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取り返しがつかない
「美葉、今日も一緒に寝よっか」
「う、うん……」
そうやって私のお姉ちゃん――岩本遥が私をベッドに誘ってくる。
傍から見たら姉妹仲がいい、と思われるかもしれない。……いや別に悪いわけじゃないし、むしろいい方なんだけど……良すぎることが問題なんだ。
お姉ちゃんが私に向けてくる感情は姉妹としての好きじゃなくて、恋愛対象としての好きだ。
全部私が悪いのはわかってる。でも、私は同性愛者じゃないし、それ以前に、お姉ちゃんに対して……家族に対してそんな感情は無い。もちろんお姉ちゃんのことは好きなんだけど、それは家族として、姉妹としてなんだから。
ほんとに、あの時あんなことさえしなければ……
今でも後悔している。私が12歳でお姉ちゃんが14歳だった頃の話だ。
その時は私たちは普通……よりちょっと仲がいいだけの姉妹だった。
常に一緒にいて、お風呂にも一緒に入って、寝る時も一緒だった。
その日もいつも通りにお姉ちゃんと一緒にベッドに入って、眠るつもりだった。……でも、その日はたまたま私だけがお昼寝しちゃったことで、すぐに寝付けなかったんだ。
でも、お姉ちゃんはそんなことないから、先に寝ちゃってた。いつも先に寝ちゃうのは私だったから、お姉ちゃんの寝顔を見てみたいと思った。
そう思った私は、ベッドの中で更にお姉ちゃんに近づこうとした。……その時、暗闇ということもあって本当にたまたま私の手がお姉ちゃんの下の大事な所に触れてしまったんだ。
その時、触れただけで済ませておけば良かった。……なのに、私はそれだけで済まさずに好奇心が湧いてきてしまった。
自分のそこは知ってるけど、お姉ちゃんのはどうなってるんだろうって。……お風呂には一緒に入ってるけど、触ったこととかは無かったなぁと無邪気に考えてしまった。
「お姉ちゃん?」
そう考えてしまった私はそうやって小声でお姉ちゃんが起きてるかを確認した。
返事はなかった。だからこそ、ゆっくりとお姉ちゃんのパンツの中に手を入れて、触ってみた。
撫でるようにしてみたり、少しだけ中に入れてみたり。……そんなことをしていると、お姉ちゃんが急に声を上げた。
「ぁっ、んっ」
私は咄嗟に手を引いて、寝たフリをした。
……いつまで経ってもお姉ちゃんに何かを言われることは無かったので、寝たフリをやめて、暗闇に慣れてきた目でお姉ちゃんの方を見た。すると、お姉ちゃんは眠っていた。
気のせいだったのかな……と思った私はもう一度お姉ちゃんにさっきと同じことをした。
「んっ……」
お姉ちゃんがそんな声を漏らすけど、起きてはいなかったから、私はそれを続けた。
しばらくそうして、もう飽きてきたなぁ……と思い出した頃だった。
お姉ちゃんの体がビクンって震えて、声がさっきより荒くなったんだ。
そんなお姉ちゃんの姿を見て、私は楽しいと思ってしまった。
それから私は毎日、お姉ちゃんに対して同じようなことをし始めた。
それは寝る時だけじゃなく、一緒にお風呂に入る時にもした。……お姉ちゃんを洗ってあげると言いながら。
今思えば、あの時のお姉ちゃんはもう14歳。とっくにそういう知識があってもおかしくなかった。……いや、知ってたんだと思う。お姉ちゃんは遠回しに辞めるように言ってきたりしたけど、私は辞めなかった。いつも完璧なお姉ちゃんがだらしない声を上げて、体をビクビクさせるのが楽しかったから。
そんなことを続けて、2年がたった。その頃にはお姉ちゃんの抵抗も無くなっていた。
そして私は保健の授業で2年間続けていたそれがえっちなことだと気がついた。
当然家に帰るなりすぐにお姉ちゃんに謝った。そしてもうしないと言った。
でも、もう手遅れだった。
「美葉、責任とってもらうからね」
お姉ちゃんは笑ってそう言った。
「う、うん……」
そうやって私のお姉ちゃん――岩本遥が私をベッドに誘ってくる。
傍から見たら姉妹仲がいい、と思われるかもしれない。……いや別に悪いわけじゃないし、むしろいい方なんだけど……良すぎることが問題なんだ。
お姉ちゃんが私に向けてくる感情は姉妹としての好きじゃなくて、恋愛対象としての好きだ。
全部私が悪いのはわかってる。でも、私は同性愛者じゃないし、それ以前に、お姉ちゃんに対して……家族に対してそんな感情は無い。もちろんお姉ちゃんのことは好きなんだけど、それは家族として、姉妹としてなんだから。
ほんとに、あの時あんなことさえしなければ……
今でも後悔している。私が12歳でお姉ちゃんが14歳だった頃の話だ。
その時は私たちは普通……よりちょっと仲がいいだけの姉妹だった。
常に一緒にいて、お風呂にも一緒に入って、寝る時も一緒だった。
その日もいつも通りにお姉ちゃんと一緒にベッドに入って、眠るつもりだった。……でも、その日はたまたま私だけがお昼寝しちゃったことで、すぐに寝付けなかったんだ。
でも、お姉ちゃんはそんなことないから、先に寝ちゃってた。いつも先に寝ちゃうのは私だったから、お姉ちゃんの寝顔を見てみたいと思った。
そう思った私は、ベッドの中で更にお姉ちゃんに近づこうとした。……その時、暗闇ということもあって本当にたまたま私の手がお姉ちゃんの下の大事な所に触れてしまったんだ。
その時、触れただけで済ませておけば良かった。……なのに、私はそれだけで済まさずに好奇心が湧いてきてしまった。
自分のそこは知ってるけど、お姉ちゃんのはどうなってるんだろうって。……お風呂には一緒に入ってるけど、触ったこととかは無かったなぁと無邪気に考えてしまった。
「お姉ちゃん?」
そう考えてしまった私はそうやって小声でお姉ちゃんが起きてるかを確認した。
返事はなかった。だからこそ、ゆっくりとお姉ちゃんのパンツの中に手を入れて、触ってみた。
撫でるようにしてみたり、少しだけ中に入れてみたり。……そんなことをしていると、お姉ちゃんが急に声を上げた。
「ぁっ、んっ」
私は咄嗟に手を引いて、寝たフリをした。
……いつまで経ってもお姉ちゃんに何かを言われることは無かったので、寝たフリをやめて、暗闇に慣れてきた目でお姉ちゃんの方を見た。すると、お姉ちゃんは眠っていた。
気のせいだったのかな……と思った私はもう一度お姉ちゃんにさっきと同じことをした。
「んっ……」
お姉ちゃんがそんな声を漏らすけど、起きてはいなかったから、私はそれを続けた。
しばらくそうして、もう飽きてきたなぁ……と思い出した頃だった。
お姉ちゃんの体がビクンって震えて、声がさっきより荒くなったんだ。
そんなお姉ちゃんの姿を見て、私は楽しいと思ってしまった。
それから私は毎日、お姉ちゃんに対して同じようなことをし始めた。
それは寝る時だけじゃなく、一緒にお風呂に入る時にもした。……お姉ちゃんを洗ってあげると言いながら。
今思えば、あの時のお姉ちゃんはもう14歳。とっくにそういう知識があってもおかしくなかった。……いや、知ってたんだと思う。お姉ちゃんは遠回しに辞めるように言ってきたりしたけど、私は辞めなかった。いつも完璧なお姉ちゃんがだらしない声を上げて、体をビクビクさせるのが楽しかったから。
そんなことを続けて、2年がたった。その頃にはお姉ちゃんの抵抗も無くなっていた。
そして私は保健の授業で2年間続けていたそれがえっちなことだと気がついた。
当然家に帰るなりすぐにお姉ちゃんに謝った。そしてもうしないと言った。
でも、もう手遅れだった。
「美葉、責任とってもらうからね」
お姉ちゃんは笑ってそう言った。
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