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昨日の仕返し
朝起きると、珍しくお姉ちゃんが隣にいなかった。
別にいいんだけど、いつも起きたらお姉ちゃんがいたから、何となく、ほんとに何となくだけど、寂しい。……いや、まぁ、お姉ちゃんが居ない理由は分かってるんだけどね。
私は学校が休みで、お姉ちゃんは学校が休みじゃない……ただ、それだけ。
私は何となく寂しい気持ちを抱えながら、ベッドから降りた。
「ん……顔、洗おう」
顔を洗って、リビングに来た私は、お弁当が置いてあるのに気がついた。
……お姉ちゃんが作ってくれたんだ。
私はお弁当の箱を開いた。
すると、色とりどりな野菜と、唐揚げとご飯が入っていた。
お姉ちゃん、いつもより早く起きて作ってくれたのかな……
「いただきます」
取り敢えず、お腹がすいてたから、私はそう言ってお弁当を食べ始めた。
美味しい。……冷めてるけど。
「ごちそうさま」
食べ終わった私は、手を合わせてそう言った。
……一気に暇になった。
どこか、出かけようかな……家に居ても、お姉ちゃんもいないし、やることがないし。
でも、この時間帯に外に出かけたりなんかしたら、補導されちゃいそう……
お姉ちゃんの部屋に行こうかな。
普通だったら、勝手に部屋に入るのはだめかもしれないけど、お姉ちゃんだって私の部屋に勝手に入ってくるんだから、私がお姉ちゃんの部屋に勝手に入っても、お互い様のはず。
そう思った私は、お姉ちゃんの部屋の扉を開けて、中に入った。
お姉ちゃんの部屋に入ったはいいものの、いつも通りの部屋だ。お姉ちゃんの部屋で眠らされる時と何も変わらない、お姉ちゃんの部屋だ。
強いていつもと違う点を挙げるとしたら、お姉ちゃんが居ないことだけだ。
特にやることもないし……昨日、お姉ちゃんが恥ずかしいことをしてきたから、私も何かお姉ちゃんが恥ずかしがるようなことをして、仕返しをしたいな。
もちろん昔に私がやった様なことじゃないやり方で。
お姉ちゃんって、昔やってた事以外で何をしたら恥ずかしがるんだろ。
……私にやってたみたいに、寝顔を見て、寝息を聞くとか? ……仮にそれで恥ずかしがるとしても、私がお姉ちゃんより早く起きられないよ。
じゃあ、お姉ちゃんに好きって言うとか? ……いや、それは喜びそうだし、勘違いさせちゃうからだめだ。
お姉ちゃんの事は好きだけど、姉妹としてだし。
だったら……匂いを嗅ぐ、とか? ……今お姉ちゃんは居ないし、ちょうどお姉ちゃんのベッドもあるし。……いつもお姉ちゃんと寝てるけど、意識して匂いを嗅いだことなんてないし、お姉ちゃんも、お姉ちゃんがいない間に匂いを嗅がれてたなんて知ったら恥ずかしがるかもしれない。……少なくとも私だったら恥ずかしいし、臭くなかったか不安になるから。
うん。昨日の仕返しにはちょうどいいかも。
そう思った私は、お姉ちゃんのベッドに入って、お姉ちゃんの枕を抱きしめながら、匂いを嗅いだ。
当たり前なんだけど、お姉ちゃんの匂いだ。
「すぅ……はぁ……」
当然嗅いだことある匂いだけど、意識して嗅ぐだけで、なんかいつもとは違う、変な感じになってくる。
もっと、嗅ごう。……当たり前だけど、私が嗅ぎたいとかではない。……単純にお姉ちゃんに昨日の仕返しをするためだ。
いっぱい嗅いでおいた方が、更にお姉ちゃんを恥ずかしがらせることが出来ると思うから、私はお姉ちゃんの枕を抱きしめたまま、布団に潜って、更に匂いを嗅いだ。
別にいいんだけど、いつも起きたらお姉ちゃんがいたから、何となく、ほんとに何となくだけど、寂しい。……いや、まぁ、お姉ちゃんが居ない理由は分かってるんだけどね。
私は学校が休みで、お姉ちゃんは学校が休みじゃない……ただ、それだけ。
私は何となく寂しい気持ちを抱えながら、ベッドから降りた。
「ん……顔、洗おう」
顔を洗って、リビングに来た私は、お弁当が置いてあるのに気がついた。
……お姉ちゃんが作ってくれたんだ。
私はお弁当の箱を開いた。
すると、色とりどりな野菜と、唐揚げとご飯が入っていた。
お姉ちゃん、いつもより早く起きて作ってくれたのかな……
「いただきます」
取り敢えず、お腹がすいてたから、私はそう言ってお弁当を食べ始めた。
美味しい。……冷めてるけど。
「ごちそうさま」
食べ終わった私は、手を合わせてそう言った。
……一気に暇になった。
どこか、出かけようかな……家に居ても、お姉ちゃんもいないし、やることがないし。
でも、この時間帯に外に出かけたりなんかしたら、補導されちゃいそう……
お姉ちゃんの部屋に行こうかな。
普通だったら、勝手に部屋に入るのはだめかもしれないけど、お姉ちゃんだって私の部屋に勝手に入ってくるんだから、私がお姉ちゃんの部屋に勝手に入っても、お互い様のはず。
そう思った私は、お姉ちゃんの部屋の扉を開けて、中に入った。
お姉ちゃんの部屋に入ったはいいものの、いつも通りの部屋だ。お姉ちゃんの部屋で眠らされる時と何も変わらない、お姉ちゃんの部屋だ。
強いていつもと違う点を挙げるとしたら、お姉ちゃんが居ないことだけだ。
特にやることもないし……昨日、お姉ちゃんが恥ずかしいことをしてきたから、私も何かお姉ちゃんが恥ずかしがるようなことをして、仕返しをしたいな。
もちろん昔に私がやった様なことじゃないやり方で。
お姉ちゃんって、昔やってた事以外で何をしたら恥ずかしがるんだろ。
……私にやってたみたいに、寝顔を見て、寝息を聞くとか? ……仮にそれで恥ずかしがるとしても、私がお姉ちゃんより早く起きられないよ。
じゃあ、お姉ちゃんに好きって言うとか? ……いや、それは喜びそうだし、勘違いさせちゃうからだめだ。
お姉ちゃんの事は好きだけど、姉妹としてだし。
だったら……匂いを嗅ぐ、とか? ……今お姉ちゃんは居ないし、ちょうどお姉ちゃんのベッドもあるし。……いつもお姉ちゃんと寝てるけど、意識して匂いを嗅いだことなんてないし、お姉ちゃんも、お姉ちゃんがいない間に匂いを嗅がれてたなんて知ったら恥ずかしがるかもしれない。……少なくとも私だったら恥ずかしいし、臭くなかったか不安になるから。
うん。昨日の仕返しにはちょうどいいかも。
そう思った私は、お姉ちゃんのベッドに入って、お姉ちゃんの枕を抱きしめながら、匂いを嗅いだ。
当たり前なんだけど、お姉ちゃんの匂いだ。
「すぅ……はぁ……」
当然嗅いだことある匂いだけど、意識して嗅ぐだけで、なんかいつもとは違う、変な感じになってくる。
もっと、嗅ごう。……当たり前だけど、私が嗅ぎたいとかではない。……単純にお姉ちゃんに昨日の仕返しをするためだ。
いっぱい嗅いでおいた方が、更にお姉ちゃんを恥ずかしがらせることが出来ると思うから、私はお姉ちゃんの枕を抱きしめたまま、布団に潜って、更に匂いを嗅いだ。
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