53 / 66
2章レルス王国編
亜人②
しおりを挟む
「ごめん…タイチ…。」
「気にすんな。一人で何もかもできるなんて幻だ。魔法もそこまで万能だと思ってない。それに俺とルアは無敵なんだ。ルアに出来ないことは――――俺がやる。」
「えっ?」
「ガキ、どけ。」
俺は子供の獅子?の亜人をどかして包帯まみれの亜人の前に座る。
「お前はこのキズを治したいか?」
「う…あ…?」
しわがれた声だ。何言っているのかもよく聞き取れない。
「治したいか?」
すると、包帯まみれの亜人はこくんと頷いた。
「よし。やるか。ガキ。どうしてお前のお姉ちゃんはこうなった?生まれつきか?」
まずは情報収集だ。状態が分からないんじゃ手の打ち用がない。
「ち、違う!俺たち2人はその2年前まで…奴隷だったんだ!そこで酷い仕打ちを受けて…。でも、お姉ちゃんは俺を庇ってさらに酷い仕打ちを受けたんだ!それでお姉ちゃんは…お姉ちゃんは…!」
「おい、泣くな。まだあるんだろ?しっかり話せ。こっちは時間が惜しいんだ。」
本当にな。一分一秒を俺は争っているのだ。ここで泣かれては俺が困る。
「うっ…!お姉ちゃんは俺を庇って見たことない薬や変な魔法を受けたんだ!それで…!屋敷から追い出されて…!」
全く。どこの国の貴族もクソ野郎しかいないな。そんなに人をいたぶって楽しいのか?なら、俺はお前たちをいたぶっても全然面白くないぞ?
「ルア、その魔法がかかってすぐの時なら治せるのか?」
「う…うん。すぐなら大丈夫だと思う。ねぇタイチ、何する――まさか!?」
「そのまさかだ。」
「ガキ。お前はどっか行ってろ。ルアこっちに来てくれ。俺が合図をしたらすぐに回復魔法をかけてくれ。」
「うん。わかった!」
俺は包帯まみれの亜人に近ずき頭に手を置く。そして…。
「時間戻し」
その亜人自身の時間を2年前まで巻き戻した。
「ルア!!」
「エクストラヒール」
帝級の回復魔法の中でも最上位に位置する回復魔法だ。
よし!これで魔法と傷は治った!だが、亜人は2年前で幼くなった上に記憶が無くなったのでどういう状態なのか分かってない様子。
「えっ…?えっ?」
「落ち着け。」
ここからが本番だ。正直これだけでも十分だと思うが。
フゥ。初めて使うんだ魔法だから緊張するな。
「時間跳躍!!」
この魔法は時間戻しの逆。時間を飛ばす。スキップする魔法だ。
この亜人を2年後にしたのだ。その間の記憶は本来のここまで苦しんできた記憶のままだがな。
仮に時間戻しをせずに時間跳躍を使ったら多分その部分の記憶はないと思う。
もちろんこの魔法にも代償は生じる。
「ふぇ…?え…?あれ?声…。」
「お姉ちゃん!!!」
「レオン…?」
「良かったぁ良かった!」
姉弟で抱き合っているが俺はそれどころではない。
「ハァハァハァ…!!」
「タ、タイチ?どうしたの?」
「大丈夫だ…ハァ!魔力の使いすぎだ…ハァ!」
この魔法の代償…、それは寿命の減少。アイツの時間を2年飛ばした。その時間分、つまり2年分の寿命を俺は急に削ったのだ。そのせいで俺は息切れが今激しくなっている。それだけでなく目眩もする。そのくせに心臓の音しか聞こえない。
時間魔法最大の弱点…、それは俺の命を削ること。
時間魔法は俺の命に関係することが多い。例えば時間を加速させれば俺の寿命は使っている間だけより早く死に向かう。
こんなことはさすがにルアにも言えない。
「あ…ありがとうございます…。あなたが治してくれたんですよね?」
「あ…あぁ。そ…そうだ。待ってろ。今カレーを入れてきやるから。ルアはすまないがここにいてくれ。そこの亜人に何かあったらすぐに知らせてくれ。俺も初めての魔法だから上手くいったか心配でな。」
「う…うん…。分かった。」
ルアは渋々だが頷いてくれた。俺はルアに背を向けるとすぐに心臓を抑えた。発汗速度も急激に上がる。体中から汗が抜けていく。
「ハァハァ…!グッ!!」
クソっ!今日は血液を失いすぎたこともあってかなりヤバい!このまま死ぬことは無いが苦しい…!!
ルアから離れて誰の姿も見えなくなったら倒れ込んだ。
「ハァハァ…!クソっ!」
急激に寿命を2年削るのは少しやりすぎたか…!
しばらくは安静にするしかないな。30分はほしいところだな。多分明日には完治すると思う。感覚だからなんとも言えないけど。
この問題は俺の時間を止めてしまえば解決するが、そうなると俺は止まったまま動けなくなる。この問題を解決すれば時間魔法は問題なく使えるんだがな。
仮にこれが成功すればルアより長生きできる。何としてもこの方法を探さなければならないのだ。
せめて同じ時間魔法を使える人がいれば!時間魔法の情報がもっとあれば!とは思うが、ユニーク属性はその人特有の魔法。しかもごく稀にしかいない。そんな奇跡があるわけが無いのだ。
「タイチ、何してるのよ?っ!?顔色悪いわよ!大丈夫!?」
とてつもないタイミングでエマが来た。
「大丈夫だ…ハァ。魔力の使いすぎとさっきの傷で血を失っただけだ。」
俺は何とかもう一度立ち上がり、空間操作で自分の動きを支える。体が重いな。何とかしなければ…。
「い、いやどう見ても大丈夫じゃないじゃない!」
「いや、ホントに大丈夫だ。ハァ。すぐ…治る。」
「いや、顔も青いし息も切れ切れじゃない!どう見ても危ないわよ!」
俺の目の前にエマが立ち塞がる。今の俺の進行速度で抜くのは難しい。
「エマが気にすることじゃないから。だからそこをどいてくれ。」
「今のタイチは私でも勝てそうなぐらい弱ってるのにどくわけないでしょ!ほら横になりなさいよ!」
「いや、本当に…ハァ。大丈夫だから…。」
クソっ!これ以上は立つのもしんどいぞ。だが、さすがにこんなところで倒れ込む訳にはいかない。人の目につかないところに行かないと!
「もうっ!バカ!!」
ポコ!
エマの弱~いパンチが直撃する。本人は本気なのだろうな。普段なら笑ってやるところだが…
「グッ!!なんてことしやがる!」
俺は倒れ込んで下からエマを睨む事になった。
「そんなに睨んでも効かないわよ。私はタイチの嫁だからね!」
そう言ってるエマだが足が少し震えている。倒れ込んだせいでよく見える。まぁ、こんな悪人面に睨まれたら誰だって怖い。その上威圧は本物だからな。
なんで強がってんの?エマは。
「ほら、私はタイチの嫁で…仲間でしょ…。少しは頼って欲しいのよ。少しも頼ってくれなかったら…その…心配になるし…。」
今のエマの顔を見て少し後悔した。もっとしっかりエマを見ておくべきだった。
「それで?ルアを呼んできたらいいの?」
「エマも…回復属性持ってたよな?」
馬車で見た時のエマの属性は雷、水、風、回復とこの世界では珍しいぐらいに多くの属性を持っていた。
「え…えぇ。けど、ルアより全然使えないわよ?」
「それでいい。さっきあんなこと言った手前悪いんだが俺に回復魔法をかけてくれないか?心臓部分を重点的に頼む。」
「いいけど…私でいいの?」
「さっきまでの威勢はどうしたんだよ。10分だけでいい。頼めるか?」
「うん!」
エマはさっきまでと違い笑顔になった。
本当にツンデレだと思った。ツンデレラという異名をあげたいぐらいだ。
「グッ!ガハっ!」
ヤバい。さっきまで我慢していたから急に来た。
「ちょっと!血、吐いてるじゃない!大丈夫なの?」
「大丈夫だ。気にするな。」
「気にするわよ!?そ…それよりルアみたいに膝枕してあげてもいいわよ。べ、別に私がしたい訳じゃないんだからね!」
「ツンデレラかよ…。」
「な、何よそれ!」
この世界ではどうやらツンデレというワードは広がってないようだな。もしくはエマが知らないのか?
「気にするな。それよりその有り難い申し出は今回は断る。今は頭ひとつも動かすことが出来ないからな。」
「そ、そう…。それは残念ね。」
明らかに落胆している。やっぱりしたかったんじゃないか。だが、頭一つ動かせないのは嘘ではない。無理矢理なら動かせるだろうができることなら動かしたくない。
「まぁ、明日には治ってるだろうから明日の夜にでも頼むわ。」
「そ、そう!なら仕方ないわね。タイチのために私が膝枕してあげるわ!」
急に元気になったな。いやまぁ、それで問題ないんだけどな。
「……私、強くなれるかしら。」
「…強くなりたいのか?」
「えぇ。私がタイチとルアに頼って貰えるぐらい強くなりたいわ。」
「それなら大丈夫だ。エマは強くなる。俺が保証する。」
「そう。なら大丈夫ね!」
エマを強くするプランも実際に組んであるからすぐに強くなれるだろう。
「サンキュー。もう、大丈夫だ。」
俺は足に力を入れて立つ。もう立ちくらみもないし、心臓も少し痛むだけだ。
「本当に大丈夫なの?」
「今回は本当だ。」
「信じるわ。また何かあったら言ってね。」
「おぉ。それじゃあシファに商売でも教えてやってくれ。」
「えぇ!任せなさい!」
俺は2つの皿にカレーをそそいで、さっき治した亜人のところに持っていた。
「気にすんな。一人で何もかもできるなんて幻だ。魔法もそこまで万能だと思ってない。それに俺とルアは無敵なんだ。ルアに出来ないことは――――俺がやる。」
「えっ?」
「ガキ、どけ。」
俺は子供の獅子?の亜人をどかして包帯まみれの亜人の前に座る。
「お前はこのキズを治したいか?」
「う…あ…?」
しわがれた声だ。何言っているのかもよく聞き取れない。
「治したいか?」
すると、包帯まみれの亜人はこくんと頷いた。
「よし。やるか。ガキ。どうしてお前のお姉ちゃんはこうなった?生まれつきか?」
まずは情報収集だ。状態が分からないんじゃ手の打ち用がない。
「ち、違う!俺たち2人はその2年前まで…奴隷だったんだ!そこで酷い仕打ちを受けて…。でも、お姉ちゃんは俺を庇ってさらに酷い仕打ちを受けたんだ!それでお姉ちゃんは…お姉ちゃんは…!」
「おい、泣くな。まだあるんだろ?しっかり話せ。こっちは時間が惜しいんだ。」
本当にな。一分一秒を俺は争っているのだ。ここで泣かれては俺が困る。
「うっ…!お姉ちゃんは俺を庇って見たことない薬や変な魔法を受けたんだ!それで…!屋敷から追い出されて…!」
全く。どこの国の貴族もクソ野郎しかいないな。そんなに人をいたぶって楽しいのか?なら、俺はお前たちをいたぶっても全然面白くないぞ?
「ルア、その魔法がかかってすぐの時なら治せるのか?」
「う…うん。すぐなら大丈夫だと思う。ねぇタイチ、何する――まさか!?」
「そのまさかだ。」
「ガキ。お前はどっか行ってろ。ルアこっちに来てくれ。俺が合図をしたらすぐに回復魔法をかけてくれ。」
「うん。わかった!」
俺は包帯まみれの亜人に近ずき頭に手を置く。そして…。
「時間戻し」
その亜人自身の時間を2年前まで巻き戻した。
「ルア!!」
「エクストラヒール」
帝級の回復魔法の中でも最上位に位置する回復魔法だ。
よし!これで魔法と傷は治った!だが、亜人は2年前で幼くなった上に記憶が無くなったのでどういう状態なのか分かってない様子。
「えっ…?えっ?」
「落ち着け。」
ここからが本番だ。正直これだけでも十分だと思うが。
フゥ。初めて使うんだ魔法だから緊張するな。
「時間跳躍!!」
この魔法は時間戻しの逆。時間を飛ばす。スキップする魔法だ。
この亜人を2年後にしたのだ。その間の記憶は本来のここまで苦しんできた記憶のままだがな。
仮に時間戻しをせずに時間跳躍を使ったら多分その部分の記憶はないと思う。
もちろんこの魔法にも代償は生じる。
「ふぇ…?え…?あれ?声…。」
「お姉ちゃん!!!」
「レオン…?」
「良かったぁ良かった!」
姉弟で抱き合っているが俺はそれどころではない。
「ハァハァハァ…!!」
「タ、タイチ?どうしたの?」
「大丈夫だ…ハァ!魔力の使いすぎだ…ハァ!」
この魔法の代償…、それは寿命の減少。アイツの時間を2年飛ばした。その時間分、つまり2年分の寿命を俺は急に削ったのだ。そのせいで俺は息切れが今激しくなっている。それだけでなく目眩もする。そのくせに心臓の音しか聞こえない。
時間魔法最大の弱点…、それは俺の命を削ること。
時間魔法は俺の命に関係することが多い。例えば時間を加速させれば俺の寿命は使っている間だけより早く死に向かう。
こんなことはさすがにルアにも言えない。
「あ…ありがとうございます…。あなたが治してくれたんですよね?」
「あ…あぁ。そ…そうだ。待ってろ。今カレーを入れてきやるから。ルアはすまないがここにいてくれ。そこの亜人に何かあったらすぐに知らせてくれ。俺も初めての魔法だから上手くいったか心配でな。」
「う…うん…。分かった。」
ルアは渋々だが頷いてくれた。俺はルアに背を向けるとすぐに心臓を抑えた。発汗速度も急激に上がる。体中から汗が抜けていく。
「ハァハァ…!グッ!!」
クソっ!今日は血液を失いすぎたこともあってかなりヤバい!このまま死ぬことは無いが苦しい…!!
ルアから離れて誰の姿も見えなくなったら倒れ込んだ。
「ハァハァ…!クソっ!」
急激に寿命を2年削るのは少しやりすぎたか…!
しばらくは安静にするしかないな。30分はほしいところだな。多分明日には完治すると思う。感覚だからなんとも言えないけど。
この問題は俺の時間を止めてしまえば解決するが、そうなると俺は止まったまま動けなくなる。この問題を解決すれば時間魔法は問題なく使えるんだがな。
仮にこれが成功すればルアより長生きできる。何としてもこの方法を探さなければならないのだ。
せめて同じ時間魔法を使える人がいれば!時間魔法の情報がもっとあれば!とは思うが、ユニーク属性はその人特有の魔法。しかもごく稀にしかいない。そんな奇跡があるわけが無いのだ。
「タイチ、何してるのよ?っ!?顔色悪いわよ!大丈夫!?」
とてつもないタイミングでエマが来た。
「大丈夫だ…ハァ。魔力の使いすぎとさっきの傷で血を失っただけだ。」
俺は何とかもう一度立ち上がり、空間操作で自分の動きを支える。体が重いな。何とかしなければ…。
「い、いやどう見ても大丈夫じゃないじゃない!」
「いや、ホントに大丈夫だ。ハァ。すぐ…治る。」
「いや、顔も青いし息も切れ切れじゃない!どう見ても危ないわよ!」
俺の目の前にエマが立ち塞がる。今の俺の進行速度で抜くのは難しい。
「エマが気にすることじゃないから。だからそこをどいてくれ。」
「今のタイチは私でも勝てそうなぐらい弱ってるのにどくわけないでしょ!ほら横になりなさいよ!」
「いや、本当に…ハァ。大丈夫だから…。」
クソっ!これ以上は立つのもしんどいぞ。だが、さすがにこんなところで倒れ込む訳にはいかない。人の目につかないところに行かないと!
「もうっ!バカ!!」
ポコ!
エマの弱~いパンチが直撃する。本人は本気なのだろうな。普段なら笑ってやるところだが…
「グッ!!なんてことしやがる!」
俺は倒れ込んで下からエマを睨む事になった。
「そんなに睨んでも効かないわよ。私はタイチの嫁だからね!」
そう言ってるエマだが足が少し震えている。倒れ込んだせいでよく見える。まぁ、こんな悪人面に睨まれたら誰だって怖い。その上威圧は本物だからな。
なんで強がってんの?エマは。
「ほら、私はタイチの嫁で…仲間でしょ…。少しは頼って欲しいのよ。少しも頼ってくれなかったら…その…心配になるし…。」
今のエマの顔を見て少し後悔した。もっとしっかりエマを見ておくべきだった。
「それで?ルアを呼んできたらいいの?」
「エマも…回復属性持ってたよな?」
馬車で見た時のエマの属性は雷、水、風、回復とこの世界では珍しいぐらいに多くの属性を持っていた。
「え…えぇ。けど、ルアより全然使えないわよ?」
「それでいい。さっきあんなこと言った手前悪いんだが俺に回復魔法をかけてくれないか?心臓部分を重点的に頼む。」
「いいけど…私でいいの?」
「さっきまでの威勢はどうしたんだよ。10分だけでいい。頼めるか?」
「うん!」
エマはさっきまでと違い笑顔になった。
本当にツンデレだと思った。ツンデレラという異名をあげたいぐらいだ。
「グッ!ガハっ!」
ヤバい。さっきまで我慢していたから急に来た。
「ちょっと!血、吐いてるじゃない!大丈夫なの?」
「大丈夫だ。気にするな。」
「気にするわよ!?そ…それよりルアみたいに膝枕してあげてもいいわよ。べ、別に私がしたい訳じゃないんだからね!」
「ツンデレラかよ…。」
「な、何よそれ!」
この世界ではどうやらツンデレというワードは広がってないようだな。もしくはエマが知らないのか?
「気にするな。それよりその有り難い申し出は今回は断る。今は頭ひとつも動かすことが出来ないからな。」
「そ、そう…。それは残念ね。」
明らかに落胆している。やっぱりしたかったんじゃないか。だが、頭一つ動かせないのは嘘ではない。無理矢理なら動かせるだろうができることなら動かしたくない。
「まぁ、明日には治ってるだろうから明日の夜にでも頼むわ。」
「そ、そう!なら仕方ないわね。タイチのために私が膝枕してあげるわ!」
急に元気になったな。いやまぁ、それで問題ないんだけどな。
「……私、強くなれるかしら。」
「…強くなりたいのか?」
「えぇ。私がタイチとルアに頼って貰えるぐらい強くなりたいわ。」
「それなら大丈夫だ。エマは強くなる。俺が保証する。」
「そう。なら大丈夫ね!」
エマを強くするプランも実際に組んであるからすぐに強くなれるだろう。
「サンキュー。もう、大丈夫だ。」
俺は足に力を入れて立つ。もう立ちくらみもないし、心臓も少し痛むだけだ。
「本当に大丈夫なの?」
「今回は本当だ。」
「信じるわ。また何かあったら言ってね。」
「おぉ。それじゃあシファに商売でも教えてやってくれ。」
「えぇ!任せなさい!」
俺は2つの皿にカレーをそそいで、さっき治した亜人のところに持っていた。
16
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。
最上級のパーティで最底辺の扱いを受けていたDランク錬金術師は新パーティで成り上がるようです(完)
みかん畑
ファンタジー
最上級のパーティで『荷物持ち』と嘲笑されていた僕は、パーティからクビを宣告されて抜けることにした。
在籍中は僕が色々肩代わりしてたけど、僕を荷物持ち扱いするくらい優秀な仲間たちなので、抜けても問題はないと思ってます。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる