1 / 55
前章
前章
強がりなロザリアをけしかけて、その気にさせるのは簡単だった。
「えっと、あの……。セスト…?」
向こうは売り言葉に買い言葉で引くに引けなくなっただけだろうが、こちらはそこまで見越してのことだ。
それにいざ先に進めばロザリアが怖気づくだろうこともわかっていた。案の定、着ていたワンピースを脱がすと、性急に先へ進めようとするセストの手を、ロザリアは焦った様子で掴んできた。
それでも、途中でやめる気などなかった。
すでに目じりに涙を浮かべているロザリアを見ても、気は変わらない。
こちらだって相応の覚悟を持ってこうしているのだし、どうせもう一生手放すつもりもない。
シュミーズの裾をたくし上げ、下から手を差し入れ突起をつまむと、ロザリアは眉を寄せて痛がった。なんとか侵略者の手から逃れたくて、ロザリアは何度も突起を弄ぶ手を引っ掻き、指をはがそうとしてくるが、そんなものはどうということはない。
胸に気を取られている間にショーツの紐をほどき、直接触れるとロザリアの体が跳ねた。
「いや、セスト……。わたし、……その……」
ロザリアは懇願するようにこちらを見上げ、恥ずかしさに顔を真っ赤にしている。その顔も愛おしく、セストはロザリアの唇を深く奪うと容赦なく指を進めた。
ロザリアは体をびくつかせ、歯の根をカタカタと震わせた。
「ああ、ロザリア……。かわいいよ。ほら、さっきも教えたろう? 足はもっと開いて」
こちらの言葉が聞こえているのかいないのか。
内壁を擦るとロザリアはくぐもった声をあげ、セストの肩にしがみつく。
その両膝を開かせ、セストは更に奥へと指を進めた。
とたんにロザリアの体が強張り、目を潤ませて懇願してくる。
「……セスト、……っ、わたしもう……。やっぱりもうやめ……」
ロザリアのこの反応は予想していた。
セストは「大丈夫だから。体の力を抜いて」と指は挿れたまま、その耳元で囁いた。
「……やめてくれないの?」
「やめないとは言ってない。ただほら、俺に抱かれたいと言い出したのはロザリアの方だろう?」
「……それは、その…」
「前言撤回するのかい?」
わざとにやにやして見下ろすと、ロザリアはふんっと顔を背けた。
「し、しないわ。わたしはセストみたいに口先ばかりのことは言わないもの」
「なら問題ないだろう? ……俺だってもう我慢の限界だし。ほら」
ロザリアの手を取って自身のものに押し付けると、ロザリアは顔を更に真っ赤にした。
「やっ……な、なんでそんな……」
「こんなになってるのかって? そりゃロザリアに触れているからに決まっているだろう? 焚きつけたのはロザリアだぞ。責任はとってくれるんだろう?」
「……えっと、その……」
ロザリアは目を泳がせたが、ここで逃がすつもりはない。
セストはトラウザーズの前を寛げると、ロザリアの膝裏を持ち上げた。
「……ひっ…」
ロザリアは喉の奥で悲鳴を上げ、逃れようとじたばた足を蹴り上げた。
その足を抑え、セストはロザリアの全身を見下ろした。
「好きだろ? こういうの。部屋にたくさんその手の本があったのは知ってるんだ」
そう言ってやると、ロザリアは顔を夕日みたいに真っ赤に染め、口をパクパクさせた。
「えっと、あの……。セスト…?」
向こうは売り言葉に買い言葉で引くに引けなくなっただけだろうが、こちらはそこまで見越してのことだ。
それにいざ先に進めばロザリアが怖気づくだろうこともわかっていた。案の定、着ていたワンピースを脱がすと、性急に先へ進めようとするセストの手を、ロザリアは焦った様子で掴んできた。
それでも、途中でやめる気などなかった。
すでに目じりに涙を浮かべているロザリアを見ても、気は変わらない。
こちらだって相応の覚悟を持ってこうしているのだし、どうせもう一生手放すつもりもない。
シュミーズの裾をたくし上げ、下から手を差し入れ突起をつまむと、ロザリアは眉を寄せて痛がった。なんとか侵略者の手から逃れたくて、ロザリアは何度も突起を弄ぶ手を引っ掻き、指をはがそうとしてくるが、そんなものはどうということはない。
胸に気を取られている間にショーツの紐をほどき、直接触れるとロザリアの体が跳ねた。
「いや、セスト……。わたし、……その……」
ロザリアは懇願するようにこちらを見上げ、恥ずかしさに顔を真っ赤にしている。その顔も愛おしく、セストはロザリアの唇を深く奪うと容赦なく指を進めた。
ロザリアは体をびくつかせ、歯の根をカタカタと震わせた。
「ああ、ロザリア……。かわいいよ。ほら、さっきも教えたろう? 足はもっと開いて」
こちらの言葉が聞こえているのかいないのか。
内壁を擦るとロザリアはくぐもった声をあげ、セストの肩にしがみつく。
その両膝を開かせ、セストは更に奥へと指を進めた。
とたんにロザリアの体が強張り、目を潤ませて懇願してくる。
「……セスト、……っ、わたしもう……。やっぱりもうやめ……」
ロザリアのこの反応は予想していた。
セストは「大丈夫だから。体の力を抜いて」と指は挿れたまま、その耳元で囁いた。
「……やめてくれないの?」
「やめないとは言ってない。ただほら、俺に抱かれたいと言い出したのはロザリアの方だろう?」
「……それは、その…」
「前言撤回するのかい?」
わざとにやにやして見下ろすと、ロザリアはふんっと顔を背けた。
「し、しないわ。わたしはセストみたいに口先ばかりのことは言わないもの」
「なら問題ないだろう? ……俺だってもう我慢の限界だし。ほら」
ロザリアの手を取って自身のものに押し付けると、ロザリアは顔を更に真っ赤にした。
「やっ……な、なんでそんな……」
「こんなになってるのかって? そりゃロザリアに触れているからに決まっているだろう? 焚きつけたのはロザリアだぞ。責任はとってくれるんだろう?」
「……えっと、その……」
ロザリアは目を泳がせたが、ここで逃がすつもりはない。
セストはトラウザーズの前を寛げると、ロザリアの膝裏を持ち上げた。
「……ひっ…」
ロザリアは喉の奥で悲鳴を上げ、逃れようとじたばた足を蹴り上げた。
その足を抑え、セストはロザリアの全身を見下ろした。
「好きだろ? こういうの。部屋にたくさんその手の本があったのは知ってるんだ」
そう言ってやると、ロザリアは顔を夕日みたいに真っ赤に染め、口をパクパクさせた。
あなたにおすすめの小説
王宮の万能メイド、偏屈魔術師を餌付けする
葉山あおい
恋愛
王宮で働く勤続八年のメイド、エレナ・フォスター。仕事は完璧だが愛想がない彼女は、いつしか「鉄の女」と呼ばれ恐れられていた。
そんな彼女に下された辞令は、王宮の敷地内にありながら「魔窟」と呼ばれる『北の塔』の専属メイドになること。そこの主である宮廷魔術師団長・シルヴィス・クローデルは、稀代の天才ながら極度の人嫌い&生活能力ゼロの偏屈男だった!
ゴミ屋敷と化した塔をピカピカに掃除し、栄養失調寸前の彼に絶品の手料理を振る舞うエレナ。黄金色のオムレツ、とろける煮込みハンバーグ、特製カツサンド……。美味しいご飯で餌付けされた魔術師様は、次第にエレナへの独占欲を露わにし始めて――?
意地悪な聖女や侯爵夫人のいびりも、完璧なスキルで華麗に返り討ち。平民出身のメイドが、身分差を乗り越えて幸せな花嫁になるまでの、美味しくて甘いシンデレラストーリー。
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
崖っぷち令嬢は冷血皇帝のお世話係〜侍女のはずが皇帝妃になるみたいです〜
束原ミヤコ
恋愛
ティディス・クリスティスは、没落寸前の貧乏な伯爵家の令嬢である。
家のために王宮で働く侍女に仕官したは良いけれど、緊張のせいでまともに話せず、面接で落とされそうになってしまう。
「家族のため、なんでもするからどうか働かせてください」と泣きついて、手に入れた仕事は――冷血皇帝と巷で噂されている、冷酷冷血名前を呼んだだけで子供が泣くと言われているレイシールド・ガルディアス皇帝陛下のお世話係だった。
皇帝レイシールドは気難しく、人を傍に置きたがらない。
今まで何人もの侍女が、レイシールドが恐ろしくて泣きながら辞めていったのだという。
ティディスは決意する。なんとしてでも、お仕事をやりとげて、没落から家を救わなければ……!
心根の優しいお世話係の令嬢と、無口で不器用な皇帝陛下の話です。
完結【強引な略奪婚】冷徹な次期帝は、婚姻間近の姫を夜ごと甘く溶かす
小木楓
恋愛
完結しました✨
タグ&あらすじ変更しました。
略奪された大納言家の香子を待っていたのは、冷徹な次期帝による「狂愛」という名の支配でした。
「泣け、香子。お前をこれほど乱せるのは、世界で私だけだ」
「お前はまだ誰のものでもないな? ならば、私のものだ」
大納言家の姫・香子には、心通わせる穏やかな婚約者がいた。
しかし、そのささやかな幸福は、冷徹と噂される次期帝・彰仁(あきひと)に見初められたことで一変する。
強引な勅命により略奪され、後宮という名の檻に閉じ込められた香子。
夜ごとの契りで身体を繋がれ、元婚約者への想いすら「不義」として塗り潰されていく。
恐怖に震える香子だったが、閉ざされた寝所で待っていたのは、想像を絶するほど重く、激しい寵愛で……?
「痛くはしない。……お前が私のことしか考えられなくなるまで、何度でも教え込もう」
逃げ場のない愛に心が絡め取られていく中、彰仁は香子を守るため、「ある残酷な嘘」を用いて彼女を試す。
それは、愛するがゆえに彼女を嫉妬と絶望で壊し、「帝なしでは息もできない」状態へ作り変えるための、狂気じみた遊戯だった。
「一生、私の腕の中で溺れていろ」
守るために壊し、愛するために縛る。
冷酷な仮面の下に隠された、
一途で異常な執着を知った時、香子の心もまた甘い猛毒に溶かされていく――。
★最後は極上のハッピーエンドです。
※AI画像を使用しています。
お兄様はやさしく笑って、逃げ道だけをなくしていく
星乃和花
恋愛
縁談に悩む子爵令嬢リゼットが助けを求めたのは、名門侯爵家の長男アルフレッド。
穏やかでやさしく、理想のお兄様のような彼は、「君のことは僕が見ている」と甘く手を差し伸べてくれる。
送り迎え、花や手紙、完璧なエスコート。
守られているだけのはずが、気づけば周囲には「彼女はもうノースウェル侯爵家のもの」という空気ができあがっていて――。
ふわふわ優しいのに、実はかなり策略家。
やさしく逃げ道をなくしてくるお兄様系ヒーローに、恋愛に疎い令嬢がじわじわ囲い落とされていく、甘くて幸せな溺愛ラブストーリー。
――「待つよ」と言いながら、外堀はきっちり埋めてくる――
(完結済ー本編10話+後日談2話)
異世界に逃げたシングルマザー経理は、定時退勤だけは譲れない
木風
恋愛
DV夫から一歳の娘を抱えて逃げた鈴木優子は、光に飲まれて異世界の王宮へ転移してしまう。
生きるために差し出した武器は簿記と経理経験――崩壊寸前の王宮会計を『複式簿記』で立て直すことに。
ただし譲れない条件はひとつ、「午後五時の定時退勤」。娘の迎えが最優先だからだ。
その姿勢に、なぜか若き国王ヴィクトルが毎日経理室へ通い始めて――仕事と子育ての先に、家族の形が芽吹いていく。
捨てた騎士と拾った魔術師
吉野屋
恋愛
貴族の庶子であるミリアムは、前世持ちである。冷遇されていたが政略でおっさん貴族の後妻落ちになる事を懸念して逃げ出した。実家では隠していたが、魔力にギフトと生活能力はあるので、王都に行き暮らす。優しくて美しい夫も出来て幸せな生活をしていたが、夫の兄の死で伯爵家を継いだ夫に捨てられてしまう。その後、王都に来る前に出会った男(その時は鳥だった)に再会して国を左右する陰謀に巻き込まれていく。
拾ってないのに、最上位が毎日“帰る”んですがーー飼い主じゃありません!ただの受付係です!
星乃和花
恋愛
王都ギルド受付係リナは、今日も平和に働く予定だった。
……のに。
「お腹すいた」
そう言って現れたのは、最上位の英雄レオン。
強いのに生活力ゼロ、距離感ゼロ、甘え方だけは一流。
手当てすれば「危ない」と囲い込み、
看病すれば抱きしめて離さず、
ついには――
「君が、俺の帰る場所」
拾ってない。飼ってない。
ただ世話を焼いただけなのに、英雄が毎日“帰ってくる”ようになりました。
無自覚世話焼き受付嬢 × 甘えた天然英雄の
距離感バグ甘々ラブコメ、開幕!
⭐︎火木土21:20更新ー本編8話+後日談9話⭐︎