【BL・R18】優しくて残酷な男でも…幸せになれますか?

もえこ

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俺の領域

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「… んっ…」
俺は真中に胸を弄ばれながらも、岡田の手から逃げようと身じろぐ…。

「おか…だ… 嫌だ…  やめて、…くれ…」

「… … …」

岡田は、まるで俺の声が全く聞こえないかのように手を止めず、ベルトをシュルっと抜き去り…
ついに俺の前をくつろげるようにゆっくりと、開いた。

「… 新名さん… 」岡田の小さくて低い声…

「はっ…んっ… 何… っ… おか…だ…」

真中が俺の胸の先を休みなく両手でこねくり回し…
俺はその刺激にビクンと跳ねそうになりながらも、なんとか岡田に返事をする。 変な声…自分でもそう、思う…

「あーあ…  新名さんったら…あなた、本当に仕方がない人ですね…」
頭上から、今度は真中の楽しそうな声… 

身体の上側には真中、
下側には岡田が位置していて…その二人が俺を…
図体のでかい男が二人で…ある意味、俺を組み伏せている…

いや、俺だって小さくもない…身長もある。
か弱い女性でもなく、立派な男過ぎる、男の体格…なのに…

なんだかもうこの状況… 本当に訳がわからない…

今日、岡田の相談に乗るつもりで、岡田を家に呼んで…

真中が自信作のカレーを食えって家に押しかけてきて…

それなのに、なんで… こんなことに…
俺は何か、悪い夢でも見ているんだろうか…

いきなり、胸をきつめにねじられ、再び跳ね上がる。
「… んっ… やめ、真中っ… 」
「えーー本当にやめていいんですか…?そこ…そんなにしてるのに…くくっ… 岡田さんも驚いてますよ…」

「…えっ…!?」

俺は咄嗟に、岡田の方を見遣る。

岡田の視線は…完全に、俺のそこに、注がれていて…
「新名さん…ここ…すごい…  全然元気…じゃ、ないですか…男に、触られてるのに…」

「…くっ… おか…だ… 」

岡田が俺の顔に視線を移す…
その目が…俺を射抜く…。

俺は…

岡田のその、…岡田らしからぬ発言と、
その…岡田の…今まで見たこともないような欲情した目に、

      言葉を失った…。


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