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「おっすーー!葉山ちゅわん…今日も可愛いね~俺、もはや後ろ姿でも、すぐわかるわー」
「ほんと、それな…いや~~今まで気づかなかったな、葉山って改めてみると、ちっこいのな…華奢な首筋から…ものすごい色気が…」
背後から…野太い…男どもの声がする…
「… … …ちっ… … … 」
「うわーーー…こんな可愛い顔してんのに、この子、…舌打ちしちゃってまあ…顔に似合わないことこのうえないわ…そもそも、女子としての教育がなってないわね…」
「あ…?誰が女子だ…おまえら、いい加減にしねえと、怒るぞ…マジで…」
「おーーこわこわこわ…!怖いわ!その顔…でも…ツンデレもいいな… もっと怒って…」
「…クソバカ…」
あ…一応抑えているのに、さすがに思わず汚い言葉が、出ちった…
冷やかしの言葉と共に、背後から、ガシッと、肩を抱かれる…
全くもう…
文化祭の後からずっと、こんな感じだ…
煌びやかなドレスも脱いだし…
ばっちりメイクも取ったし…
俺は日常に戻っているはず…なのに…
もう何日も… 続くこのやりとり…
ああ…やっぱ無理矢理に願い出てでも…誰かと交代してもらえば良かった…
メイドなんてやるんじゃなかった…マジで。
「な~~葉山…お前知ってるか…?」
お調子者の田中が俺に唇を近づける。
やめろ…距離、近い…
内心そう思いながらも、一応尋ねる。
「…何を…?」
「真壁だよ…アイツさ…もともとモテてたけど、文化祭の後から…より一層すごいことになってんだって…」
「は…?」
「だから~~前は校内だけの人気に留まっていた真壁が、遂に他校に進出したんだって…そりゃそうだろな…あの顔で執事の格好…男の俺から見てもカッコよかったし…なんかアイツ、毎週のように告られてるって話だよ…マジ、羨ましいわ…」
「… … へえ… … 」
真壁… できればその名前を聞きたくなかった…忘れようとしてたのに、忘れられない…
文化祭の夜のアイツ…
俺をすげえ力で抱きしめてきて…無理矢理に、キスされた…
しかも、舌まで… 入れられて…
耳とか… アイツが狼とか… 意味不明…
ほんとまじで意味、
わかんねー…
「ほんと、それな…いや~~今まで気づかなかったな、葉山って改めてみると、ちっこいのな…華奢な首筋から…ものすごい色気が…」
背後から…野太い…男どもの声がする…
「… … …ちっ… … … 」
「うわーーー…こんな可愛い顔してんのに、この子、…舌打ちしちゃってまあ…顔に似合わないことこのうえないわ…そもそも、女子としての教育がなってないわね…」
「あ…?誰が女子だ…おまえら、いい加減にしねえと、怒るぞ…マジで…」
「おーーこわこわこわ…!怖いわ!その顔…でも…ツンデレもいいな… もっと怒って…」
「…クソバカ…」
あ…一応抑えているのに、さすがに思わず汚い言葉が、出ちった…
冷やかしの言葉と共に、背後から、ガシッと、肩を抱かれる…
全くもう…
文化祭の後からずっと、こんな感じだ…
煌びやかなドレスも脱いだし…
ばっちりメイクも取ったし…
俺は日常に戻っているはず…なのに…
もう何日も… 続くこのやりとり…
ああ…やっぱ無理矢理に願い出てでも…誰かと交代してもらえば良かった…
メイドなんてやるんじゃなかった…マジで。
「な~~葉山…お前知ってるか…?」
お調子者の田中が俺に唇を近づける。
やめろ…距離、近い…
内心そう思いながらも、一応尋ねる。
「…何を…?」
「真壁だよ…アイツさ…もともとモテてたけど、文化祭の後から…より一層すごいことになってんだって…」
「は…?」
「だから~~前は校内だけの人気に留まっていた真壁が、遂に他校に進出したんだって…そりゃそうだろな…あの顔で執事の格好…男の俺から見てもカッコよかったし…なんかアイツ、毎週のように告られてるって話だよ…マジ、羨ましいわ…」
「… … へえ… … 」
真壁… できればその名前を聞きたくなかった…忘れようとしてたのに、忘れられない…
文化祭の夜のアイツ…
俺をすげえ力で抱きしめてきて…無理矢理に、キスされた…
しかも、舌まで… 入れられて…
耳とか… アイツが狼とか… 意味不明…
ほんとまじで意味、
わかんねー…
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