12 / 78
第2章.少年期
12.初登校
しおりを挟む
翌日。
快晴!
今日は学校初登校の日である。
「おはよう、クルス。もう朝食できてるわよ。顔洗ってきちゃいなさい。」
そう母が言ったので、
「はーい」
と言って水場へ行って顔を洗っていると父もやってきて顔を洗いだした。
「今日が初登校か・・・緊張するなぁ~」
父が緊張してどうする・・・と思いつつも、
「大丈夫だよ父さん。今日は入学式と検診だけなんだから」
うむ。学校の案内掲示板をこの前父と見に行ったのだが、
どうやら入学式の後に検診といって、生徒のステータスを確認するそうだ。
個人個人に合った教育をするためだとかなんとか。
確かにいろんな人種が混ざったこの世界では必要に思える。なるほど。
そんな事を考えながら朝食のパンと卵焼きを食べる。
ちなみに卵焼きは甘い味付けとかしないそのままの味のやつが好きだ。
母はこの好きな味を出してくれる。
・・・しょうゆがほしいけど無いのでそのまま食べる。うまい。
「準備できた?行くわよ」
母がそう言うと後ろで俺と父が合わせて
「「は~い」」と言って学校へと歩みを始めた。
「え~諸君らは~・・・・」
と前世と変わりなく、ありがたい先生の挨拶から入学式が始まった。
この学校はサズキ王国という俺が生まれた国の中にあるスイフ領の公立学校だ。
5歳~10歳までの子達が学んでいる。(無料)
基本的なこの世界のこと、生活に必要なことなどを学ぶ。
まぁ、前世で言う小学校に値するものだろう。
ちなみに
その上に11歳~13歳の子達が学ぶ騎士・魔法高等学校
(有料:より深く剣術や魔法を学べる)
そして14~16歳の子達が学ぶ騎士・魔法師選抜高等学校がある。
(もっと有料:王国騎士団や王国魔法師志望の人達が学ぶ)
「・・・・・では、今後しっかりと勉学に励むように!」
・・・っと、どうやら挨拶の終わりとともに入学式も無事終了したようだ。
ぱっと見、一緒に入学するのは100人程度のようだ。
その後、両親とともにステータス確認の検診のため、別室へと案内される。
「え~、検診される方はこちらの列にお並びくださーい!」
先生が入学する生徒とその両親達を案内している。
「あそこに並ぶようだな」
少しうれしげな声で父が言うと、
「そうね。早く行きましょう!」
となぜか母もいつもよりテンションが上がっている。
だんだんと列が進む。
前の方をちらちら見てみるが、検診室は黒幕に囲われているので中は見えない。
意外にプライバシーとかの配慮がなされている・・・
「次どうぞー」
とうとう俺の番である。
中に入るとバレーボールほどの水晶のような球があった。
「こんにちわ。この水晶に手を触れてください」
目の前に座っている50歳くらいの優しそうな女性がそう言った
俺は手を水晶の上に置いた。
すると、水晶が淡く光り、水晶の中にあのステータスを表す半透明の画面が出てきた。
ステータス
・種族:人族
・性別:男
・名前:クルス・ラディクール
・年齢:5
・Lv:1
・HP:50/50
・MP:50/50
・攻撃力:25
・魔力:50
・物理防御力:25
・魔法防御力:25
・敏捷:25
固有スキル
・鑑定Lv1
魔法適性
・火、水、風、光
うむ。
昨日俺が確認したものと同じである。
別に
「か・・・加護が追加されてるー!?」
みたいなことがあったらなー
とか全然思ってないしほんと。
うん。ほんと。
「はい。クルスくん。これで検診は終わりよ。
あらあら、鑑定スキルがあっていいわねぇ~。便利よーこれ。」
目の前の女性がそう言った。
そーかなー。全然役立ちそうにないけど・・・。
と俺は思ったが、
「お?鑑定スキルがあるのか。明日から店を手伝え。お駄賃をやるぞ~?」
父がなにやらニヤニヤしていた。
母は
「あら、私とリカルドの魔法適性を受け継いでくれたのね~。さすがよー」
とニコニコしながら俺の頭をなでていた。
驚愕の能力だー!!!
とはならなかったが、悲観されることもなかったのでそこまで低いステータスではないのだろう。
今日はそのまま3人で手を繋いで帰った。
帰りに隣のミリィさんの屋台で串焼きを買って帰った。
「ふぅ、今日はつかれたなー」
そう言って部屋の中で寝転びながら、日課の電球の光を出していた。
両親はまだ隣の部屋で晩酌をしている。
俺は疲れたので先に布団に入ってしまった。
そして、50秒程度経った頃、やはりクラっと来た。
\ピコーン/
スキル
・魔力操作Lv1
なにか音と共にあの半透明な画面が見えたが、眠さと疲れには勝てず
その日はそのまま眠ってしまった。
-------------------------------------------------------------------
・スキル:修練によって獲得することのできるスキル
・固有スキル:先天的に所有しているスキル
(先天的に所有していない場合は獲得することはできない)
サズキ王国(以下4つの領土により成り立っている)
・エスク領(←王都がある)
・スイフ領(←クルスの生まれた領土)
・アゴン領
・イグニス領
・領立学校:5歳~10歳までの子達が学んでいる。(無料)
基本的なこの世界のこと、生活に必要なことなどを学ぶ。
・騎士・魔法高等学校:11歳~13歳の子達が学ぶ
(有料:より深く剣術や魔法を学べる)
・騎士・魔法師選抜高等学校:14~16歳の子達が学ぶ
(もっと有料:王国騎士団や王国魔法師志望の人達が学ぶ)
快晴!
今日は学校初登校の日である。
「おはよう、クルス。もう朝食できてるわよ。顔洗ってきちゃいなさい。」
そう母が言ったので、
「はーい」
と言って水場へ行って顔を洗っていると父もやってきて顔を洗いだした。
「今日が初登校か・・・緊張するなぁ~」
父が緊張してどうする・・・と思いつつも、
「大丈夫だよ父さん。今日は入学式と検診だけなんだから」
うむ。学校の案内掲示板をこの前父と見に行ったのだが、
どうやら入学式の後に検診といって、生徒のステータスを確認するそうだ。
個人個人に合った教育をするためだとかなんとか。
確かにいろんな人種が混ざったこの世界では必要に思える。なるほど。
そんな事を考えながら朝食のパンと卵焼きを食べる。
ちなみに卵焼きは甘い味付けとかしないそのままの味のやつが好きだ。
母はこの好きな味を出してくれる。
・・・しょうゆがほしいけど無いのでそのまま食べる。うまい。
「準備できた?行くわよ」
母がそう言うと後ろで俺と父が合わせて
「「は~い」」と言って学校へと歩みを始めた。
「え~諸君らは~・・・・」
と前世と変わりなく、ありがたい先生の挨拶から入学式が始まった。
この学校はサズキ王国という俺が生まれた国の中にあるスイフ領の公立学校だ。
5歳~10歳までの子達が学んでいる。(無料)
基本的なこの世界のこと、生活に必要なことなどを学ぶ。
まぁ、前世で言う小学校に値するものだろう。
ちなみに
その上に11歳~13歳の子達が学ぶ騎士・魔法高等学校
(有料:より深く剣術や魔法を学べる)
そして14~16歳の子達が学ぶ騎士・魔法師選抜高等学校がある。
(もっと有料:王国騎士団や王国魔法師志望の人達が学ぶ)
「・・・・・では、今後しっかりと勉学に励むように!」
・・・っと、どうやら挨拶の終わりとともに入学式も無事終了したようだ。
ぱっと見、一緒に入学するのは100人程度のようだ。
その後、両親とともにステータス確認の検診のため、別室へと案内される。
「え~、検診される方はこちらの列にお並びくださーい!」
先生が入学する生徒とその両親達を案内している。
「あそこに並ぶようだな」
少しうれしげな声で父が言うと、
「そうね。早く行きましょう!」
となぜか母もいつもよりテンションが上がっている。
だんだんと列が進む。
前の方をちらちら見てみるが、検診室は黒幕に囲われているので中は見えない。
意外にプライバシーとかの配慮がなされている・・・
「次どうぞー」
とうとう俺の番である。
中に入るとバレーボールほどの水晶のような球があった。
「こんにちわ。この水晶に手を触れてください」
目の前に座っている50歳くらいの優しそうな女性がそう言った
俺は手を水晶の上に置いた。
すると、水晶が淡く光り、水晶の中にあのステータスを表す半透明の画面が出てきた。
ステータス
・種族:人族
・性別:男
・名前:クルス・ラディクール
・年齢:5
・Lv:1
・HP:50/50
・MP:50/50
・攻撃力:25
・魔力:50
・物理防御力:25
・魔法防御力:25
・敏捷:25
固有スキル
・鑑定Lv1
魔法適性
・火、水、風、光
うむ。
昨日俺が確認したものと同じである。
別に
「か・・・加護が追加されてるー!?」
みたいなことがあったらなー
とか全然思ってないしほんと。
うん。ほんと。
「はい。クルスくん。これで検診は終わりよ。
あらあら、鑑定スキルがあっていいわねぇ~。便利よーこれ。」
目の前の女性がそう言った。
そーかなー。全然役立ちそうにないけど・・・。
と俺は思ったが、
「お?鑑定スキルがあるのか。明日から店を手伝え。お駄賃をやるぞ~?」
父がなにやらニヤニヤしていた。
母は
「あら、私とリカルドの魔法適性を受け継いでくれたのね~。さすがよー」
とニコニコしながら俺の頭をなでていた。
驚愕の能力だー!!!
とはならなかったが、悲観されることもなかったのでそこまで低いステータスではないのだろう。
今日はそのまま3人で手を繋いで帰った。
帰りに隣のミリィさんの屋台で串焼きを買って帰った。
「ふぅ、今日はつかれたなー」
そう言って部屋の中で寝転びながら、日課の電球の光を出していた。
両親はまだ隣の部屋で晩酌をしている。
俺は疲れたので先に布団に入ってしまった。
そして、50秒程度経った頃、やはりクラっと来た。
\ピコーン/
スキル
・魔力操作Lv1
なにか音と共にあの半透明な画面が見えたが、眠さと疲れには勝てず
その日はそのまま眠ってしまった。
-------------------------------------------------------------------
・スキル:修練によって獲得することのできるスキル
・固有スキル:先天的に所有しているスキル
(先天的に所有していない場合は獲得することはできない)
サズキ王国(以下4つの領土により成り立っている)
・エスク領(←王都がある)
・スイフ領(←クルスの生まれた領土)
・アゴン領
・イグニス領
・領立学校:5歳~10歳までの子達が学んでいる。(無料)
基本的なこの世界のこと、生活に必要なことなどを学ぶ。
・騎士・魔法高等学校:11歳~13歳の子達が学ぶ
(有料:より深く剣術や魔法を学べる)
・騎士・魔法師選抜高等学校:14~16歳の子達が学ぶ
(もっと有料:王国騎士団や王国魔法師志望の人達が学ぶ)
5
あなたにおすすめの小説
娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る
ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。
異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。
一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。
娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。
そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。
異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。
娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。
そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。
3人と1匹の冒険が、今始まる。
※小説家になろうでも投稿しています
※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!
よろしくお願いします!
ホームレスは転生したら7歳児!?気弱でコミュ障だった僕が、気づいたら異種族の王になっていました
たぬきち
ファンタジー
1部が12/6に完結して、2部に入ります。
「俺だけ不幸なこんな世界…認めない…認めないぞ!!」
どこにでもいる、さえないおじさん。特技なし。彼女いない。仕事ない。お金ない。外見も悪い。頭もよくない。とにかくなんにもない。そんな主人公、アレン・ロザークが死の間際に涙ながらに訴えたのが人生のやりなおしー。
彼は30年という短い生涯を閉じると、記憶を引き継いだままその意識は幼少期へ飛ばされた。
幼少期に戻ったアレンは前世の記憶と、飼い猫と喋れるオリジナルスキルを頼りに、不都合な未来、出来事を改変していく。
記憶にない事象、改変後に新たに発生したトラブルと戦いながら、2度目の人生での仲間らとアレンは新たな人生を歩んでいく。
新しい世界では『魔宝殿』と呼ばれるダンジョンがあり、前世の世界ではいなかった魔獣、魔族、亜人などが存在し、ただの日雇い店員だった前世とは違い、ダンジョンへ仲間たちと挑んでいきます。
この物語は、記憶を引き継ぎ幼少期にタイムリープした主人公アレンが、自分の人生を都合のいい方へ改変しながら、最低最悪な未来を避け、全く新しい人生を手に入れていきます。
主人公最強系の魔法やスキルはありません。あくまでも前世の記憶と経験を頼りにアレンにとって都合のいい人生を手に入れる物語です。
※ ネタバレのため、2部が完結したらまた少し書きます。タイトルも2部の始まりに合わせて変えました。
特に呼ばれた記憶は無いが、異世界に来てサーセン。
黄玉八重
ファンタジー
水無月宗八は意識を取り戻した。
そこは誰もいない大きい部屋で、どうやら異世界召喚に遭ったようだ。
しかし姫様が「ようこそ!」って出迎えてくれないわ、不審者扱いされるわ、勇者は1ヶ月前に旅立ってらしいし、じゃあ俺は何で召喚されたの?
優しい水の国アスペラルダの方々に触れながら、
冒険者家業で地力を付けながら、
訪れた異世界に潜む問題に自分で飛び込んでいく。
勇者ではありません。
召喚されたのかも迷い込んだのかもわかりません。
でも、優しい異世界への恩返しになれば・・・。
異世界は流されるままに
椎井瑛弥
ファンタジー
貴族の三男として生まれたレイは、成人を迎えた当日に意識を失い、目が覚めてみると剣と魔法のファンタジーの世界に生まれ変わっていたことに気づきます。ベタです。
日本で堅実な人生を送っていた彼は、無理をせずに一歩ずつ着実に歩みを進むつもりでしたが、なぜか思ってもみなかった方向に進むことばかり。ベタです。
しっかりと自分を持っているにも関わらず、なぜか思うようにならないレイの冒険譚、ここに開幕。
これを書いている人は縦書き派ですので、縦書きで読むことを推奨します。
神様、ちょっとチートがすぎませんか?
ななくさ ゆう
ファンタジー
【大きすぎるチートは呪いと紙一重だよっ!】
未熟な神さまの手違いで『常人の“200倍”』の力と魔力を持って産まれてしまった少年パド。
本当は『常人の“2倍”』くらいの力と魔力をもらって転生したはずなのにっ!!
おかげで、産まれたその日に家を壊しかけるわ、謎の『闇』が襲いかかってくるわ、教会に命を狙われるわ、王女様に勇者候補としてスカウトされるわ、もう大変!!
僕は『家族と楽しく平和に暮らせる普通の幸せ』を望んだだけなのに、どうしてこうなるの!?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
――前世で大人になれなかった少年は、新たな世界で幸せを求める。
しかし、『幸せになりたい』という夢をかなえるの難しさを、彼はまだ知らない。
自分自身の幸せを追い求める少年は、やがて世界に幸せをもたらす『勇者』となる――
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
---------------
※カクヨムとなろうにも投稿しています
俺、何しに異世界に来たんだっけ?
右足の指
ファンタジー
「目的?チートスキル?…なんだっけ。」
主人公は、転生の儀に見事に失敗し、爆散した。
気づいた時には見知らぬ部屋、見知らぬ空間。その中で佇む、美しい自称女神の女の子…。
「あなたに、お願いがあります。どうか…」
そして体は宙に浮き、見知らぬ方陣へと消え去っていく…かに思えたその瞬間、空間内をとてつもない警報音が鳴り響く。周りにいた羽の生えた天使さんが騒ぎたて、なんだかポカーンとしている自称女神、その中で突然と身体がグチャグチャになりながらゆっくり方陣に吸い込まれていく主人公…そして女神は確信し、呟いた。
「やべ…失敗した。」
女神から託された壮大な目的、授けられたチートスキルの数々…その全てを忘れた主人公の壮大な冒険(?)が今始まる…!
知識スキルで異世界らいふ
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
他の異世界の神様のやらかしで死んだ俺は、その神様の紹介で別の異世界に転生する事になった。地球の神様からもらった知識スキルを駆使して、異世界ライフ
異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める
自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。
その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。
異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。
定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる