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第2章.少年期
13.父の店の手伝い
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入学式の翌日。
今日と明日は休みなので、父の店の手伝いをすることになっている。
ちなみにこの世界は5日働いて2日休み。
1年12ヵ月で365日である。
1日24時間で、時差ぼけの感じもなく過ごせている。
ありがたい。
「よし!今日からたのむぞ~?」
とニヤニヤした父が隣に立っている。
「うん!がんばる!」
とは言ったものの何をすればいいかわっぱりわからない。
「何するの?」
と聞いてみたが、
客が来るまでは特にすることもないので掃除をしていてくれとのことだった。
俺は雑巾を受け取ると、店の端の棚から掃除をすることにした。
そういえば、この店の商品をまじまじと見たことはなかったな。
と思い、売り物の商品を観察しながら掃除をしていく。
あ、そう言えば鑑定でもしてみるか。
そう思い、棚から一つの剣を手に取り、
「鑑定」
そうつぶやいた。
鑑定結果
・剣
…俺は手に取った剣をそっと置き、次の棚に移動した。
「あら?クルトくん。お手伝い?」
振り向くと隣の店の店主ミリィさんだった。
「はい。今日からお店を手伝うことになりました。」
そう言って頭を少し下げると
「えらいわね~」
と言って頭を撫でてくれた。
俺もミリィさんの猫耳をモフモフと撫でたいなと思ったが
この年で人妻に手を出すわけにはいかないので
「ありがとうございます。お買い物ですか?」
と澄まし顔で言った。
「ええ。モフリィの干し肉を1つもらえるかしら?」
モフリィの干し肉。
いつもミリィさんが買っていってくれるものだ。
モフリィの肉は乾燥させても柔らかいため、
携帯食料として冒険者が買っていくことが多い。
ちなみにモフリィはその名の通り、
姿がモフモフらしい。
よし。冒険者になったらモフりに行こう。
「はい。1つ500ガルです」
そう言って品物を渡し、代金を受け取った。
「ありがとね。」
ミリィさんはニコッと笑って帰っていった。
「おう。よくできたな。」
父がガシガシと頭を撫でてくる。
グッと親指を立てて父に向かってつきだした。
ふふん。商品が売れたのでご機嫌だ。
また掃除を再開する。
そして再び商品、今度は弓を手に取り
「鑑定」
そうつぶやいた。
鑑定結果
・弓
うん。
弓だ。
見るからに弓だ。
圧倒的弓。
俺の目に狂いはなかった。
他に並べられた弓にも「鑑定」をしてみたが
全て
鑑定結果
・弓
としか表示されなかった。
少し小難しい顔をしていたら
「どうした?変なものでもあったか?」
と父が話しかけてきた。
確かに目の前にある弓は
傷がついたものや、
いつから置いてあるんだろう
と思ってしまうほど古ぼけたものまである。
本当に売れるのか?
と思ってしまう変なものである。
しかし小難しい顔の原因はそこではないのだ。
それを父に話すと
「俺は鑑定のスキルを持ってないから詳しいことはわからんが、スキルは使っているとだんだんLvが上がって強力になるぞ」
と励まされた。
うむ。地道に頑張ることにしよう。
別に
「○○の魔眼」
みたいなのがよかったなー。
とか全然思ってないし。
…ほんとだからな!
ちなみにこの弓や他の武器は、
ポーションと同様に冒険者から買い取った中古品らしい。
雑貨屋っていうかこれじゃあ中古ショップでは…
と思っていたら、それが伝わったのか
「モフリィは俺が狩ったやつをラティが捌いて干し肉にしてるんだぞー?全部自前なんだぞー?」
と少し自慢げに話された。
その日はとりあえず掃除をしながら店の商品を片っ端から「鑑定」した。
鑑定結果
・槍
・槍
・槍
・槍
・槍………
「よくがんばったな!今日のお駄賃だ!」
そう言って父は鉄貨1枚を俺に手渡した。
「ありがとう!」
やったぜ!
この世界に来てから初めて受け取ったお金だ!
えーと鉄貨1枚ってことはーっとたしか…
…100ガル
労働基準法~!
と心の中で叫んだ。
しょうがない。
5歳児のお駄賃だもんな…
前世の給料体系と比べても意味がない。
明日も頑張るかと思いながら
受け取った鉄貨をポケットの中に入れた。
-------------------------------------------------------------------------------------
モフリィの干し肉:モフリィの肉は乾燥しても柔らかいため保存食やおやつとして人気がある。
モフリィ:モフモフの毛に包まれた丸っこい魔物。
誰彼構わず襲い体当たりをしてくるがモフモフの毛により全然痛くない。
(モフモフの毛はモフリィの絶命とともにしなしなになってしまう。)
鉄貨1枚:100ガル
銅貨1枚:1000ガル
銀貨1枚:10000ガル(1万ガル)
金貨1枚:100000ガル(10万ガル)
白金貨1枚:1000000ガル(100万ガル)
星金貨1枚:10000000ガル(1000万ガル)
王国金貨1枚:100000000ガル(1億ガル)
今日と明日は休みなので、父の店の手伝いをすることになっている。
ちなみにこの世界は5日働いて2日休み。
1年12ヵ月で365日である。
1日24時間で、時差ぼけの感じもなく過ごせている。
ありがたい。
「よし!今日からたのむぞ~?」
とニヤニヤした父が隣に立っている。
「うん!がんばる!」
とは言ったものの何をすればいいかわっぱりわからない。
「何するの?」
と聞いてみたが、
客が来るまでは特にすることもないので掃除をしていてくれとのことだった。
俺は雑巾を受け取ると、店の端の棚から掃除をすることにした。
そういえば、この店の商品をまじまじと見たことはなかったな。
と思い、売り物の商品を観察しながら掃除をしていく。
あ、そう言えば鑑定でもしてみるか。
そう思い、棚から一つの剣を手に取り、
「鑑定」
そうつぶやいた。
鑑定結果
・剣
…俺は手に取った剣をそっと置き、次の棚に移動した。
「あら?クルトくん。お手伝い?」
振り向くと隣の店の店主ミリィさんだった。
「はい。今日からお店を手伝うことになりました。」
そう言って頭を少し下げると
「えらいわね~」
と言って頭を撫でてくれた。
俺もミリィさんの猫耳をモフモフと撫でたいなと思ったが
この年で人妻に手を出すわけにはいかないので
「ありがとうございます。お買い物ですか?」
と澄まし顔で言った。
「ええ。モフリィの干し肉を1つもらえるかしら?」
モフリィの干し肉。
いつもミリィさんが買っていってくれるものだ。
モフリィの肉は乾燥させても柔らかいため、
携帯食料として冒険者が買っていくことが多い。
ちなみにモフリィはその名の通り、
姿がモフモフらしい。
よし。冒険者になったらモフりに行こう。
「はい。1つ500ガルです」
そう言って品物を渡し、代金を受け取った。
「ありがとね。」
ミリィさんはニコッと笑って帰っていった。
「おう。よくできたな。」
父がガシガシと頭を撫でてくる。
グッと親指を立てて父に向かってつきだした。
ふふん。商品が売れたのでご機嫌だ。
また掃除を再開する。
そして再び商品、今度は弓を手に取り
「鑑定」
そうつぶやいた。
鑑定結果
・弓
うん。
弓だ。
見るからに弓だ。
圧倒的弓。
俺の目に狂いはなかった。
他に並べられた弓にも「鑑定」をしてみたが
全て
鑑定結果
・弓
としか表示されなかった。
少し小難しい顔をしていたら
「どうした?変なものでもあったか?」
と父が話しかけてきた。
確かに目の前にある弓は
傷がついたものや、
いつから置いてあるんだろう
と思ってしまうほど古ぼけたものまである。
本当に売れるのか?
と思ってしまう変なものである。
しかし小難しい顔の原因はそこではないのだ。
それを父に話すと
「俺は鑑定のスキルを持ってないから詳しいことはわからんが、スキルは使っているとだんだんLvが上がって強力になるぞ」
と励まされた。
うむ。地道に頑張ることにしよう。
別に
「○○の魔眼」
みたいなのがよかったなー。
とか全然思ってないし。
…ほんとだからな!
ちなみにこの弓や他の武器は、
ポーションと同様に冒険者から買い取った中古品らしい。
雑貨屋っていうかこれじゃあ中古ショップでは…
と思っていたら、それが伝わったのか
「モフリィは俺が狩ったやつをラティが捌いて干し肉にしてるんだぞー?全部自前なんだぞー?」
と少し自慢げに話された。
その日はとりあえず掃除をしながら店の商品を片っ端から「鑑定」した。
鑑定結果
・槍
・槍
・槍
・槍
・槍………
「よくがんばったな!今日のお駄賃だ!」
そう言って父は鉄貨1枚を俺に手渡した。
「ありがとう!」
やったぜ!
この世界に来てから初めて受け取ったお金だ!
えーと鉄貨1枚ってことはーっとたしか…
…100ガル
労働基準法~!
と心の中で叫んだ。
しょうがない。
5歳児のお駄賃だもんな…
前世の給料体系と比べても意味がない。
明日も頑張るかと思いながら
受け取った鉄貨をポケットの中に入れた。
-------------------------------------------------------------------------------------
モフリィの干し肉:モフリィの肉は乾燥しても柔らかいため保存食やおやつとして人気がある。
モフリィ:モフモフの毛に包まれた丸っこい魔物。
誰彼構わず襲い体当たりをしてくるがモフモフの毛により全然痛くない。
(モフモフの毛はモフリィの絶命とともにしなしなになってしまう。)
鉄貨1枚:100ガル
銅貨1枚:1000ガル
銀貨1枚:10000ガル(1万ガル)
金貨1枚:100000ガル(10万ガル)
白金貨1枚:1000000ガル(100万ガル)
星金貨1枚:10000000ガル(1000万ガル)
王国金貨1枚:100000000ガル(1億ガル)
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