【BL・R18】俺とシテみたいって・・・何をですか?

もえこ

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電話

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俺は慌てて言葉を発した。

「…ん、なんだ…圭一…?」
「ああーーやっと出た…先輩~~…」
「なんだよ… どうした…何かあった…?」
「いや、なんもないですけど…とりあえず…」 …くぐもる、圭一の声…
「とりあえず… ?」 もったいぶるなよと、言いたくなる…

「眠い…最強に眠いです… ー-午前中の授業、何度気を失いそうになったか…」
「ああ… そりゃ、そう …だな 」

俺はゆっくり二度寝が出来たけど…
圭一は昨夜も遅かったし…今朝だって、俺のおかしな悪夢のせいで起こしちゃったし…  
しかも、その後… 

いやいやいや…今、思い出すべきじゃない…

「ごめんな…おまえの貴重な眠り、妨げて…まあ、あと数時間、なんとか頑張れよ」
「うう… はい…あ~~…ってか、マジで学校ってかったるいですね…」
「ん… ?…」
「だってですよ…平日はみっちり授業だし、受験やら部活やら行事が満載で…」
「ああ… … まあ… …」
それはまあ、当然のことだ…学生の本分は勉強だ…今更何を言ってるのか…

「圭一、とりあえず残り時間頑張れよ…おまえ、夕方からまた来るんだろ…?ご飯、作っとくから…」
「う…嬉しい先輩…マジで俺、早く大学生になりたい…先輩のとこ受かりたい…そしたら、先輩と会いたい放題ですよね…」
「や…会いたい放題…って、わけじゃ…そもそも学年、違うしさ…」
「いえいえ、そうなりますよ… 俺、講義以外全部、先輩んちに入り浸ると思います…てか一緒に暮らしたい…」
「は、 あ…!? な… 何、言って… 」
  
    … … キーンコーン…カー-ンコーン… … … 

「あ!!先輩…!すみません、チャイムが…!じゃ、あと地獄の数時間耐えて、先輩んち行きますね!」

「あ…うん… 」

      ツーツーツー…

一緒に暮らしたい…って、最後にあいつシレっと、ものすごいことを……
何言ってんだ… てか、電話中…
近くに友達とか…誰かいたりして、聞かれたりしなかったのか、不安にもなる…
そういうところがいまいち、無頓着なのだ… 圭一はどうしていつもそうなんだろう…

「さ…とりあえず、帰って下準備、するか…」
俺は独り言をつぶやきながら、家へ向かった。

その夜…俺の携帯に一通のメールが来た…  来ていた…

もっと早くに気付いていれば…中身を確認していれば…何かが、変わったのかもしれない…
  
 そう思ったが、後の祭りだった… 











 




  
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