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外の世界
重み
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「はあ、はあっ… ああっ…」
背後から男の体の重みを感じ、私はそのままの体勢でベッドに突っ伏した。
「はあ、あ… 」
久々に感じた女としての快楽…
その波は想像した以上に大きなものだった。
本当はここにくるまで、不安で仕方がなかった。
男の前で裸を曝け出すまで不安で仕方なかった…。
夫とそういう行為をしなくなって数年…
男に、身体に触れられる感覚も…
奥深く埋め込まれる感覚も…
全てを忘れていた…
心の寂しさから…身体の寂しさから…無意識に抱かれる感覚を記憶の彼方に追いやっていたのだ。
ああ…
男は顔がいいだけでなはく…
身体も最高に良かった…
控えめにいって、最高だった…
夫と比べるのもどうかと思うが、やはりどうしても比べてしまう…
何度してもあんなにも逞しく… 衰えない男のそれを、私は見たことがなかった…。
つまりはやはり、この男は遊び人に違いない…
きっと何度もアクションを起こしては、妻以外の女を抱いているに違いない…
あまりにも住む世界が違う人間…
だが、同じ既婚者として羨ましくもある…
こんな世界があるなんて、知らなかった。
やっと呼吸が落ち着いた頃、男がなかなか私から退いてくれない事に気づく。
重い…
「あの… そろそろ、…」退いてほしい…
私は動かない男の体から這い出すようにしながら、男に声をかけたが、返事がなかった。
背後から男の体の重みを感じ、私はそのままの体勢でベッドに突っ伏した。
「はあ、あ… 」
久々に感じた女としての快楽…
その波は想像した以上に大きなものだった。
本当はここにくるまで、不安で仕方がなかった。
男の前で裸を曝け出すまで不安で仕方なかった…。
夫とそういう行為をしなくなって数年…
男に、身体に触れられる感覚も…
奥深く埋め込まれる感覚も…
全てを忘れていた…
心の寂しさから…身体の寂しさから…無意識に抱かれる感覚を記憶の彼方に追いやっていたのだ。
ああ…
男は顔がいいだけでなはく…
身体も最高に良かった…
控えめにいって、最高だった…
夫と比べるのもどうかと思うが、やはりどうしても比べてしまう…
何度してもあんなにも逞しく… 衰えない男のそれを、私は見たことがなかった…。
つまりはやはり、この男は遊び人に違いない…
きっと何度もアクションを起こしては、妻以外の女を抱いているに違いない…
あまりにも住む世界が違う人間…
だが、同じ既婚者として羨ましくもある…
こんな世界があるなんて、知らなかった。
やっと呼吸が落ち着いた頃、男がなかなか私から退いてくれない事に気づく。
重い…
「あの… そろそろ、…」退いてほしい…
私は動かない男の体から這い出すようにしながら、男に声をかけたが、返事がなかった。
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