【BL・R18】俺とシテみたいって・・・何をですか?

もえこ

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奴の言い分

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圭一はまだ…続ける。

「その、こんなこと…年下の俺が言うのもなんですが、先輩…とても大学生には見えない…くらい若いというか、童顔な感じですし、身体的にもちっちゃくて、やっぱどうしても、弱々しく見えると思うんです。だから、そこに付け入られる危険が、あると思う…んです。

あっ!もちろん、中身は違いますよっ!俺より確実に大人だし、よく、考えていると思うし…あくまで、見た目の問題ですが…」

見た目だけ?…
さっきお前、俺が見た目も中身もスキだらけで、能天気とかなんとか…言わなかったか…?

俺はなんとか…抑える。 

うん、苦情は後に、まとめて言おう。まずは人の話を全て聞く、それから自分の意見やらを言う、これがきっと…大人の対応だ。

「先輩、そんなだから…誰かに狙われたり、そのうち、寺崎さんにちょっかいかけられたり、するんじゃないかと…思ったら心配で…だからあの時、俺が気をつけてと言ったんです…
でも結局、先輩に笑い飛ばされたように話を流されて、ちょっと俺、少しカッとなってしまいました。

先輩、ほんとそんな可愛い見た目なのに、全然危機感がないから…俺とか、ちょっと、でかい男が本気で先輩を押し倒したらどうなるか、思い知らせてやる…みたいな、気持ちになったのかもしれません…本当に、すみませんでした…」

圭一がまた、頭を下げる。

俺はなんだか、げんなりしてきた。

奴に言われた言葉が頭を駆け巡る。

「あ、でも…もちろん、先輩を縛った後、先輩が俺の下で小刻みに震えてるのを見て…あ…俺…なんてことを、しちゃったんだろう…って…だからあのまま最後までスルとか、つまり…先輩を無理矢理、犯すとか…」圭一が、頭を抱える。

「…そういうことシタイ…のは確かに事実ですが、あの時、そんなことするつもりは、ありませんでした…先輩を怖がらせてしまい、本当にごめんなさい!」
そう吐き出すように話して、深々と頭を下げる圭一。

なるほどな…話はわかった…

わかったけど…
 
大体、わかったんだけど…

俺の心中、コイツに言われたことや、されたことで、やっぱりモヤモヤしていた。

うーん…何から話したら良いのだろう。
俺はコイツより大人だから、理性的に話をしなければ…。

 
少し時間をくれ、圭一。

ちょっとアイスコーヒーを飲んでから…

                
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