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ん … … …
あれ… ここ… どこだっけ …
私の目の前に広がる風景…
夜の、コンビニだ…
夕方、由香の家でその時期話題になっていたミステリーの映画を観た後、私は由香に別れを告げる。
「お邪魔しました~由香、また学校で」
「うん、もう結構暗いからさ…夜道、気を付けなよ?油断しないでね。」
由香がいつになく心配顔だ…
11月…確かにもう、外は真っ暗だった。
「あ、うん、大丈夫。早歩きで帰るし、バイバイ」
「うん、バイバイ。」
そう言って足早に、私は歩き出す。
由香と私の家はおよそ徒歩で10分
別に大した距離じゃないし。
そうだ、コンビニでアイスかプリンでも買って帰ろう。
そう思って、ちょうど中間地点のコンビニで期間限定の少しお高めのモンブランプリンを買って店を出る。
「寒っ…」もう…冬まであと少し…
私は独り言をつぶやき、身震いをしながら、コンビニの店舗のサイズと比べ、あまりにも大き過ぎる駐車場を横切ろうとした。
「ねえねえ、そこの君~」
突然、声を掛けられる…。
本当にいきなりで…さすがの私もギクリとした。
振り向くと、背後に黒い大きな車…
ドアが開いたままで、そこから顔を出した男が私に声を掛けてくる。
少しだけ、嫌な予感がした…
周りが暗くてあまり男の表情は見えないが、茶髪…で、
なんとなく…蛇のような目をした男だった…。
あれ… ここ… どこだっけ …
私の目の前に広がる風景…
夜の、コンビニだ…
夕方、由香の家でその時期話題になっていたミステリーの映画を観た後、私は由香に別れを告げる。
「お邪魔しました~由香、また学校で」
「うん、もう結構暗いからさ…夜道、気を付けなよ?油断しないでね。」
由香がいつになく心配顔だ…
11月…確かにもう、外は真っ暗だった。
「あ、うん、大丈夫。早歩きで帰るし、バイバイ」
「うん、バイバイ。」
そう言って足早に、私は歩き出す。
由香と私の家はおよそ徒歩で10分
別に大した距離じゃないし。
そうだ、コンビニでアイスかプリンでも買って帰ろう。
そう思って、ちょうど中間地点のコンビニで期間限定の少しお高めのモンブランプリンを買って店を出る。
「寒っ…」もう…冬まであと少し…
私は独り言をつぶやき、身震いをしながら、コンビニの店舗のサイズと比べ、あまりにも大き過ぎる駐車場を横切ろうとした。
「ねえねえ、そこの君~」
突然、声を掛けられる…。
本当にいきなりで…さすがの私もギクリとした。
振り向くと、背後に黒い大きな車…
ドアが開いたままで、そこから顔を出した男が私に声を掛けてくる。
少しだけ、嫌な予感がした…
周りが暗くてあまり男の表情は見えないが、茶髪…で、
なんとなく…蛇のような目をした男だった…。
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