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「はっ…あ、っ… はあっ… 」
男がいやらしく…舌舐めずりをしながら、私を見下ろす…激しく、腰を打ち付けてくる…
血走った眼…
薄笑いを浮かべた、半開きの口…
シャラと…男が腰を振るたびに微かに音を立てる、金色のネックレスが、私の首筋に、何度も触れて…
何もかも… 全てが、気持ち悪い…
怖い… 痛い …
「あ …や、痛…い…嫌…いやぁ… も… やめ…て いやああああぁ… !!」
「う、おっ!!…」
耳のそばで、大きな声…
「…な…なん…だ…!?ど… どした?早紀…っ … !?」
え… ??
ここ… どこ … ?
部屋にパッと照明がつく。
ここは…えっと… ここは… …?
「おい…早紀…おまえ、顔が真っ青だぞ…大丈夫か…怖い夢でも見たんか…? いや、マジで、ビビった… デカい…とんでもねえ声…出すからよ…」
隼人が私の額に大きな手を当てる。
「おまえ、もしかして熱でもあるのか…?うなされたとか…? …」
目の前にいるのは隼人…
間違いなく、私の彼氏だ…
今のは… 夢… ?
まだ…体が細かく震えているのに、気付く…
「あ…ごめ…ん、夢見てた…すごく…怖い…ゾンビが沢山…襲ってきて…怖かった…」
咄嗟に嘘をつく。
違う… ゾンビの夢じゃない…
あれは… あれは…別の夢 …
あれ…なんだっけ…?
何かが心にひっかかる…
男がいやらしく…舌舐めずりをしながら、私を見下ろす…激しく、腰を打ち付けてくる…
血走った眼…
薄笑いを浮かべた、半開きの口…
シャラと…男が腰を振るたびに微かに音を立てる、金色のネックレスが、私の首筋に、何度も触れて…
何もかも… 全てが、気持ち悪い…
怖い… 痛い …
「あ …や、痛…い…嫌…いやぁ… も… やめ…て いやああああぁ… !!」
「う、おっ!!…」
耳のそばで、大きな声…
「…な…なん…だ…!?ど… どした?早紀…っ … !?」
え… ??
ここ… どこ … ?
部屋にパッと照明がつく。
ここは…えっと… ここは… …?
「おい…早紀…おまえ、顔が真っ青だぞ…大丈夫か…怖い夢でも見たんか…? いや、マジで、ビビった… デカい…とんでもねえ声…出すからよ…」
隼人が私の額に大きな手を当てる。
「おまえ、もしかして熱でもあるのか…?うなされたとか…? …」
目の前にいるのは隼人…
間違いなく、私の彼氏だ…
今のは… 夢… ?
まだ…体が細かく震えているのに、気付く…
「あ…ごめ…ん、夢見てた…すごく…怖い…ゾンビが沢山…襲ってきて…怖かった…」
咄嗟に嘘をつく。
違う… ゾンビの夢じゃない…
あれは… あれは…別の夢 …
あれ…なんだっけ…?
何かが心にひっかかる…
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