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イベント事
ジューンブライド3
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2人であれこれ話して、結婚式の準備の合間に無理を言って時間を作ってもらった。
豊崎への気持ちは旦那さんにはバレていないので、そこは安心。
恋敵と2人で過ごすだなんて、私なら怒るからね。
旦那さんはとても優しくて、彼女の親友って聞いてた子に会えて安心したって言ってた。
豊崎が旦那さんと出会ってから、ちょこちょこ私の話をしてたみたい。
どんなこと言ってたのかは聞いてないけど。
そんな感じで、私たちは結婚式の本当にちょっと前の2日間。
2人だけで過ごした。
やりたいことは沢山あったけど、多分無理だから、高校生の頃に一緒に行ってた場所に行くことにした。
放課後は部活には入っていなかったから、バイトさえなければずっと一緒にいたのだ。
本好きな彼女と一緒に行くのは本屋さん。
駅前にあるちょっと古いお店。
子供の時からあって、デパートの中の本屋さんだから品揃えが良くて、私はよく漫画を買っていた。
「沙和は今もまんがしか読まないの?」
とか、あの頃と比べて、の話ばかりしながら当時よりは長いけど、あっという間に終わってしまう時間を過ごしていた。
あの頃をなぞるように、2人とも買いたいものを買って、次に向かったのは、駅前にあるファミレス。
いつも空いてるから「お好きなお席へどうぞ」と言われて、だいたい同じ席に座っていた。
ドリンクバーが近いソファー席。
学校終わりはお腹が空くから、甘いものを食べに行こうと言ってお店に来てるのに、本読んでるから甘い物食べて、ポテト食べて、そのまま夜ご飯食べる。
みたいな事が多くて、結構外食してたなぁ。
「豊崎は、今も本読んでる時は飲み物飲まないの? 昔集中しすぎて水分取ってなかったから少し心配してるんだよね~」
って聞いてるのに、読書中につき答えてくれなかった。
彼女がいつも飲んでた乳酸菌飲料を邪魔にならない私側に置いて、私は漫画も買ったけど、今回だけは本を読むことにした。
彼女がこれなら読みやすそうだよ?って教えてくれた色んなお話が入ってる本。
失恋をテーマにした一冊。
帯には、これを読んだら恋をしたくなる。
って書いてあるけど、失恋もの読んで恋したくなるのって、失恋しに行くみたいで変だなぁとか思った。
ああ、今の私も失恋する準備してるから変なのかな。
豊崎への気持ちは旦那さんにはバレていないので、そこは安心。
恋敵と2人で過ごすだなんて、私なら怒るからね。
旦那さんはとても優しくて、彼女の親友って聞いてた子に会えて安心したって言ってた。
豊崎が旦那さんと出会ってから、ちょこちょこ私の話をしてたみたい。
どんなこと言ってたのかは聞いてないけど。
そんな感じで、私たちは結婚式の本当にちょっと前の2日間。
2人だけで過ごした。
やりたいことは沢山あったけど、多分無理だから、高校生の頃に一緒に行ってた場所に行くことにした。
放課後は部活には入っていなかったから、バイトさえなければずっと一緒にいたのだ。
本好きな彼女と一緒に行くのは本屋さん。
駅前にあるちょっと古いお店。
子供の時からあって、デパートの中の本屋さんだから品揃えが良くて、私はよく漫画を買っていた。
「沙和は今もまんがしか読まないの?」
とか、あの頃と比べて、の話ばかりしながら当時よりは長いけど、あっという間に終わってしまう時間を過ごしていた。
あの頃をなぞるように、2人とも買いたいものを買って、次に向かったのは、駅前にあるファミレス。
いつも空いてるから「お好きなお席へどうぞ」と言われて、だいたい同じ席に座っていた。
ドリンクバーが近いソファー席。
学校終わりはお腹が空くから、甘いものを食べに行こうと言ってお店に来てるのに、本読んでるから甘い物食べて、ポテト食べて、そのまま夜ご飯食べる。
みたいな事が多くて、結構外食してたなぁ。
「豊崎は、今も本読んでる時は飲み物飲まないの? 昔集中しすぎて水分取ってなかったから少し心配してるんだよね~」
って聞いてるのに、読書中につき答えてくれなかった。
彼女がいつも飲んでた乳酸菌飲料を邪魔にならない私側に置いて、私は漫画も買ったけど、今回だけは本を読むことにした。
彼女がこれなら読みやすそうだよ?って教えてくれた色んなお話が入ってる本。
失恋をテーマにした一冊。
帯には、これを読んだら恋をしたくなる。
って書いてあるけど、失恋もの読んで恋したくなるのって、失恋しに行くみたいで変だなぁとか思った。
ああ、今の私も失恋する準備してるから変なのかな。
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