公爵家三男に転生しましたが・・・

キルア犬

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リリーの困惑

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(お手洗いに行っただけなのに、、、)


女性騎士「ご同行願います」


リリー「会場に戻らなくてはいけないので

すが、、、」


女性騎士「ご同行願います」


(あぁー、、無理そう、、)



リリーは3人の女性近衛騎士に捕まり、大

人しくついて行くことになった。



会場のすぐ近くの部屋に1人が先導し、他

の2人の騎士はリリーの両サイドにいた。



部屋の中に促され入ると、、、部屋の中央

のソファに王妃が座っていた。


ソファの後ろにたっているのは王妃の専属

メイドと側近で部屋中は騎士もすべて女性

だった。


リリーは無言で頭を下げた。


王妃「頭を上げて」


王妃の言葉に頭を上げる。


王妃「貴方はルーウェンス公爵家のご子息

であるアレクのメイドですね?」



リリー「はい、現在はアレク様とスカイ様

の専属メイドでございます」



王妃「そう、、わたくしはまだ直接に会え

てないの、、こちらにアレクと聖獣様を連

れて来て欲しいの」



(ですよねー、、)


リリー「申し訳ありません。出来ません」



側近「貴方!王妃様の命令が聞けないと?

聖獣様も名前呼びして!!アレク様がお手

洗いに行かれた時に連れて来れば良いでし

ょ!」



リリー「スカイ様の名前呼びはアレク様と

スカイ様の希望でした。本日、アレク様は

ライガス様とローズ様から離れることはあ

りません。」



王妃様「そう、、でも、お手洗いにライガ

ス様とローズ様が付き添うことはしないの

ではなくて?」



(あまい、、ライガス様は付き添うと思い
ますけとねー!言って信じて貰えないだろうし、、、どうしましょう、、)


リリー「失礼とは思いますが王妃様から公

爵様達に話されては如何でしょうか?」



側近「貴方!王妃様に反論するなんて!」



(あぁー、、どうしましょう、、)


その後も側近から延々と責められた。




その頃、、披露宴会場では、、


アレク「ねぇ?リリー遅くない?」


ジーン「そうですね」


シリウス「僕もお手洗いに行きたくなりま

したので行きと帰りに探してきます。アレ

ク様達はお手洗いは大丈夫ですか?」



アレク「会場に入る前に行ったから大丈夫

だよ!ジーンは?」



ジーン「僕もアレク様と一緒に行きました

のでまだ大丈夫です」



シリウス「では行って来ますね」


「「僕も」」


アレク「うん!お願い」



シリウス、ダニス、レイドの3人がお手洗

いに行ってしまった。



アレクは祖父母達のテーブルに行き、リリ

ーとシリウス達のことを話した。



祖父とローズは視線でモリスや息子と孫を

席に呼んだ。



(凄っ!視線で人呼べる?なんか他の人も

警戒してるっぽい人いるけど、、、あっ!

お父様も気付いた!念話じゃないよね?)



そこから会場のリリー探しが密かに行われ

た。












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