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そう、電話番号の話じゃなくてね。
連絡を取っていたの。
数年ほど会ってない父親に。
近いうちごはん行こうって。
すると了承してくれて。
千葉駅で待ち合わせて、車で来たからと言われたから回収してもらった。
その車は昔ドライブした車とは違くて、屋根にはしご乗ってるし、狭いし。
車、どうしたのって聞いたら。
「売ったよ」
そんな素っ気ない言葉が帰ってきた。
別にいいんだけどね。
数年ぶりにあったその人は、私が知ってるその人じゃなくて、なんならそれだった。
汚ねーつらして。
いや、ほんとなんか、私が知ってるその人はもっと太かったよ。
なんて思いながら助手席に座って、ご飯どこ行きたい?って聞かれた気がする。
私はその頃どこに行きたいとか自分の意思を伝えるのが苦手になってた。
というか、大人と話すのがとても怖くて自分の思ったことを言うのを控えていたのでどこでもいい。
そう言った。
なんか、まあ、そんなこと言っても決まらなかったから、適当なお店を指定した。
バイキングにした。
だって、時間制限設けないと、帰るタイミング分からなくなるじゃん。
ご飯を食べながら話したのは、最近どうなの?とかタバコやめたの?とか。
プレ○テくれとか。
そんな話と、近いうちに朝早く学校に行かないといけないからその日朝むかえにきてって言った気がする。
そういうことがあって、私は自然教室の日の朝、母親に内緒でお迎えきてもらって登校した。
ちなみに、ご飯に行ったことは直接言ったことは無いけど、たぶん母親にはバレてたかもしれない。
この出来事があった後。
割とすぐだったと思うんだけど。
我が家に1本の電話がかかってきた。
内容は覚えてない。
なんかとにかく恐怖だった。
その頃の私は母親が家にいる時だけ代わりに家電に出るという役割だったから、その日も母親がいる時間に電話があったので出ると、知らない男の人の声で何か言われたんだ。
怖くなって知らない。
とか言って切ったと思う。
その日だが、それから数日経ったのか、それも覚えてないけど家のチャイムがなった。
基本、親がいても居留守を使ってたんだけど、あまりにもしつこく鳴らされた。
さすがに親がうーん。
見てきて、うるさいから。
と言ったので、ドアの覗き穴から外を見ると、怖そうなお兄さんが立っていた。
連絡を取っていたの。
数年ほど会ってない父親に。
近いうちごはん行こうって。
すると了承してくれて。
千葉駅で待ち合わせて、車で来たからと言われたから回収してもらった。
その車は昔ドライブした車とは違くて、屋根にはしご乗ってるし、狭いし。
車、どうしたのって聞いたら。
「売ったよ」
そんな素っ気ない言葉が帰ってきた。
別にいいんだけどね。
数年ぶりにあったその人は、私が知ってるその人じゃなくて、なんならそれだった。
汚ねーつらして。
いや、ほんとなんか、私が知ってるその人はもっと太かったよ。
なんて思いながら助手席に座って、ご飯どこ行きたい?って聞かれた気がする。
私はその頃どこに行きたいとか自分の意思を伝えるのが苦手になってた。
というか、大人と話すのがとても怖くて自分の思ったことを言うのを控えていたのでどこでもいい。
そう言った。
なんか、まあ、そんなこと言っても決まらなかったから、適当なお店を指定した。
バイキングにした。
だって、時間制限設けないと、帰るタイミング分からなくなるじゃん。
ご飯を食べながら話したのは、最近どうなの?とかタバコやめたの?とか。
プレ○テくれとか。
そんな話と、近いうちに朝早く学校に行かないといけないからその日朝むかえにきてって言った気がする。
そういうことがあって、私は自然教室の日の朝、母親に内緒でお迎えきてもらって登校した。
ちなみに、ご飯に行ったことは直接言ったことは無いけど、たぶん母親にはバレてたかもしれない。
この出来事があった後。
割とすぐだったと思うんだけど。
我が家に1本の電話がかかってきた。
内容は覚えてない。
なんかとにかく恐怖だった。
その頃の私は母親が家にいる時だけ代わりに家電に出るという役割だったから、その日も母親がいる時間に電話があったので出ると、知らない男の人の声で何か言われたんだ。
怖くなって知らない。
とか言って切ったと思う。
その日だが、それから数日経ったのか、それも覚えてないけど家のチャイムがなった。
基本、親がいても居留守を使ってたんだけど、あまりにもしつこく鳴らされた。
さすがに親がうーん。
見てきて、うるさいから。
と言ったので、ドアの覗き穴から外を見ると、怖そうなお兄さんが立っていた。
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