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圭一の願い
いつもよりも20分程遅れて、公園に着いた。
もう、午後8時を回っている…
高校生を待たせるには遅すぎたのか、圭一の姿は、もう…公園になかった。
今日は始終、むすっとしていた圭一…しかも待たせて…更に怒らせちゃったのかも…しんない…
でも…今日は会えない方が良いと思う自分も…いた…
シュウにあんな風にディープキスをされ、胸をまさぐられ…
あんなことをされた直後に、圭一に会うのは…正直気が進まなかった。
公園を見まわして、圭一がやっぱりいないのを確認してから、俺は少しほっとしながら帰路へ着いた。
帰宅した直後に、1通のラインが届いた。
圭一からだった。
「先輩…お疲れ様でした。今日はすみません、15分位…?は、待ってたんですけど…ちょっと色々…今日はなんか色々イラっとしちゃって…こんな精神状況で先輩に会うのは良くない気がして…帰っちゃいました。また今度、よろしくお願いします。」との連絡。
「そっか…ごめん…結局俺…もっと遅くに公園に着いたから、先、帰ってもらってよかったよ。ごめんな…受験生なのに、貴重な時間…奪ってさ。」と返信。
シュウにべたべた触られた身体を、さっさと洗い流してまた明日から、色々考えなきゃ…
そう思いながらシャワーを浴びようと服を脱ぎかけていると、また、ラインの着信音。
また、圭一からだった。
「先輩…今日、俺…先輩が寺崎さんと一緒にバイト先に来たの見た時…ちょっと嫌な気持ちになりました…なんか無性にイラっとして…今日、ちょっと俺、先輩に対して感じ悪かったかな…って反省…してます…ごめんなさい…」
「寺崎さんとは前になんでもないって言ってたし信じてるんですけど…やっぱり一緒にいるのを見ると気になっちゃって…だから、今後は気をつけます…」
その文章を見て…俺の心臓がドクンとなった気がした…
圭一…ごめんな…俺…俺… ざわつく俺の…心臓…
そして、圭一のラインはまだ、続いていた。
「ただ…先輩…まだ…俺とはその、無理…ですか…?俺…先輩のことが好きです。本当に毎日、先輩のこと…考えています。先輩は…違う…んですか? 俺…もう待つの…限界というか、辛くなってきました。
男だし…先輩のこと好きだから…先輩と…色々…したい。早く…俺のものに…なってください。俺…このままだと勉強もあんまり手につかないし、集中できない…」
「下手したら…受験に悪い影響が…なんて、言うのは冗談ですが…俺の今の気持ち、知ってほしくて…先輩、俺…絶対、先輩が怖がらないように、できるだけ…優しくします、約束します。だから…早く俺のものになって…」
ラインはそこで終わっていた…。
圭一の立場になれば…当然のことだ。
両想いの恋人同士にも関わらず、付き合いはじめて何か月もお預け… 本当にごめん、圭一…
俺は決意する…
俺だって…圭一とシタイ。
シュウとあんなことにならなければ…もっと早くに圭一と結ばれていたのかもしれない…とさえ、思う。
俺はその気持ちをすぐに、返信する。
「圭一…長いこと、待たせてごめんな…俺もずっと…おまえのこと、考えてるよ…
好きだ…。だからこんな俺なんかで良ければ…シテ…欲しい…心の準備をしておく…から…」
圭一の返信を待たず、2通目を送る。
「俺の家に来るか…それかさ…今度ゆっくり温泉とか…旅行、でも行くか…?あ…さすがに高校生男子で受験生…旅行とか、無理か… ま、場所はどこでもいいけど…とにかくどこかで…」
「やったーーーーーー!!!
先輩、いつにします?どこにします??温泉旅行、とか…うわーーー!超、行きたいっ!先輩、せっかくだからこの際、旅行にしましょう!
高校生とか、受験とか…正直どうでもいいっす。俺…多分希望のとこ、受かるし…。
よし!行先とかプラン、俺に任せてください。めっちゃ良さげなとこ、探しますからー!
うわー…俺、今日、眠れないかもしんない…とにかく、楽しみにしてまっす。お休みなさい~!」
…驚くほどにハイテンションな、圭一の返事。シッポを高速でフリフリ中の、犬コロだ。
それにしても、いま高校生であることとか受験とか、全然どうでもよくない…人生においては、すごく大事なことだ。…っていうかさっき俺とのことで、勉強が手につかないとか、受験で失敗しそうだ、とか…理由に挙げてたのはどこのどいつだ…。
圭一のラインには色々突っ込みどころがあったけど、とりあえず圭一は嬉しそうで、ご機嫌はすごく良くなったようで、一安心だ。
俺は、とりあえず、シュウとのことには蓋をして、その日は布団に入った。
圭一に抱かれる自分を…密かに想像しながら…
もう、午後8時を回っている…
高校生を待たせるには遅すぎたのか、圭一の姿は、もう…公園になかった。
今日は始終、むすっとしていた圭一…しかも待たせて…更に怒らせちゃったのかも…しんない…
でも…今日は会えない方が良いと思う自分も…いた…
シュウにあんな風にディープキスをされ、胸をまさぐられ…
あんなことをされた直後に、圭一に会うのは…正直気が進まなかった。
公園を見まわして、圭一がやっぱりいないのを確認してから、俺は少しほっとしながら帰路へ着いた。
帰宅した直後に、1通のラインが届いた。
圭一からだった。
「先輩…お疲れ様でした。今日はすみません、15分位…?は、待ってたんですけど…ちょっと色々…今日はなんか色々イラっとしちゃって…こんな精神状況で先輩に会うのは良くない気がして…帰っちゃいました。また今度、よろしくお願いします。」との連絡。
「そっか…ごめん…結局俺…もっと遅くに公園に着いたから、先、帰ってもらってよかったよ。ごめんな…受験生なのに、貴重な時間…奪ってさ。」と返信。
シュウにべたべた触られた身体を、さっさと洗い流してまた明日から、色々考えなきゃ…
そう思いながらシャワーを浴びようと服を脱ぎかけていると、また、ラインの着信音。
また、圭一からだった。
「先輩…今日、俺…先輩が寺崎さんと一緒にバイト先に来たの見た時…ちょっと嫌な気持ちになりました…なんか無性にイラっとして…今日、ちょっと俺、先輩に対して感じ悪かったかな…って反省…してます…ごめんなさい…」
「寺崎さんとは前になんでもないって言ってたし信じてるんですけど…やっぱり一緒にいるのを見ると気になっちゃって…だから、今後は気をつけます…」
その文章を見て…俺の心臓がドクンとなった気がした…
圭一…ごめんな…俺…俺… ざわつく俺の…心臓…
そして、圭一のラインはまだ、続いていた。
「ただ…先輩…まだ…俺とはその、無理…ですか…?俺…先輩のことが好きです。本当に毎日、先輩のこと…考えています。先輩は…違う…んですか? 俺…もう待つの…限界というか、辛くなってきました。
男だし…先輩のこと好きだから…先輩と…色々…したい。早く…俺のものに…なってください。俺…このままだと勉強もあんまり手につかないし、集中できない…」
「下手したら…受験に悪い影響が…なんて、言うのは冗談ですが…俺の今の気持ち、知ってほしくて…先輩、俺…絶対、先輩が怖がらないように、できるだけ…優しくします、約束します。だから…早く俺のものになって…」
ラインはそこで終わっていた…。
圭一の立場になれば…当然のことだ。
両想いの恋人同士にも関わらず、付き合いはじめて何か月もお預け… 本当にごめん、圭一…
俺は決意する…
俺だって…圭一とシタイ。
シュウとあんなことにならなければ…もっと早くに圭一と結ばれていたのかもしれない…とさえ、思う。
俺はその気持ちをすぐに、返信する。
「圭一…長いこと、待たせてごめんな…俺もずっと…おまえのこと、考えてるよ…
好きだ…。だからこんな俺なんかで良ければ…シテ…欲しい…心の準備をしておく…から…」
圭一の返信を待たず、2通目を送る。
「俺の家に来るか…それかさ…今度ゆっくり温泉とか…旅行、でも行くか…?あ…さすがに高校生男子で受験生…旅行とか、無理か… ま、場所はどこでもいいけど…とにかくどこかで…」
「やったーーーーーー!!!
先輩、いつにします?どこにします??温泉旅行、とか…うわーーー!超、行きたいっ!先輩、せっかくだからこの際、旅行にしましょう!
高校生とか、受験とか…正直どうでもいいっす。俺…多分希望のとこ、受かるし…。
よし!行先とかプラン、俺に任せてください。めっちゃ良さげなとこ、探しますからー!
うわー…俺、今日、眠れないかもしんない…とにかく、楽しみにしてまっす。お休みなさい~!」
…驚くほどにハイテンションな、圭一の返事。シッポを高速でフリフリ中の、犬コロだ。
それにしても、いま高校生であることとか受験とか、全然どうでもよくない…人生においては、すごく大事なことだ。…っていうかさっき俺とのことで、勉強が手につかないとか、受験で失敗しそうだ、とか…理由に挙げてたのはどこのどいつだ…。
圭一のラインには色々突っ込みどころがあったけど、とりあえず圭一は嬉しそうで、ご機嫌はすごく良くなったようで、一安心だ。
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