申し訳ありません。」
ライガス「謝罪だけで済みますかな?どうされ
るつもりですか?あれほど、王女としての自覚
を持たせよとローズも進言していたはず、、」
国王「他国行きか生涯幽閉のどちらかで、、
他国行きの場合はいかなる理由でも、王国には
帰ることも出来ない。では、、、」
ライガス「ほぉー。では、明日のパーティー
はどうされますかな?」
国王「明日のパーティーは体調不良で欠席に
します。」
ライガス「そうですか、ロイド!」
ロイド「はい。父上」
ライガス「すべてのことが済むまで立ち会え」
ロイド「はい。かならず」
ライガス「あと、今後は私かリードの許可な
く、王族にはアレクには会わないで貰います」
国王「それは、、、」
ライガス「何かな?王女の自覚さえ持たせる
ことも出来ないでアレクに構うと?」
「「・・・・・」」
国王も王太子も黙るしかない。
ライガス「では、私は失礼しますよ。」
ロイド「馬車の所まで私も参ります。」
ライガス前公爵と側近ロイドの親子が執務室か
ら出て行った。
王太子「ちち、陛下、生涯幽閉はあまりにも」
国王「それしかあるまい。甘くすれば、、
ロイドも辞めただろう。」
王太子「それは、、、」
国王「ロイドが戻り次第、マリアスの部屋に
行くぞ!自室から出すのはマリアスが決断した
時だけだ。覚えておけ!将来、同じことを
繰り返さないようにな、、、」
王太子「はい。」
ライガス前公爵は屋敷に帰ってきた。
談話室で待っていたデュート伯爵夫妻にルイス
子息、妻と孫達に国王の対応を話した。
祖母「あらまぁ、なかなか厳しいですわね。」
(なかなか厳しい?、、結構厳しいと、、、)
祖父母以外の心の中は一緒だった。
祖父「私ではなく、国王が決めたことだ、、」
祖母「国王、自らの判断では、、仕方ありませ
んですわね。」
その後、明日はパーティーがあるの、、、
デュート伯爵夫妻とルイスは自分達の屋敷に帰
った。
シアンとカイロは驚きすぎて、反応出来ずに
いた。
レティ「お祖父様はどうされるのかしら?」
ルイス「予想も出来ないよ。」
シアン「お祖父様がお怒りだと、、あぶない
ですね、、、」
カイロ「なんか寒気が、、、」
王宮の国王執務室
部屋の中ではソファに座り、ライガス前公爵は
王太子が国王へマリアス王女の失態の報告を黙
って聞いていた。
息子で国王の側近でもあるロイドは報告の途中
で父親のライガス前公爵の後ろに立つ。
暗に王族への王女に対しての対応次第で側近を
辞めるとの意志も含まれていた。
国王「この度は娘である、王女の失態、本当に
申し訳ありません。」
ライガス「謝罪だけで済みますかな?どうされ
るつもりですか?あれほど、王女としての自覚
を持たせよとローズも進言していたはず、、」
国王「他国行きか生涯幽閉のどちらかで、、
他国行きの場合はいかなる理由でも、王国には
帰ることも出来ない。では、、、」
ライガス「ほぉー。では、明日のパーティー
はどうされますかな?」
国王「明日のパーティーは体調不良で欠席に
します。」
ライガス「そうですか、ロイド!」
ロイド「はい。父上」
ライガス「すべてのことが済むまで立ち会え」
ロイド「はい。かならず」
ライガス「あと、今後は私かリードの許可な
く、王族にはアレクには会わないで貰います」
国王「それは、、、」
ライガス「何かな?王女の自覚さえ持たせる
ことも出来ないでアレクに構うと?」
「「・・・・・」」
国王も王太子も黙るしかない。
ライガス「では、私は失礼しますよ。」
ロイド「馬車の所まで私も参ります。」
ライガス前公爵と側近ロイドの親子が執務室か
ら出て行った。
王太子「ちち、陛下、生涯幽閉はあまりにも」
国王「それしかあるまい。甘くすれば、、
ロイドも辞めただろう。」
王太子「それは、、、」
国王「ロイドが戻り次第、マリアスの部屋に
行くぞ!自室から出すのはマリアスが決断した
時だけだ。覚えておけ!将来、同じことを
繰り返さないようにな、、、」
王太子「はい。」
ライガス前公爵は屋敷に帰ってきた。
談話室で待っていたデュート伯爵夫妻にルイス
子息、妻と孫達に国王の対応を話した。
祖母「あらまぁ、なかなか厳しいですわね。」
(なかなか厳しい?、、結構厳しいと、、、)
祖父母以外の心の中は一緒だった。
祖父「私ではなく、国王が決めたことだ、、」
祖母「国王、自らの判断では、、仕方ありませ
んですわね。」
その後、明日はパーティーがあるの、、、
デュート伯爵夫妻とルイスは自分達の屋敷に帰
った。
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