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全てを包み隠さず
「先輩…すみません、俺…なんか最後の方、酷くしてしまって…セーブできなくて…ほんと、ごめんなさい…い…痛かったですか…?」
シャワーの後、部屋着に着替えた圭一が俺に、90度の角度で腰を折って謝罪する。
「いや…大丈夫だ…よ。俺がお前に、あんな…衝撃的な告白をしたせい…そのせいだってわかってるから…気にすんな…ほんと…」そう言いながら、本当はかなりびっくりしていた…。
圭一の荒々しいセックス…同時に涙を流しながらも、
いつもの圭一の穏やかな態度とあまりに違い過ぎていて…
本当に、嵐か台風に飲み込まれたような感覚で…俺の小さな抵抗虚しく…俺の身体は圭一に激しく揺さぶられて…あっという間に高みに上らされて…気付いたら全て終わっていた…そんな感じ…。まあもちろん俺のせいだ…
圭一はこの日、俺に勉強を教わるとかなんとか親に理由をつけて、ちゃっかりうちに泊まる準備をしてきていた。
土曜日だし、圭一と長い時間一緒にいられる分にはむしろ嬉しいことだと、俺も承諾していた。
あの時の話も、気は進まないがゆっくり時間を取ってできると…そう思っていたんだ。
それなのに、圭一が、突然
「先輩、俺、…今日はやっぱ、家に帰ろうかと思います。なんかもう、キャパオーバーな気がして…先輩にもあんな風にして、申し訳ないし…ちょっと一人で考えて、頭冷やした方がいいような気が…してきました…」
そんなことを言ってきやがった。
「おい…何、言ってる…?俺、さっき、話の続きがあるって言ったろ…?
それを今日、絶対にお前に話さないといけないんだ…マジで。
その話が抜けているままだと、完全に事実がねじ曲がっちゃうんだ…だから、絶対、今日は泊っていってくれ…
つまりまだ、話が中途半端なままなんだ…おまえがいくら、聞きたくないっつっても…絶対に、話さなきゃなんないんだ…お願いだ…圭一…」俺はそう、圭一に真摯に頼み込んだ。
「続き…ですか…それって…いい話、なんですか…? 俺、正直今日、多分人生で一番…ショックな…こと、聞いた日なんです…今からこれ以上、なんか嫌な話聞かされると思ったら…マジで自信、ないです…自制心保つ、自信が全然っ…ない…」そう言って、圭一が真っすぐに俺を見る。
「いい話とか、悪い話とか…っていうよりかはさ…まあ…信じられないけど、事実を…伝えたいって感じかな…最初は信じてもらえないかもだけど…とりあえず、今日、話を聞いてもらわなきゃ困るんだ…お願いだから、帰んな…。な…?」
圭一は俺の真剣な目に気圧されたのか、数秒後に、やっとコクリと頷く。
その日、夕飯を二人で適当に囲んだ後、
俺はついに圭一に、
寺崎のこと、
寺崎の中に巣食う悪魔のような存在、シュウのこと…そしてその関係性。
俺を犯したのが本当は寺崎、ではなく、その中身に潜む、シュウであること。
シュウが何度かその後も接触してきて、危ない目に遭いそうになったこと…
それと…これは言うかどうかギリギリまで本当に迷ったのだが、つい先日、寺崎に告白されたこと…
今までのことを包み隠さず、圭一に話した。
圭一は、俺の話を真剣に…一切茶化すこともなく、聞いてくれた…。
でもやっぱり、内容が内容なだけに、話を進めるにつれて少しずつ混乱していったのか、段々と顔色が悪くなり、最後は青ざめていた…
「そ…そんなことって…、いや、…でも、そ…そう…なんですね…先輩がそう言うなら、もちろん信じます…」
全てを聞き終えた圭一の第一声が、それだった…。
俺の愛しい恋人、可愛い犬コロ…、圭一の肩に…
ついに、俺の抱えている荷物の半分近く…いや、下手をすれば半分以上の重荷を乗せてしまった…
まだ高校生の…しかも大事な時期である受験生の圭一に…
……おまえ、年下の男に、甘えすぎだぞ………
そんな自分の…心の声が、聞こえた気がした…
シャワーの後、部屋着に着替えた圭一が俺に、90度の角度で腰を折って謝罪する。
「いや…大丈夫だ…よ。俺がお前に、あんな…衝撃的な告白をしたせい…そのせいだってわかってるから…気にすんな…ほんと…」そう言いながら、本当はかなりびっくりしていた…。
圭一の荒々しいセックス…同時に涙を流しながらも、
いつもの圭一の穏やかな態度とあまりに違い過ぎていて…
本当に、嵐か台風に飲み込まれたような感覚で…俺の小さな抵抗虚しく…俺の身体は圭一に激しく揺さぶられて…あっという間に高みに上らされて…気付いたら全て終わっていた…そんな感じ…。まあもちろん俺のせいだ…
圭一はこの日、俺に勉強を教わるとかなんとか親に理由をつけて、ちゃっかりうちに泊まる準備をしてきていた。
土曜日だし、圭一と長い時間一緒にいられる分にはむしろ嬉しいことだと、俺も承諾していた。
あの時の話も、気は進まないがゆっくり時間を取ってできると…そう思っていたんだ。
それなのに、圭一が、突然
「先輩、俺、…今日はやっぱ、家に帰ろうかと思います。なんかもう、キャパオーバーな気がして…先輩にもあんな風にして、申し訳ないし…ちょっと一人で考えて、頭冷やした方がいいような気が…してきました…」
そんなことを言ってきやがった。
「おい…何、言ってる…?俺、さっき、話の続きがあるって言ったろ…?
それを今日、絶対にお前に話さないといけないんだ…マジで。
その話が抜けているままだと、完全に事実がねじ曲がっちゃうんだ…だから、絶対、今日は泊っていってくれ…
つまりまだ、話が中途半端なままなんだ…おまえがいくら、聞きたくないっつっても…絶対に、話さなきゃなんないんだ…お願いだ…圭一…」俺はそう、圭一に真摯に頼み込んだ。
「続き…ですか…それって…いい話、なんですか…? 俺、正直今日、多分人生で一番…ショックな…こと、聞いた日なんです…今からこれ以上、なんか嫌な話聞かされると思ったら…マジで自信、ないです…自制心保つ、自信が全然っ…ない…」そう言って、圭一が真っすぐに俺を見る。
「いい話とか、悪い話とか…っていうよりかはさ…まあ…信じられないけど、事実を…伝えたいって感じかな…最初は信じてもらえないかもだけど…とりあえず、今日、話を聞いてもらわなきゃ困るんだ…お願いだから、帰んな…。な…?」
圭一は俺の真剣な目に気圧されたのか、数秒後に、やっとコクリと頷く。
その日、夕飯を二人で適当に囲んだ後、
俺はついに圭一に、
寺崎のこと、
寺崎の中に巣食う悪魔のような存在、シュウのこと…そしてその関係性。
俺を犯したのが本当は寺崎、ではなく、その中身に潜む、シュウであること。
シュウが何度かその後も接触してきて、危ない目に遭いそうになったこと…
それと…これは言うかどうかギリギリまで本当に迷ったのだが、つい先日、寺崎に告白されたこと…
今までのことを包み隠さず、圭一に話した。
圭一は、俺の話を真剣に…一切茶化すこともなく、聞いてくれた…。
でもやっぱり、内容が内容なだけに、話を進めるにつれて少しずつ混乱していったのか、段々と顔色が悪くなり、最後は青ざめていた…
「そ…そんなことって…、いや、…でも、そ…そう…なんですね…先輩がそう言うなら、もちろん信じます…」
全てを聞き終えた圭一の第一声が、それだった…。
俺の愛しい恋人、可愛い犬コロ…、圭一の肩に…
ついに、俺の抱えている荷物の半分近く…いや、下手をすれば半分以上の重荷を乗せてしまった…
まだ高校生の…しかも大事な時期である受験生の圭一に…
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そんな自分の…心の声が、聞こえた気がした…
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