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お仕事
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「こんばんは~」
ハッとして、振り返ると、その階の一番端に住む50代くらいの夫婦だった…
買い物帰りか、エコバッグをいくつも抱えている…。
「あ…こんばんは、すみません、廊下塞いじゃって…」
すぐに俺たちが端によけると「いえいえ、失礼しますね~」
そう言って、にこやかに笑いながら俺たちの横を通り過ぎ、二人がドアの中へ消えていく。
「新名さん、ここ…通路で邪魔だと思います。とにかく入ってください…」
「俺、今帰ったばかりで疲れてるんだ… また今度… 」
「じゃあ、カレー…作り過ぎたんですよ…良かったら食べていきません…?」
「… … む… … カレー …」
食事の用意はしていない…
カレー… は、俺の大好物… そう言えば、ルーのいい匂いが…漂う…
「カレー食べたらすぐに帰ったらいいじゃないですか…少し話したいこともあるし…どうぞどうぞ…!!」
にこやかに微笑む、黒髪イケメン…
「…じゃあ、…少しだけ…」
なんでこの男は…こんなにも人に…俺に…懐っこいんだろう…
さすがにこの前の今日で…おかしなことをされることはないだろう…。
俺はあっさりと空腹に負け…
どこまでも甘い考えで、奴のテリトリーに侵入した。
ハッとして、振り返ると、その階の一番端に住む50代くらいの夫婦だった…
買い物帰りか、エコバッグをいくつも抱えている…。
「あ…こんばんは、すみません、廊下塞いじゃって…」
すぐに俺たちが端によけると「いえいえ、失礼しますね~」
そう言って、にこやかに笑いながら俺たちの横を通り過ぎ、二人がドアの中へ消えていく。
「新名さん、ここ…通路で邪魔だと思います。とにかく入ってください…」
「俺、今帰ったばかりで疲れてるんだ… また今度… 」
「じゃあ、カレー…作り過ぎたんですよ…良かったら食べていきません…?」
「… … む… … カレー …」
食事の用意はしていない…
カレー… は、俺の大好物… そう言えば、ルーのいい匂いが…漂う…
「カレー食べたらすぐに帰ったらいいじゃないですか…少し話したいこともあるし…どうぞどうぞ…!!」
にこやかに微笑む、黒髪イケメン…
「…じゃあ、…少しだけ…」
なんでこの男は…こんなにも人に…俺に…懐っこいんだろう…
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どこまでも甘い考えで、奴のテリトリーに侵入した。
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