4 / 4
さよなら
しおりを挟む
私がわざと、あなたにひどい言葉を浴びせたことをわかってるはずだ…
そして、私があなたに今もアクションを起こさない意味も…きっと。
私はあなたに、面と向かって言ったことがないけど、
好き、大好き…
今もすごく、寂しくて… あなたとしていたメールが、途絶えた今、
悲しくて、あなたの顔を思い出しただけで、
あなたの優しい目を思い出しただけで、涙が出てくる。
あなたとの最初、初めてのデートで、手を繋がれて、
次のデートで、ハグとキス…
何度かの食事とデート…と、その後…
何度も思い出せる…何度も、何度も。
あなたの香り、あなたの肌の滑らかさ。
私を抱く腕の力強さ… 熱い吐息…
寂しさが募る…今でも…すごく会いたい。
でも、また会えたとしても、何度も同じことの繰り返し…
だから、離れる…そう、決めた。
私とあなたは、愛情の表し方が違っただけた。
離れても好き…多分、ずっと好き。
そして、あなたに私は相応しくない、それも本当にわかってる。
私とあなたは、一緒にはなれないから…
だからこのままの別れ、それでいい。
それが私にとっても、あなたにとっても、正解なんだ…
あなたは私にいつかメールでこう言っていたっけ。
…現世では一緒にはなれないから、来世でね…って…
そうだね、あなたと私は現世では…無理だから…
だから、さよなら…今まで、ありがとう。
私は自分が死ぬとき、絶対にあなたを思い出す。
今、あなたもきっと、私と同じことを思ってくれている、そんな気がする。
この2年間、本当にありがとう。
こんなにも平凡な私を、あんなに愛してくれてありがとう。
あなたが、あなたのその繊細さや、自信のなさを…その可愛らしい性格を…
きちんと理解してくれる素敵な人に出会うことを心から祈ってる。
好きだからその人と幸せになる…それがわかりやすい愛のカタチ、でも…
好きだから、その人が自分ではない誰かと、幸せになることを祈る…
それだって愛のカタチだと、私は思う。
さよなら…
そして、本当に ありがとう。
~ fin ~
そして、私があなたに今もアクションを起こさない意味も…きっと。
私はあなたに、面と向かって言ったことがないけど、
好き、大好き…
今もすごく、寂しくて… あなたとしていたメールが、途絶えた今、
悲しくて、あなたの顔を思い出しただけで、
あなたの優しい目を思い出しただけで、涙が出てくる。
あなたとの最初、初めてのデートで、手を繋がれて、
次のデートで、ハグとキス…
何度かの食事とデート…と、その後…
何度も思い出せる…何度も、何度も。
あなたの香り、あなたの肌の滑らかさ。
私を抱く腕の力強さ… 熱い吐息…
寂しさが募る…今でも…すごく会いたい。
でも、また会えたとしても、何度も同じことの繰り返し…
だから、離れる…そう、決めた。
私とあなたは、愛情の表し方が違っただけた。
離れても好き…多分、ずっと好き。
そして、あなたに私は相応しくない、それも本当にわかってる。
私とあなたは、一緒にはなれないから…
だからこのままの別れ、それでいい。
それが私にとっても、あなたにとっても、正解なんだ…
あなたは私にいつかメールでこう言っていたっけ。
…現世では一緒にはなれないから、来世でね…って…
そうだね、あなたと私は現世では…無理だから…
だから、さよなら…今まで、ありがとう。
私は自分が死ぬとき、絶対にあなたを思い出す。
今、あなたもきっと、私と同じことを思ってくれている、そんな気がする。
この2年間、本当にありがとう。
こんなにも平凡な私を、あんなに愛してくれてありがとう。
あなたが、あなたのその繊細さや、自信のなさを…その可愛らしい性格を…
きちんと理解してくれる素敵な人に出会うことを心から祈ってる。
好きだからその人と幸せになる…それがわかりやすい愛のカタチ、でも…
好きだから、その人が自分ではない誰かと、幸せになることを祈る…
それだって愛のカタチだと、私は思う。
さよなら…
そして、本当に ありがとう。
~ fin ~
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
行き場を失った恋の終わらせ方
当麻月菜
恋愛
「君との婚約を白紙に戻してほしい」
自分の全てだったアイザックから別れを切り出されたエステルは、どうしてもこの恋を終わらすことができなかった。
避け続ける彼を求めて、復縁を願って、あの日聞けなかった答えを得るために、エステルは王城の夜会に出席する。
しかしやっと再会できた、そこには見たくない現実が待っていて……
恋の終わりを見届ける貴族青年と、行き場を失った恋の中をさ迷う令嬢の終わりと始まりの物語。
※他のサイトにも重複投稿しています。
側妃の条件は「子を産んだら離縁」でしたが、孤独な陛下を癒したら、執着されて離してくれません!
花瀬ゆらぎ
恋愛
「おまえには、国王陛下の側妃になってもらう」
婚約者と親友に裏切られ、傷心の伯爵令嬢イリア。
追い打ちをかけるように父から命じられたのは、若き国王フェイランの側妃になることだった。
しかし、王宮で待っていたのは、「世継ぎを産んだら離縁」という非情な条件。
夫となったフェイランは冷たく、侍女からは蔑まれ、王妃からは「用が済んだら去れ」と突き放される。
けれど、イリアは知ってしまう。 彼が兄の死と誤解に苦しみ、誰よりも孤独の中にいることを──。
「私は、陛下の幸せを願っております。だから……離縁してください」
フェイランを想い、身を引こうとしたイリア。
しかし、無関心だったはずの陛下が、イリアを強く抱きしめて……!?
「離縁する気か? 許さない。私の心を乱しておいて、逃げられると思うな」
凍てついた王の心を溶かしたのは、売られた側妃の純真な愛。
孤独な陛下に執着され、正妃へと昇り詰める逆転ラブロマンス!
※ 以下のタイトルにて、ベリーズカフェでも公開中。
【側妃の条件は「子を産んだら離縁」でしたが、陛下は私を離してくれません】
【完結】他の人が好きな人を好きになる姉に愛する夫を奪われてしまいました。
山葵
恋愛
私の愛する旦那様。私は貴方と結婚して幸せでした。
姉は「協力するよ!」と言いながら友達や私の好きな人に近づき「彼、私の事を好きだって!私も話しているうちに好きになっちゃったかも♡」と言うのです。
そんな姉が離縁され実家に戻ってきました。
完結 愚王の側妃として嫁ぐはずの姉が逃げました
らむ
恋愛
とある国に食欲に色欲に娯楽に遊び呆け果てには金にもがめついと噂の、見た目も醜い王がいる。
そんな愚王の側妃として嫁ぐのは姉のはずだったのに、失踪したために代わりに嫁ぐことになった妹の私。
しかしいざ対面してみると、なんだか噂とは違うような…
完結決定済み
貴方なんて大嫌い
ララ愛
恋愛
婚約をして5年目でそろそろ結婚の準備の予定だったのに貴方は最近どこかの令嬢と
いつも一緒で私の存在はなんだろう・・・2人はむつまじく愛し合っているとみんなが言っている
それなら私はもういいです・・・貴方なんて大嫌い
悪役令嬢の涙
拓海のり
恋愛
公爵令嬢グレイスは婚約者である王太子エドマンドに卒業パーティで婚約破棄される。王子の側には、癒しの魔法を使え聖女ではないかと噂される子爵家に引き取られたメアリ―がいた。13000字の短編です。他サイトにも投稿します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる