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キングオブファイターズ98
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昔ネットがなかったので個人でも企業でも変名を使いたい放題だった。
カプコンが変名でエロ麻雀を作っていた事は有名だが、実はセガも数々の変名を使っていた、という話だ。
『ずんずん教の野望』は当時テレビのワイドショーで新興宗教が話題になっており、「合同結婚式」「みなさん最高ですか~」など新興宗教がネタにされる事が多かった。なので宗教をネタにしたゲームは当時タブーだった。なので「このゲームはセガ社内で作ってない事にしなきゃいけない」とサードパーティで作られた事になったらしい。だが、なぜかテストプレイやバグの除去作業はセガの社内で行われ、それに参加したセガ社員も多いらしい。
それはどうでも良いが、セガが変名でファミコンでゲームを作り発売されたらしい。
よく雑誌に事情通が登場するが、事情通はもしかしたら友達がいない仲間外れかも知れない。
私が行ったゲームショウでこの手の「ヤバい話」を聞いてもいないのにしてくれた雑誌編集者やメーカー関係者はだいたい嫌われものだった。
注目を集めるために嘘をついている可能性も否定出来ない。もうそこまでいくとカウンセリングを受けた方が良いだろう。
だがコレを書きはじめてその気持ちが理解出来た。
読んで欲しい、注目を集めたいのだ。
私もカウンセリングを受けるべきか・・・。
今日、格ゲーのネット対戦は当然になっている。
では昔、モデムの時代に格ゲーのネット対戦はなかったのか?実は存在した。
光どころかADSLもない時代の話だ。
ラグりまくりでまともに対戦にはならない。
でも「ネットで対戦格闘ゲームが出来る」というのがそこはかとなく楽しかった。オフ会はゲーセンでやる、というのがネット対戦の決まりだった。
「あの人達誰?」と私が聞くと「ドリキャスのネット対戦のオフ会だよ」とゲーセンの店長が答えた思い出がある。
今、数フレームのラグでも文句を言う。
当時はおおらかだった。
だがラグなどは本来ないほうが良い。
どうすればラグなしでオンライン対戦が楽しめるのか?
多少高いが光回線はマンションタイプではなく、ファミリータイプを契約すべきだ。
モニターは出来るだけラグが少ないものを選ばなくてはならない。小さいモニターはラグが少ないと言われている。
金が有り余っているなら「三菱REGZA」の小さいモニターを買えば良い。ラグを考えたらブラウン管モニターの方が良いが、液晶モニターの中でラグが本当に少ないのはREGZAらしい。しかしアホのように高い。
あとは運だ。
回線によってはラグる時はどれだけ対策してもラグる。
私はゲーセンは好きだが家庭用ゲーム機を否定しない。当時から基盤を買い、家で練習をしていた者はいた。というかトッププレイヤーはだいたいゲーセン以外での練習環境を持っていた。もしくは「夜ゲー」と言って閉店したはずの深夜以降のゲーセンで夜な夜な対戦が繰り広げられていたのだ。
法律違反ではあるが、もうさすがに時効だろう。
基盤を買うという事はハンダコテは使えなくちゃいけない。上手く使わなきゃ、火傷するだけじゃなく手の平に穴が開く。モニターは場合によっては縦置きしなければならず基盤を手に入れて家でゲームをやる、というのは敷居が高かった。
家庭用ゲーム機が発展し、その練習環境が一般に広まる事が悪い事の訳がない。だが練習の成果を見せる場はゲーセンであって欲しい、とは思う。
家庭用ゲーム機はアーケードと相乗効果があるはずだし、なければおかしいのだ。
当時、高価なネオジオを買えない者の中でネオジオCDを買う者がいた。ネオジオCDはソフトが安いかわりに、読込み時間がアホのように長いのだ。
ネオジオCDでゲームをやることを「サル観賞」といった。ロード中に表示されるジャグリングするサルを見る時間が本当に長かったのだ。
後にロード時間が2倍短くなったネオジオCDの改良型が発売される。
この事が「倍速」という概念を私が知った出来事だ。
それまで知らなかったが、メーカーの技術力でロード時間は短く出来るのだ。
現行のPCは48倍速、ネオジオCDの48倍の速さである。
この時「もうゲームメーカーにハードを作るのは無理じゃないか」と私は思い始める。
結局、これは思い違いであった。
今の任天堂を見れば「ゲームメーカーがハードの性能を追い求めるのは無理だが、ゲームメーカーならではの付加価値、遊び心はゲームメーカーが作ったハードでなければ出せない」とわかる。
セガがそちら方面にいかず、性能でソニーと競ったのは誤りだったのだ・・・終わった話をしてもしょうがない。
ネオジオCDでストレスなくゲームをしようと思ったら「どうすればロードしないか考える」ということだ。
KOF98で設定を「3対3」ではなく「1対1」にしてステージや音楽を固定するとあら不思議、ロードがカットされる。
ロードをカットするために延々と友人と同キャラ戦を行うのだ。
友人「何でブライアンを使うんだよ?」
私「お前に言われたくないよ、何でレオナを使うんだよ?」
友人「レオナは巨乳だろ?」
私「清々しいくらいどうでも良い理由だな」
私は世界一レオナ戦を詰めたブライアン使いだと思う。ネオジオCDのロードが長すぎるせいで延々「レオナvsブライアン」というどうでも良い対戦が繰り広げられていたのだ。
後に友人は四条雛子を「魂のキャラ」とかわけのわからないことを言う。この時点ではレオナを使っていたのだ。
まあ、弱キャラ使いなので強キャラしか使わないヤツよりは好感度は高いが。
カプコンが変名でエロ麻雀を作っていた事は有名だが、実はセガも数々の変名を使っていた、という話だ。
『ずんずん教の野望』は当時テレビのワイドショーで新興宗教が話題になっており、「合同結婚式」「みなさん最高ですか~」など新興宗教がネタにされる事が多かった。なので宗教をネタにしたゲームは当時タブーだった。なので「このゲームはセガ社内で作ってない事にしなきゃいけない」とサードパーティで作られた事になったらしい。だが、なぜかテストプレイやバグの除去作業はセガの社内で行われ、それに参加したセガ社員も多いらしい。
それはどうでも良いが、セガが変名でファミコンでゲームを作り発売されたらしい。
よく雑誌に事情通が登場するが、事情通はもしかしたら友達がいない仲間外れかも知れない。
私が行ったゲームショウでこの手の「ヤバい話」を聞いてもいないのにしてくれた雑誌編集者やメーカー関係者はだいたい嫌われものだった。
注目を集めるために嘘をついている可能性も否定出来ない。もうそこまでいくとカウンセリングを受けた方が良いだろう。
だがコレを書きはじめてその気持ちが理解出来た。
読んで欲しい、注目を集めたいのだ。
私もカウンセリングを受けるべきか・・・。
今日、格ゲーのネット対戦は当然になっている。
では昔、モデムの時代に格ゲーのネット対戦はなかったのか?実は存在した。
光どころかADSLもない時代の話だ。
ラグりまくりでまともに対戦にはならない。
でも「ネットで対戦格闘ゲームが出来る」というのがそこはかとなく楽しかった。オフ会はゲーセンでやる、というのがネット対戦の決まりだった。
「あの人達誰?」と私が聞くと「ドリキャスのネット対戦のオフ会だよ」とゲーセンの店長が答えた思い出がある。
今、数フレームのラグでも文句を言う。
当時はおおらかだった。
だがラグなどは本来ないほうが良い。
どうすればラグなしでオンライン対戦が楽しめるのか?
多少高いが光回線はマンションタイプではなく、ファミリータイプを契約すべきだ。
モニターは出来るだけラグが少ないものを選ばなくてはならない。小さいモニターはラグが少ないと言われている。
金が有り余っているなら「三菱REGZA」の小さいモニターを買えば良い。ラグを考えたらブラウン管モニターの方が良いが、液晶モニターの中でラグが本当に少ないのはREGZAらしい。しかしアホのように高い。
あとは運だ。
回線によってはラグる時はどれだけ対策してもラグる。
私はゲーセンは好きだが家庭用ゲーム機を否定しない。当時から基盤を買い、家で練習をしていた者はいた。というかトッププレイヤーはだいたいゲーセン以外での練習環境を持っていた。もしくは「夜ゲー」と言って閉店したはずの深夜以降のゲーセンで夜な夜な対戦が繰り広げられていたのだ。
法律違反ではあるが、もうさすがに時効だろう。
基盤を買うという事はハンダコテは使えなくちゃいけない。上手く使わなきゃ、火傷するだけじゃなく手の平に穴が開く。モニターは場合によっては縦置きしなければならず基盤を手に入れて家でゲームをやる、というのは敷居が高かった。
家庭用ゲーム機が発展し、その練習環境が一般に広まる事が悪い事の訳がない。だが練習の成果を見せる場はゲーセンであって欲しい、とは思う。
家庭用ゲーム機はアーケードと相乗効果があるはずだし、なければおかしいのだ。
当時、高価なネオジオを買えない者の中でネオジオCDを買う者がいた。ネオジオCDはソフトが安いかわりに、読込み時間がアホのように長いのだ。
ネオジオCDでゲームをやることを「サル観賞」といった。ロード中に表示されるジャグリングするサルを見る時間が本当に長かったのだ。
後にロード時間が2倍短くなったネオジオCDの改良型が発売される。
この事が「倍速」という概念を私が知った出来事だ。
それまで知らなかったが、メーカーの技術力でロード時間は短く出来るのだ。
現行のPCは48倍速、ネオジオCDの48倍の速さである。
この時「もうゲームメーカーにハードを作るのは無理じゃないか」と私は思い始める。
結局、これは思い違いであった。
今の任天堂を見れば「ゲームメーカーがハードの性能を追い求めるのは無理だが、ゲームメーカーならではの付加価値、遊び心はゲームメーカーが作ったハードでなければ出せない」とわかる。
セガがそちら方面にいかず、性能でソニーと競ったのは誤りだったのだ・・・終わった話をしてもしょうがない。
ネオジオCDでストレスなくゲームをしようと思ったら「どうすればロードしないか考える」ということだ。
KOF98で設定を「3対3」ではなく「1対1」にしてステージや音楽を固定するとあら不思議、ロードがカットされる。
ロードをカットするために延々と友人と同キャラ戦を行うのだ。
友人「何でブライアンを使うんだよ?」
私「お前に言われたくないよ、何でレオナを使うんだよ?」
友人「レオナは巨乳だろ?」
私「清々しいくらいどうでも良い理由だな」
私は世界一レオナ戦を詰めたブライアン使いだと思う。ネオジオCDのロードが長すぎるせいで延々「レオナvsブライアン」というどうでも良い対戦が繰り広げられていたのだ。
後に友人は四条雛子を「魂のキャラ」とかわけのわからないことを言う。この時点ではレオナを使っていたのだ。
まあ、弱キャラ使いなので強キャラしか使わないヤツよりは好感度は高いが。
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