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細すぎる有名人の謎すぎる事情
光宗薫(6)ただ、AKBになりたかった、のか?
しおりを挟む「週刊プレイボーイ」(2012年1月30日発売号)のグラビアについては、筆者のブログにもさまざまな声が寄せられた。
まず、体型に関して、
「すごい細いですね。肋骨は普通にみえている」
という声は少数で、
「確かに細いけど怖いレベルじゃなくて本当に華奢なモデルって感じだと思いました」
「とても綺麗で儚い感じ。ただ、もっともっと痩せてて痛々しいくらいかと思ってましたので、意外といえばそうかもしれません」
「レースの下の肋骨。私好みの現れ具合です」
「意外とお腹は普通なんだな、と感じました。肋骨も、あのようなポーズをとれば浮き出ますし」
「天の羽衣のような写真,素敵ですよね。薄い白から覗く肋骨のラインが素敵だと思いました」
といった声が多数。
じつは前年12月の「AKB紅白」のあと、逆ダイエットをしたことがのちに明かされている。
つまり、このグラビア撮影のときはさすがに30キロ台ではなかったわけだ。
それゆえ、グラビアの雰囲気についても、
「いやらしくないグラビアで綺麗ですね。プレイボーイのグラビアってもっと過激なイメージだったのですが、サンデーとかに載っていそうな爽やかなグラビアで、やっぱりアイドルなんだなぁーって感じました」
「水着姿でも少年のような雰囲気で素敵です」
「もう本当にグラビアが美しくて可愛くてでも少し儚い感じもまた良くてかなり幸せです笑 服を着たカットは高評価してる人もいてうれしくなりました笑 モノトーンや強い色よりピンクや白のやわらかい色が似合ってるしアイドルっぽさも感じられてこれから楽しみです」
といった感想が。
僕のブログ界隈では、概ね好評だったといえる。
そんななか、興味深い指摘というか、疑問の提起もあった。
「光宗さんはどうなりたくてAKBに加入したのでしょうね? 見た目とギャップのあるかたですよね?綺麗でモデルのような外見で服装なんかもおしゃれで…メイドカフェでバイトしたり漫画好きだったり。意外ですよね。モデルとして活躍し初めていた彼女がAKBにわざわざ加入したのは彼女はもしかしたらソロとしての活躍よりアイドルAKBになりたかったのかもと思いました」
これに対し、なるほどと感じながら、こう答えてみた。
「それにしても、光宗薫は謎ですね。漫画の趣味なんかも、わりとマニアックだし。モデルの卵からAKB研究生へというベタな転身とは、たしかにギャップを感じます。現時点での解釈としては、メジャー志向とマイナー資質の同居というか、本来、AKB的じゃない人がAKB的なものに憧れてるというイメージで。アイドルAKBになりたかったのかも、というのは当たってる気がしますよ。いずれにせよ、謎めいてたほうが芸能界では得をしますから」
そして、謎といえば、こんな声も。
「しっかりしてて頑張り屋な子って印象を受けました。私から見たら光宗さんはかっこよさもかわいさも100%なのに本人は満足してないんですね…」
インタビューのなかにあった「自分の思う理想像には、まだ2%くらいしかなれてないです」という自己評価についてだ。
今思えば、自信のなさとか、他己承認への欲求の強さとかが、この発言や逆ダイエットにもつながった気がするが、アイドルとしてやっていくうえで、それは両刃の剣だっただろう。
なお、コメ返のなかで、光宗とAKBについて、こんな展望めいたものを書いていた。
AKBは「制服」がコンセプトだから「私服」でもいろいろアピールできそうな光宗薫は異色だし、グループ全体の魅力を変える存在になりそうですよね。また、プロっぽさだったり、一匹オオカミ的なものも感じるんですよ。
折りしも、高橋みなみの母が淫行で逮捕されていた、との報道が出ましたが、たかみなが体現してきたのは、素質に恵まれなくても根性とチームワークさえあればなんとかなるという、アマチュアのパワーだと思うので、これもまた、変わろうとしてるAKBを、象徴する出来事かなって感じました。
もっとも、秋元康はプロを育てるのが苦手な気もするから(たぶん、興味もないはず)光宗を見つけてきたのはいいけれど、どこまで本格化させられるか…
彼女はあくまでAKB入りをひとつのステップとして考え、いずれはソロで展開していくべきかもしれません。
AKBというプロジェクト自体「次へのステップ」という意味合いがあったはず。でも、大島優子の女優業が象徴するように、グループとしての巨大化のカゲで、それぞれのソロ活動がかすんでしまってる印象です。
そんななか、高橋みなみはキャプテンシーが売りで、AKBとは常にセットの関係なんだろうなと。つまり、ソロでやれる子はどんどん外に出て行って、その後の再構築をたかみなあたりが引き受けていくというのが理想なのに、そういう流れがまだ見えないんですよね。それこそ、スキャンダルを利用するくらいの大きな仕掛けも、今後は飛び出すかもしれません。
結果的にこの年の中盤、指原莉乃がスキャンダルを機にブレイクして「中興の祖」みたいな存在になる。
この時点では、そんな予想はまったくできなかったけど。
それと、同じ号の「週プレ」に桐谷美玲が載っていたことから、当時細すぎといわれたりしていた桐谷や河北麻友子、ほしのあき、といった芸能人について「たとえ摂食障害であってもそうでなくても、どっち側から見ても魅力的」という表現を自分がしているのを見つけた。
光宗薫についても、そういうタイプの芸能人になっていくのかなと、漠然と思っていた気がする。
さて、こうしてグラビアデビューを飾った光宗薫。
2月には、バラエティー番組への登場を果たす。
これも破格の出来事だった。
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