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白昼
食堂にて
俺はアイスコーヒーとプリン、
寺崎は朝食を摂ってないとかでサンドウィッチと珈琲を各々トレイに乗せて、比較的学生の少ない窓側の席に二人で座った。
寺崎を見る。
うん、間違いなくこの表情は寺崎本人だ。
やっぱり日中は、シュウが出てくることはあんまりないのかもしれない。
俺が田口のことを、先に寺崎に聞こうとした矢先、
「僚介…俺からちょっとさ、先に気になること、聞いていいか…?」
う…先手を取られた…俺はドキドキしながら答える。「うん…なんだ?」
間違いなく…あの…飲み会の夜のことだと、俺は予想した。
「あのさ…前におまえが言っていた、俺の中にいるシュウって奴さ…
率直に言って…おまえから見てさ…どんな奴なんだ…?俺…なんか、すごく怖くて…」
…そうか…確かにそれが一番、気になることかもしれない。
俺が寺崎の立場でも…自分が知らないうちに自分の身体を操る人間がどんな人間か…気になるのは当然のことだ。
…かといって、俺にそれを聞かれると、俺の率直な答えは、こうなる。
シュウ…
そいつは、
極悪非道男・スーパーウルトラS男・人の泣き顔を好むような最低ゲス男…
こんなこと…素直に率直に寺崎に説明したら、寺崎は数日、寝込んでしまうかもしれない。
だから俺は、ちょっとだけ…いや、かなり…オブラートにくるんでこう答えた。
「うん…まあ、ハッキリ言うとさ…まあまあ、失礼な男だ。
ちょっと意地悪な感じの男で、いわゆる世の中の、良い人ではない。それは確かだ。」
寺崎を見ると、やっぱりか…とかなり…悲しそうな顔をしている。
「そっか…やっぱり…な。おまえの反応見てたら…なんかヤバいこと、おまえに言ったり、したり、したんだろうなとは思ってた…そっか…なんか…ごめんな…迷惑かけて…」
言いながら寺崎は、深いため息をつく。
「まあ…おまえが謝ることじゃないだろ?シュウが、悪いってだけで。前にも言ったように、俺はおまえにどうこう、思ってないからな…」
俺はそう言って、氷が溶けかけてきたアイスコーヒーに、初めて口をつける。
でも…本当は…。
寺崎の顔を見ると…嫌でも…毎回のように思い出してしまう。
あの夜…嫌がる俺を力でねじ伏せ…拘束し、俺の身体を…無理矢理に押し開いた男…シュウと同じ顔、身体の寺崎…
寺崎に罪はないのに、寺崎がちょっと近づいたりするだけで、俺の身体はいまだに少し、恐怖でビクンと跳ねてしまう。これは寺崎に気付かれていないと、いいけど…
「んでさ…シュウは、おまえに…一体何をしたんだ…俺…マジで気になってる…そこはまだ教えてもらえないのかな…?」
寺崎が俺を見る。
やはりこの質問が次にきた。
言うべきか…いや…まだだ… 話の途中で、寺崎だけじゃなく、俺自身が取り乱す可能性も多分にある。
俺は結局、迂回を選んだ。
俺はアイスコーヒーとプリン、
寺崎は朝食を摂ってないとかでサンドウィッチと珈琲を各々トレイに乗せて、比較的学生の少ない窓側の席に二人で座った。
寺崎を見る。
うん、間違いなくこの表情は寺崎本人だ。
やっぱり日中は、シュウが出てくることはあんまりないのかもしれない。
俺が田口のことを、先に寺崎に聞こうとした矢先、
「僚介…俺からちょっとさ、先に気になること、聞いていいか…?」
う…先手を取られた…俺はドキドキしながら答える。「うん…なんだ?」
間違いなく…あの…飲み会の夜のことだと、俺は予想した。
「あのさ…前におまえが言っていた、俺の中にいるシュウって奴さ…
率直に言って…おまえから見てさ…どんな奴なんだ…?俺…なんか、すごく怖くて…」
…そうか…確かにそれが一番、気になることかもしれない。
俺が寺崎の立場でも…自分が知らないうちに自分の身体を操る人間がどんな人間か…気になるのは当然のことだ。
…かといって、俺にそれを聞かれると、俺の率直な答えは、こうなる。
シュウ…
そいつは、
極悪非道男・スーパーウルトラS男・人の泣き顔を好むような最低ゲス男…
こんなこと…素直に率直に寺崎に説明したら、寺崎は数日、寝込んでしまうかもしれない。
だから俺は、ちょっとだけ…いや、かなり…オブラートにくるんでこう答えた。
「うん…まあ、ハッキリ言うとさ…まあまあ、失礼な男だ。
ちょっと意地悪な感じの男で、いわゆる世の中の、良い人ではない。それは確かだ。」
寺崎を見ると、やっぱりか…とかなり…悲しそうな顔をしている。
「そっか…やっぱり…な。おまえの反応見てたら…なんかヤバいこと、おまえに言ったり、したり、したんだろうなとは思ってた…そっか…なんか…ごめんな…迷惑かけて…」
言いながら寺崎は、深いため息をつく。
「まあ…おまえが謝ることじゃないだろ?シュウが、悪いってだけで。前にも言ったように、俺はおまえにどうこう、思ってないからな…」
俺はそう言って、氷が溶けかけてきたアイスコーヒーに、初めて口をつける。
でも…本当は…。
寺崎の顔を見ると…嫌でも…毎回のように思い出してしまう。
あの夜…嫌がる俺を力でねじ伏せ…拘束し、俺の身体を…無理矢理に押し開いた男…シュウと同じ顔、身体の寺崎…
寺崎に罪はないのに、寺崎がちょっと近づいたりするだけで、俺の身体はいまだに少し、恐怖でビクンと跳ねてしまう。これは寺崎に気付かれていないと、いいけど…
「んでさ…シュウは、おまえに…一体何をしたんだ…俺…マジで気になってる…そこはまだ教えてもらえないのかな…?」
寺崎が俺を見る。
やはりこの質問が次にきた。
言うべきか…いや…まだだ… 話の途中で、寺崎だけじゃなく、俺自身が取り乱す可能性も多分にある。
俺は結局、迂回を選んだ。
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