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1章ラギルダンジョン編
vVSBOSS②
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これが最後の勝負だ。
「血が滾るな…。さて行くぞ!限界突破!!」
俺のこの言葉を合図に俺の体全体から白銀のオーラがにじみ出る。髪の白さもより白く、輝くようになる。若干伸びたかも。俺の能力が飛躍的に上昇するのを感じて、このドラゴンとの最後の勝負に出る。
俺は既に動かない体にムチを打って跳ぶ。もう一度跳ぶことは難しいな。腕は既に動いてくれそうにない。足だってもう限界だ。少し油断しただけですぐに意識が飛んでしまそうだな。
ならば!これで絶対に決める!!
ドラゴンが、俺を狙って魔法を打つ。空中では避けれないと思っているようだが、俺は避けた。
なんで思いつかなかったんだろう?自分のベクトルを操作すればいいんだ。それなら空を自由に飛べる。ドラゴンは俺に魔法を撃ちまくるが、当たらない。そこで気づいた。
俺が空間を認識できる距離が伸びてる。明らかに10メートル以上のところでも空間が認識できる。
恐らく魔力の6割を魔法に使えるようになったからだろう。
これなら…!
そう思い俺は
「時間減速」
これは俺の周りの時間が遅くなる魔法。だから、あのドラゴンの動きも魔法も遅い。それに加えて俺の時間は加速してるからな。
そして俺は作戦を実行する。
「集中しろ…。繊細に魔力を扱え。」
そうしておれは
「空間操作!!」
魔法を唱えて俺の扱える空間の空気の分子運動を操る。
そして俺は空間を凍てつかせた。もちろんこの程度であのドラゴンが倒せるとは思っていない。火属性の魔法を使って自分を温めれば耐えれるだろう。だが、俺の目的はそれじゃない。繊細に魔力を操作して、空気中の水蒸気を凍らせて、氷にする。
それを固めて針のような形にする。それをいくつも作って、
「行け!!」
全方位からドラゴンに放った。それを全て火で溶かしている。しかし…
「GYURUAAAAA!??」
一つだけ防げず刺さってしまう。なぜ溶かせなかったか?それは…
「マジック!!」
そう俺の魔力で作った針だ!それなら溶けることはない。そして、
「今だ!」
「"蒼黒炎"」
ルアがそういうとドラゴンより上に蒼と黒の炎の塊が落ちてきた。それを俺は空間操作で操り、ドラゴンと俺が凍てつかせた空気に当てる。
すると、冷えた空気が急に熱せられたことで膨張して爆発が起こる。
「GYAOOOOOOOO!!!」「ウグッ!!」「キャア!」
俺はその爆発に巻き込まれて吹き飛ぶ!そのまま地面に落下した!
「大丈夫!?」
砂埃が舞う中、ルアが心配して俺に近づいてくる。限界突破の時間が切れて、その反動やらで体中が、痛みに襲われる。
「あぁ。まだ終わってないぞ。」
「え?」
砂埃がはれてくると姿を現したのは…
「うそっ!?」
今にもドラゴンブラストを放ちそうな地を這いずるドラゴンだった。だが、羽は傷ついたり、破れたりしている。空へ飛ぶのは難しいだろうな。
ルアは驚いているが、俺は予想通りって感じだ。あの程度で殺せるとは思っていないが、大ダメージみたいなので、満足しているがな。
俺は既に逃げれないぐらいに体が動かない。魔力もあまり残っていない。あんなに大盤振る舞いしたからな。時間魔法ももう使えない。
「今度は私が!」
とルアは俺の盾になろうとしている。さっきの大魔法でほとんど魔力はなさそうだけど。
「大丈夫だ。」
俺はルアを安心させるように言う。こうなることも作戦の内だ。怒り狂ったドラゴンなら絶対に強力なスキルを放つと思っていた。
ボウっ!!
さっきと同じエネルギーを放つ音がする。ルナは覚悟して目をつぶった。それを俺は…
「ゲート」
大きめのゲートをルアの前に作って、出口をドラゴンの死角となる背中につくる。今の俺なら多少ドラゴンの姿が見えなくても空間操作の感知で、ドラゴンの状態がよくわかる。
「GYARURURURU!?!?」
驚いてるだろうな。自分が放った強力なスキルを俺たちに放ったのになぜか自分の背中でくらってるんだから。
ルアもよく分からないようで
「え?え??」
と混乱していた。これでまだ立ち上がるようだと本当にお手上げだ。
「GURURURURURU……」
砂煙の中からドラゴンがこっちに向かっているのが分かる。
まじかよ…。これでも駄目か。なら本当に俺達の負けだな。
ルアが、「まだ負けてない」と言わんばかりにドラゴンを睨みつける。その姿を見て、まだ諦めるタイミングでは無いことを感じる。
もう既に動くことが出来ない俺と魔力がほとんどないルアが覚悟を決めてドラゴンと向き合う。
するとドラゴンは俺達の目前で
ズドォォー…ン…
と倒れた。
「「え?」」
俺とルアは2人揃って驚きの声を出す。死を覚悟していたのに、こんなことがあるのか!?
「た…た…おした…の…?」
「あ…あぁ。多分…。この様子を見る限りは…。」
本当に倒したのか?けど、今のドラゴンは死んでいるようにしか見えない。
「やっったー~!!!」
「ウワ!」
ルアが俺に飛び込んでくる。結構立つのも限界だったので倒れ込んでしまう。
「うわぁぁぁん!!やったよ~!怖かったよ~!」
かなり長い時間戦ってたし、前半戦はずっと押されてた。後半も色々な偶然が有って勝つことが出来た。感知距離が伸びたとか、最後もドラゴンがスキル以外の攻撃だったから良かった。
ルアもすごく緊迫していたんだろうな。今もすごく泣いてる。
正直勝った気があまりしない。でも、ルアを守れて良かったとは本当に思う。あの時、諦めていたら一生後悔しただろうな。諦めるタイミングを間違わなくて良かった。
「やったな、ルア!それと色々説明してなくてごめんな?」
「別に…ぞんなごどいい!ダイヂならなんどかじでぐれるって思ってたからァ!」
おおう…。凄く嬉しい。俺をそんなに信頼してくれているとは。でも、そんなに泣かなくてもいいんじゃないの?
美女は泣いても美しいが、ルアには笑っていて欲しい。
「ありがとな…ルア。」
「うっう…ダイヂ~!」
「おぅわ!」
より一層泣いてしまい、俺の胸に顔を押し付けてくる。
本当にルアを守れて良かった。そう思った。
後書き
「君を好きになるなんて絶対にありえない!」もよろしくお願いします!
「血が滾るな…。さて行くぞ!限界突破!!」
俺のこの言葉を合図に俺の体全体から白銀のオーラがにじみ出る。髪の白さもより白く、輝くようになる。若干伸びたかも。俺の能力が飛躍的に上昇するのを感じて、このドラゴンとの最後の勝負に出る。
俺は既に動かない体にムチを打って跳ぶ。もう一度跳ぶことは難しいな。腕は既に動いてくれそうにない。足だってもう限界だ。少し油断しただけですぐに意識が飛んでしまそうだな。
ならば!これで絶対に決める!!
ドラゴンが、俺を狙って魔法を打つ。空中では避けれないと思っているようだが、俺は避けた。
なんで思いつかなかったんだろう?自分のベクトルを操作すればいいんだ。それなら空を自由に飛べる。ドラゴンは俺に魔法を撃ちまくるが、当たらない。そこで気づいた。
俺が空間を認識できる距離が伸びてる。明らかに10メートル以上のところでも空間が認識できる。
恐らく魔力の6割を魔法に使えるようになったからだろう。
これなら…!
そう思い俺は
「時間減速」
これは俺の周りの時間が遅くなる魔法。だから、あのドラゴンの動きも魔法も遅い。それに加えて俺の時間は加速してるからな。
そして俺は作戦を実行する。
「集中しろ…。繊細に魔力を扱え。」
そうしておれは
「空間操作!!」
魔法を唱えて俺の扱える空間の空気の分子運動を操る。
そして俺は空間を凍てつかせた。もちろんこの程度であのドラゴンが倒せるとは思っていない。火属性の魔法を使って自分を温めれば耐えれるだろう。だが、俺の目的はそれじゃない。繊細に魔力を操作して、空気中の水蒸気を凍らせて、氷にする。
それを固めて針のような形にする。それをいくつも作って、
「行け!!」
全方位からドラゴンに放った。それを全て火で溶かしている。しかし…
「GYURUAAAAA!??」
一つだけ防げず刺さってしまう。なぜ溶かせなかったか?それは…
「マジック!!」
そう俺の魔力で作った針だ!それなら溶けることはない。そして、
「今だ!」
「"蒼黒炎"」
ルアがそういうとドラゴンより上に蒼と黒の炎の塊が落ちてきた。それを俺は空間操作で操り、ドラゴンと俺が凍てつかせた空気に当てる。
すると、冷えた空気が急に熱せられたことで膨張して爆発が起こる。
「GYAOOOOOOOO!!!」「ウグッ!!」「キャア!」
俺はその爆発に巻き込まれて吹き飛ぶ!そのまま地面に落下した!
「大丈夫!?」
砂埃が舞う中、ルアが心配して俺に近づいてくる。限界突破の時間が切れて、その反動やらで体中が、痛みに襲われる。
「あぁ。まだ終わってないぞ。」
「え?」
砂埃がはれてくると姿を現したのは…
「うそっ!?」
今にもドラゴンブラストを放ちそうな地を這いずるドラゴンだった。だが、羽は傷ついたり、破れたりしている。空へ飛ぶのは難しいだろうな。
ルアは驚いているが、俺は予想通りって感じだ。あの程度で殺せるとは思っていないが、大ダメージみたいなので、満足しているがな。
俺は既に逃げれないぐらいに体が動かない。魔力もあまり残っていない。あんなに大盤振る舞いしたからな。時間魔法ももう使えない。
「今度は私が!」
とルアは俺の盾になろうとしている。さっきの大魔法でほとんど魔力はなさそうだけど。
「大丈夫だ。」
俺はルアを安心させるように言う。こうなることも作戦の内だ。怒り狂ったドラゴンなら絶対に強力なスキルを放つと思っていた。
ボウっ!!
さっきと同じエネルギーを放つ音がする。ルナは覚悟して目をつぶった。それを俺は…
「ゲート」
大きめのゲートをルアの前に作って、出口をドラゴンの死角となる背中につくる。今の俺なら多少ドラゴンの姿が見えなくても空間操作の感知で、ドラゴンの状態がよくわかる。
「GYARURURURU!?!?」
驚いてるだろうな。自分が放った強力なスキルを俺たちに放ったのになぜか自分の背中でくらってるんだから。
ルアもよく分からないようで
「え?え??」
と混乱していた。これでまだ立ち上がるようだと本当にお手上げだ。
「GURURURURURU……」
砂煙の中からドラゴンがこっちに向かっているのが分かる。
まじかよ…。これでも駄目か。なら本当に俺達の負けだな。
ルアが、「まだ負けてない」と言わんばかりにドラゴンを睨みつける。その姿を見て、まだ諦めるタイミングでは無いことを感じる。
もう既に動くことが出来ない俺と魔力がほとんどないルアが覚悟を決めてドラゴンと向き合う。
するとドラゴンは俺達の目前で
ズドォォー…ン…
と倒れた。
「「え?」」
俺とルアは2人揃って驚きの声を出す。死を覚悟していたのに、こんなことがあるのか!?
「た…た…おした…の…?」
「あ…あぁ。多分…。この様子を見る限りは…。」
本当に倒したのか?けど、今のドラゴンは死んでいるようにしか見えない。
「やっったー~!!!」
「ウワ!」
ルアが俺に飛び込んでくる。結構立つのも限界だったので倒れ込んでしまう。
「うわぁぁぁん!!やったよ~!怖かったよ~!」
かなり長い時間戦ってたし、前半戦はずっと押されてた。後半も色々な偶然が有って勝つことが出来た。感知距離が伸びたとか、最後もドラゴンがスキル以外の攻撃だったから良かった。
ルアもすごく緊迫していたんだろうな。今もすごく泣いてる。
正直勝った気があまりしない。でも、ルアを守れて良かったとは本当に思う。あの時、諦めていたら一生後悔しただろうな。諦めるタイミングを間違わなくて良かった。
「やったな、ルア!それと色々説明してなくてごめんな?」
「別に…ぞんなごどいい!ダイヂならなんどかじでぐれるって思ってたからァ!」
おおう…。凄く嬉しい。俺をそんなに信頼してくれているとは。でも、そんなに泣かなくてもいいんじゃないの?
美女は泣いても美しいが、ルアには笑っていて欲しい。
「ありがとな…ルア。」
「うっう…ダイヂ~!」
「おぅわ!」
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