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第三章
奇跡の白い砂
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広場での一件があって以来、アランはヨハンナを外へ連れ出すことをしなくなった。
広いお屋敷には庭もあり、セキとコクもいるので退屈はしない。テッドをはじめ他の使用人たちも、ヨハンナが退屈しないようにと何くれと世話を焼いてくれる。
ヨハンナはそんな彼らの仕事の手伝いをかって出て、テッドが止めるのも聞かず、廊下のワックスがけをした。
宿の仕事で床掃除は慣れている。
セキとコクも加わって、廊下を磨き上げると、テッドはその仕上がりに目を丸くした。
調理の手伝いにも混ぜてもらい、庭の剪定も手伝わせてもらった。おしゃべりしながらの仕事は楽しい。
屋敷にいてもできることはたくさんあった。
でも一つだけ、白の神殿へ連れて行ってもらえないことだけがとても残念だった。
ヨハンナから連れて行ってほしいと言い出すことも憚られる。
広場で何があったのか。ヨハンナはよく覚えていない。
群衆の中から、緑龍だと声が上がり人がわっと押し寄せ、膝をついたのは覚えている。
けれどそこから先のことは思い出せず、気がつけば馬車の中で……。
ヨハンナは、庭の四阿で上品に咲き並んでいる花々を眺めた。
今日は昼食が終わると、セキとコクは飛び出して行った。
時折二人はふらりと出かけていく。
もともと大空を駆け回る龍だ。
無性に思い切り駆けたくなるときがあるんだと二人は言っていたから、今頃はこの広い空を飛び回っているのだろう。
「……いいなぁ」
四阿のテーブルに、ヨハンナはこつんと額を押し当てた。
アランが自分のために外出を躊躇っていることはわかっている。
だからヨハンナがわがままを押し通すわけにはいかない。
「…わっ―――」
花々を映していた視界が琥珀色に覆われ、ヨハンナはびっくりして声を上げた。
アランが首を傾けヨハンナを覗き込んでいる。
今朝は早くからアランは公務で出掛けていた。
いつの間に戻ったのだろう。
「浮かない顔だな」
アランはぐりぐりとヨハンナの髪を乱した。
「セキとコクはどうした?」
ヨハンナが空を指差すと、「そうか」とアランは苦笑いをし、ヨハンナの隣に腰を下ろした。
「テッドから聞いた。退屈しているようだな。床磨きをさせてしまったとテッドが青い顔をしていたぞ」
「そんな……。私が好きでやっただけで…」
「わかってる。俺が、少し慎重になりすぎているだけだ。ほら、立って」
アランはヨハンナの手を引いて立ち上がった。
「今から少しだけ出かけるか? 公務は終わったし、今日はニクラスは布教で神殿を出ているようだから、久しぶりにハララを見に行くか」
「ほんとに!」
アランの言葉にぱっと顔を輝かせたヨハンナに、アランは苦笑した。
「そんなに喜ばれると、ハララに嫉妬してしまいそうだよ」
さっそくアランはテッドに言って、白の神殿へ出かける用意を整え、アランはヨハンナを連れすぐに出発した。護衛の数が以前より増えている。
神殿の丘のハララは、静かに風に揺られ咲き誇っていた。
風が気持ちいい。
緑の香りを肺いっぱいに吸い込み、ハララの群生に顔を埋めると、アランが呆れたように声をかけた。
「ヨハンナはほんとにハララが好きだな」
広い空間を吹き渡っていく緑の風はやっぱり心が落ち着く。
草の上にごろんと寝転び、青い空を見上げると、隣にアランが腕を組んで頭の下に敷き、同じように空を見上げた。
綿あめのような淡い雲が、上空をゆっくりと渡っていく。
アランはしばらく空を眺めたあと、そっとヨハンナに覆いかぶさるとキスを落としてきた。
アランとのこの行為にはだいぶ慣れた。
ヨハンナが軽く口を開けば、アランの舌が入ってくる。歯列をなぞり、舌を絡められる。
アランの右手が胸の膨らみに添えられるのを受け入れ、ハララの香りを感じながらそっと目を閉じた。
「あの、……。すみません、殿下」
護衛の一人が恐縮したように声をかけてきた。
その声にヨハンナは慌ててアランの腕の下から逃れ、アランは億劫そうに顔を上げた。
「どうした?」
「はっ。申し訳ありません、殿下。ですが、マシュー様がどうしても殿下にお取次ぎをとおっしゃられまして」
「マシューが?」
アランが向けた視線の先に、以前広場で見たことのある軍服を着た青年が佇んでいる。
アランが目を向けると、マシューは頭を下げた。
「用件はなんだ?」
「はっ。それがアラン殿下に折り入って内密にご相談したいことがあるとか」
アランはしばらく思案して動かなかった。
アランがヨハンナの側を離れることを危惧していることはわかる。
「あの……。行ってきて、アラン。私ここで待ってるから」
護衛もたくさんついてくれている。自分のせいで皇弟殿下としての仕事の邪魔はしたくない。
ヨハンナがアランの背を押すと、アランは億劫そうに立ち上がった。
白の神殿はいくつもの尖塔が建ち並ぶ建物だが内部はつながっており、そのほぼ中央に白龍を祀った祭壇のある講堂が位置している。
アランは、ヨハンナに護衛をつけ、講堂で待っているようにとヨハンナに言って、マシューの元へ行った。
講堂には、祭壇へ向かう中央の通路を挟んで木製の長椅子が何段にもわたって並び、ステンドグラスから差し込む明かりが、白い大理石の床に模様を描いていた。
ちょうど祈りを捧げる時間だったようで、長椅子には多くの人が座っていた。大人も子供もいる。みな手を合わせ、前の祭壇に向かって頭を垂れている。
白い神官服を着た神官が、白龍へ奉じる祈りの言葉を述べ、パイプオルガンの調べが講堂内を満たした。静謐に満ちた厳かな雰囲気だ。
最後の祈りの言葉が終わり、長椅子に腰かけていた人々が次々に中央の通路へと出てきた。外へ出ようとする列ができ、一番後ろに座ったヨハンナの側を通り抜けていく。
皆ちらちらと視線を送ってくるのが気になったが、広場のような混乱は起きなかった。
講堂から次々に出ていく人を見送っていると、側を通り過ぎようとした一人の女性が声をかけてきた。
「あんた、ここ初めてだろう?」
「……はい」
護衛兵が警戒を強めたが、ヨハンナに話しかけたのはよく日に焼けた女性だった。
手に麻袋を持っている。
新参者のヨハンナに世話を焼いてくれたらしい。
女性は外へ出ようと促してきた。
アランにはここにいるようにと言われている。迷ったが、女性はほら早くと急かしてくる。
外には何かあるようだ。
ヨハンナは少しだけと腰を上げた。護衛もいてくれるし、大丈夫だろう。
講堂の外は白砂の敷き詰められた広場となっていた。講堂から出た人々はなぜかその白砂を持参した袋へと詰めている。
神殿の白砂を持ち帰ることにどんな意味があるのか。ヨハンナが不思議に思って見つめていると、さきほどの親切な女性が持っていた麻袋を渡してくれた。
女性は、麻袋に白砂をたんと詰めて持ち帰るといいと助言してくる。
「持ち帰った白砂を畑にまくといいさ」
それからちょっとヨハンナのドレス姿に目を向けて、おそらくアランに仕立ててもらった上質なドレスを見て、畑仕事などしないと思ったのだろう。
「畑がなかったら花壇でもいい。そしたら白龍さまのご加護がいただけて、花が咲き乱れるほどわんさか咲くからさ」
「そうなのですか?」
ヨハンナはしゃがんで白砂を手の平に載せてみた。日の光を反射してきらめき、指の間からさらさらと流れ落ちていく。
とても触り心地のいい砂だ。
麻袋をくれた女性が嬉しそうにこちらを見てくるので、ヨハンナは女性の言うように麻袋に白砂を詰めた。
白砂を詰め終わり、立ち上がろうとすると後ろから誰かがぶつかった。
ヨハンナはよろめいて両手を白砂につけたが、ぶつかった子供はヨハンナに「ごめん」と謝っただけで走っていく。
子供の駆けて行った先には湯気をあげる大鍋がいくつも並んでいる。炊き出しが始まるようだ。
白の神殿の炊き出しでセヴェリに出会ったとレイモンは言っていた。
レイモンの話を思い出せば、駆けて行った子供にとって食事にありつけるかは死活問題だとわかる。
仕方ないことだとヨハンナは思い、膝をついた状態から立ち上がろうとした。
そこへすっと手が差し出される。細くて白い指だ。剣を握るアランのものとは違う。顔を上げるとニクラスがこちらを見下ろしていた。
広いお屋敷には庭もあり、セキとコクもいるので退屈はしない。テッドをはじめ他の使用人たちも、ヨハンナが退屈しないようにと何くれと世話を焼いてくれる。
ヨハンナはそんな彼らの仕事の手伝いをかって出て、テッドが止めるのも聞かず、廊下のワックスがけをした。
宿の仕事で床掃除は慣れている。
セキとコクも加わって、廊下を磨き上げると、テッドはその仕上がりに目を丸くした。
調理の手伝いにも混ぜてもらい、庭の剪定も手伝わせてもらった。おしゃべりしながらの仕事は楽しい。
屋敷にいてもできることはたくさんあった。
でも一つだけ、白の神殿へ連れて行ってもらえないことだけがとても残念だった。
ヨハンナから連れて行ってほしいと言い出すことも憚られる。
広場で何があったのか。ヨハンナはよく覚えていない。
群衆の中から、緑龍だと声が上がり人がわっと押し寄せ、膝をついたのは覚えている。
けれどそこから先のことは思い出せず、気がつけば馬車の中で……。
ヨハンナは、庭の四阿で上品に咲き並んでいる花々を眺めた。
今日は昼食が終わると、セキとコクは飛び出して行った。
時折二人はふらりと出かけていく。
もともと大空を駆け回る龍だ。
無性に思い切り駆けたくなるときがあるんだと二人は言っていたから、今頃はこの広い空を飛び回っているのだろう。
「……いいなぁ」
四阿のテーブルに、ヨハンナはこつんと額を押し当てた。
アランが自分のために外出を躊躇っていることはわかっている。
だからヨハンナがわがままを押し通すわけにはいかない。
「…わっ―――」
花々を映していた視界が琥珀色に覆われ、ヨハンナはびっくりして声を上げた。
アランが首を傾けヨハンナを覗き込んでいる。
今朝は早くからアランは公務で出掛けていた。
いつの間に戻ったのだろう。
「浮かない顔だな」
アランはぐりぐりとヨハンナの髪を乱した。
「セキとコクはどうした?」
ヨハンナが空を指差すと、「そうか」とアランは苦笑いをし、ヨハンナの隣に腰を下ろした。
「テッドから聞いた。退屈しているようだな。床磨きをさせてしまったとテッドが青い顔をしていたぞ」
「そんな……。私が好きでやっただけで…」
「わかってる。俺が、少し慎重になりすぎているだけだ。ほら、立って」
アランはヨハンナの手を引いて立ち上がった。
「今から少しだけ出かけるか? 公務は終わったし、今日はニクラスは布教で神殿を出ているようだから、久しぶりにハララを見に行くか」
「ほんとに!」
アランの言葉にぱっと顔を輝かせたヨハンナに、アランは苦笑した。
「そんなに喜ばれると、ハララに嫉妬してしまいそうだよ」
さっそくアランはテッドに言って、白の神殿へ出かける用意を整え、アランはヨハンナを連れすぐに出発した。護衛の数が以前より増えている。
神殿の丘のハララは、静かに風に揺られ咲き誇っていた。
風が気持ちいい。
緑の香りを肺いっぱいに吸い込み、ハララの群生に顔を埋めると、アランが呆れたように声をかけた。
「ヨハンナはほんとにハララが好きだな」
広い空間を吹き渡っていく緑の風はやっぱり心が落ち着く。
草の上にごろんと寝転び、青い空を見上げると、隣にアランが腕を組んで頭の下に敷き、同じように空を見上げた。
綿あめのような淡い雲が、上空をゆっくりと渡っていく。
アランはしばらく空を眺めたあと、そっとヨハンナに覆いかぶさるとキスを落としてきた。
アランとのこの行為にはだいぶ慣れた。
ヨハンナが軽く口を開けば、アランの舌が入ってくる。歯列をなぞり、舌を絡められる。
アランの右手が胸の膨らみに添えられるのを受け入れ、ハララの香りを感じながらそっと目を閉じた。
「あの、……。すみません、殿下」
護衛の一人が恐縮したように声をかけてきた。
その声にヨハンナは慌ててアランの腕の下から逃れ、アランは億劫そうに顔を上げた。
「どうした?」
「はっ。申し訳ありません、殿下。ですが、マシュー様がどうしても殿下にお取次ぎをとおっしゃられまして」
「マシューが?」
アランが向けた視線の先に、以前広場で見たことのある軍服を着た青年が佇んでいる。
アランが目を向けると、マシューは頭を下げた。
「用件はなんだ?」
「はっ。それがアラン殿下に折り入って内密にご相談したいことがあるとか」
アランはしばらく思案して動かなかった。
アランがヨハンナの側を離れることを危惧していることはわかる。
「あの……。行ってきて、アラン。私ここで待ってるから」
護衛もたくさんついてくれている。自分のせいで皇弟殿下としての仕事の邪魔はしたくない。
ヨハンナがアランの背を押すと、アランは億劫そうに立ち上がった。
白の神殿はいくつもの尖塔が建ち並ぶ建物だが内部はつながっており、そのほぼ中央に白龍を祀った祭壇のある講堂が位置している。
アランは、ヨハンナに護衛をつけ、講堂で待っているようにとヨハンナに言って、マシューの元へ行った。
講堂には、祭壇へ向かう中央の通路を挟んで木製の長椅子が何段にもわたって並び、ステンドグラスから差し込む明かりが、白い大理石の床に模様を描いていた。
ちょうど祈りを捧げる時間だったようで、長椅子には多くの人が座っていた。大人も子供もいる。みな手を合わせ、前の祭壇に向かって頭を垂れている。
白い神官服を着た神官が、白龍へ奉じる祈りの言葉を述べ、パイプオルガンの調べが講堂内を満たした。静謐に満ちた厳かな雰囲気だ。
最後の祈りの言葉が終わり、長椅子に腰かけていた人々が次々に中央の通路へと出てきた。外へ出ようとする列ができ、一番後ろに座ったヨハンナの側を通り抜けていく。
皆ちらちらと視線を送ってくるのが気になったが、広場のような混乱は起きなかった。
講堂から次々に出ていく人を見送っていると、側を通り過ぎようとした一人の女性が声をかけてきた。
「あんた、ここ初めてだろう?」
「……はい」
護衛兵が警戒を強めたが、ヨハンナに話しかけたのはよく日に焼けた女性だった。
手に麻袋を持っている。
新参者のヨハンナに世話を焼いてくれたらしい。
女性は外へ出ようと促してきた。
アランにはここにいるようにと言われている。迷ったが、女性はほら早くと急かしてくる。
外には何かあるようだ。
ヨハンナは少しだけと腰を上げた。護衛もいてくれるし、大丈夫だろう。
講堂の外は白砂の敷き詰められた広場となっていた。講堂から出た人々はなぜかその白砂を持参した袋へと詰めている。
神殿の白砂を持ち帰ることにどんな意味があるのか。ヨハンナが不思議に思って見つめていると、さきほどの親切な女性が持っていた麻袋を渡してくれた。
女性は、麻袋に白砂をたんと詰めて持ち帰るといいと助言してくる。
「持ち帰った白砂を畑にまくといいさ」
それからちょっとヨハンナのドレス姿に目を向けて、おそらくアランに仕立ててもらった上質なドレスを見て、畑仕事などしないと思ったのだろう。
「畑がなかったら花壇でもいい。そしたら白龍さまのご加護がいただけて、花が咲き乱れるほどわんさか咲くからさ」
「そうなのですか?」
ヨハンナはしゃがんで白砂を手の平に載せてみた。日の光を反射してきらめき、指の間からさらさらと流れ落ちていく。
とても触り心地のいい砂だ。
麻袋をくれた女性が嬉しそうにこちらを見てくるので、ヨハンナは女性の言うように麻袋に白砂を詰めた。
白砂を詰め終わり、立ち上がろうとすると後ろから誰かがぶつかった。
ヨハンナはよろめいて両手を白砂につけたが、ぶつかった子供はヨハンナに「ごめん」と謝っただけで走っていく。
子供の駆けて行った先には湯気をあげる大鍋がいくつも並んでいる。炊き出しが始まるようだ。
白の神殿の炊き出しでセヴェリに出会ったとレイモンは言っていた。
レイモンの話を思い出せば、駆けて行った子供にとって食事にありつけるかは死活問題だとわかる。
仕方ないことだとヨハンナは思い、膝をついた状態から立ち上がろうとした。
そこへすっと手が差し出される。細くて白い指だ。剣を握るアランのものとは違う。顔を上げるとニクラスがこちらを見下ろしていた。
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