1 / 12
シーン1、死者を導く姫
しおりを挟む
(ザクザク)
誰かが森の中を歩く音で私は、目を覚ました。
(また、私を退治しに来たのかしら?)
ここ連日、私を退治にしに来た人が多すぎたせいで魂がすり減ってしまっていた。
私が、何をしたと言うのかしら私は、ただ静かに森の中で暮らしたいだけなのに‼️
私は、何とか体を起こし音のする方に飛んでいった。
すると、そこには小さい男の子が泣きながら歩いていた。
「暗いよ、恐いよー。お父さん、お母さんどこにいるの?」
その声を聞いたとたん、気が付くとその子の前に姿を表していた。
「どうしたの?」
そう聞くと、その子は目から手をはずして私を見た。
私を見ると一瞬目を丸くしていたけど、その後私に笑いかけてきた。
私は、それを見て首をかしげた。
私は、明らかに透けているくせに少し浮いていたからだ。
「君は私が怖くないの?」
そう聞くと、その子は、首をふった。
「怖くないよ、死んだお母さんやお父さんが僕の前に現れたらこんな感じだと思うから。」
その言葉で妙に納得してしまった。
この子は、私と一緒で寂しいんだ。
だから、この子がほっとけなかったんだ。
「でも、いとこは優しいし、おじさんとおばさんはやさしいし良くしてもらってるけどそれでも、会いたくって……、ここに来れば死んだ人に逢わせてくれるって聞いてそれで、来たんだけど……、」
「迷子になったと?」
そう言うと、顔を少し赤くして頷いた。
私は、思わずクスクス笑ってしまった。
その子が何か言う前に手で制止して、私の仕事に取り掛かることにした。
「正確には、未練のある死者の願いを叶える事の出来る死者が住んでいるって言うのが正解なんだけど、まあ、結果的に両親に合わせてあげることは出来るよ。」
「本当に❗」
「ついてきて」
そう言うと、私の後ろを男の子が着いてきた。
少し歩くと少し開けた場所に、湖がある場所に出た。
「ここで、待ってて」
と言って私は、浮かびながら湖の中心に浮かんだ。
「水よ、生者と死者の架け橋となれ‼️」
そう言うと、リーンと綺麗な鈴の音が聞こえたと思ったら、湖が鏡のように反射してきた。
「湖を覗いてみて」
そう言うと、その子は、頷いて恐る恐る覗いた。
すると、目を見開いて、手を伸ばして震える声でお父さんとお母さんと呼んでいた。
彼らの両親も泣きながら子供の名前を呼んでいた。
私は、彼らの近くにゆっくり近づいた。
「この、奇跡は一度だけ、貴方の両親の未練を立ちきらなければ、悪霊になってしまう。だから、貴方が両親を安心させて、お別れをしてあげて。」
「お父さん、お母さん、いつも見守っててくれてありがとう。僕は、もう大丈夫だよ。だから、さようなら」
そう言うと、彼らはほっとしたように、湖の底に消えていった。
「大丈夫よ!彼らは、ちゃんと、成仏したわ。」
そう、いった後自分の手か消えかかっているのが見えた。
これで、私も成仏できるのね。
だけど、この子を森の麓まで送るまで。
「さぁ、森の入り口まで送ってあげるわ。ついてきて。」
そう言うと、その子も後をついてきた。
しばらく歩くと、入り口が見えてきた。
「ここをまっすぐ歩くと帰れるわよ。」
そう伝えると、私の方を見た。
「ありがとう‼️また、会える?」
私は、その言葉を聞いて驚いた。
ここで死者の送り手をしてから言われた事は、なかったから、ここに、来る人たちは私を怖れて消そうとした人の方が多かったから最後の時にそんなことを言われると思わなかった。
私は、思わず、涙ぐんでしまった。
「どうしたの⁉️」
「ありがとう。そう言われたことがなかったから、嬉しくって……、最後に、貴方みたいな人に出逢えって良かった……。」
「最後?」
「私も、成仏するときが来たみたい」
私は、その時、その子に、消えかかってる手を見せた。
「その手‼️」
「ここで死者達を送り続けて100年長かったわ。これで私も生まれ変わる準備が出来るわ。」
「嫌だ‼️」
そう言うと、触れないはずなのに私を抱き締めた。
「お姉さんのことこんなに、愛してるのに‼️」
私は、生前自分の婚約者に殺された。
理由は、可愛げがないからだそうだ、実の両親も厄介払いをするようにその嫁がせた。
誰からも一度として愛してると言われたことがない。
「会って間もないし、助けてもらって錯覚してるだけよ、もう少し大きくなったら本当に好きな人が出来るからだから……。」
「迷惑なのは、わかるけどでも、この気持ちに嘘はない‼️お姉さんを見たとき悲しい目をしているのを見てお姉さんも僕とおんなじなんだって、分かったんだ、確かに、会っても間もないのかもしれないけどだからって僕の気持ちを否定しないで‼️」
その言葉を聞いて、私は、一筋涙を流した。
「じゃあ、一つ賭けをしましょうか?」
「賭け?」
「そう、この手首を見て。」
そう言うと、私は、その子に手首を見せた。
「私は、すぐに、この時代に生まれ変わるわただ、前世の記憶をなくしてね、それでもいいなら、この手首の蝶の痣を便りに私を探しだしてみて、そうしたら貴方の物になっても言いわ。」
「約束だよ?」
そう言うと私を抱き締めている手を離した。
「僕は、レオン‼️お姉さんは⁉️」
「私は、フライ‼️待ってるから‼️」
そう言って私は、成仏した。
…………それから、20年後俺は、フライと別れた、あの森の入り口にいる。
花束を置いて、手を合わせている。
「パパどこ~?」
そう言いながら、小さな女の子が走ってきた。
俺は、その子を抱き上げた。
「アン、俺の可愛いお姫様、今ママのところに戻るから」
そう言うと、後ろからクスクス笑う声が聞こえてきた。
「私は、ここにいるわ。」
大きいお腹を揺らしながら女の人が歩いてきた。
俺は、彼女を抱き締めた。
「少し風が出てきたなぁ。体に悪いから早く戻ろうか?」
「そうね。」
彼女がそっと、俺の腕に触れたとき袖が少しずれて彼女の手首に蝶の痣が見えた。
そして、俺は、最後に森に別れを告げて、家路についた。
誰かが森の中を歩く音で私は、目を覚ました。
(また、私を退治しに来たのかしら?)
ここ連日、私を退治にしに来た人が多すぎたせいで魂がすり減ってしまっていた。
私が、何をしたと言うのかしら私は、ただ静かに森の中で暮らしたいだけなのに‼️
私は、何とか体を起こし音のする方に飛んでいった。
すると、そこには小さい男の子が泣きながら歩いていた。
「暗いよ、恐いよー。お父さん、お母さんどこにいるの?」
その声を聞いたとたん、気が付くとその子の前に姿を表していた。
「どうしたの?」
そう聞くと、その子は目から手をはずして私を見た。
私を見ると一瞬目を丸くしていたけど、その後私に笑いかけてきた。
私は、それを見て首をかしげた。
私は、明らかに透けているくせに少し浮いていたからだ。
「君は私が怖くないの?」
そう聞くと、その子は、首をふった。
「怖くないよ、死んだお母さんやお父さんが僕の前に現れたらこんな感じだと思うから。」
その言葉で妙に納得してしまった。
この子は、私と一緒で寂しいんだ。
だから、この子がほっとけなかったんだ。
「でも、いとこは優しいし、おじさんとおばさんはやさしいし良くしてもらってるけどそれでも、会いたくって……、ここに来れば死んだ人に逢わせてくれるって聞いてそれで、来たんだけど……、」
「迷子になったと?」
そう言うと、顔を少し赤くして頷いた。
私は、思わずクスクス笑ってしまった。
その子が何か言う前に手で制止して、私の仕事に取り掛かることにした。
「正確には、未練のある死者の願いを叶える事の出来る死者が住んでいるって言うのが正解なんだけど、まあ、結果的に両親に合わせてあげることは出来るよ。」
「本当に❗」
「ついてきて」
そう言うと、私の後ろを男の子が着いてきた。
少し歩くと少し開けた場所に、湖がある場所に出た。
「ここで、待ってて」
と言って私は、浮かびながら湖の中心に浮かんだ。
「水よ、生者と死者の架け橋となれ‼️」
そう言うと、リーンと綺麗な鈴の音が聞こえたと思ったら、湖が鏡のように反射してきた。
「湖を覗いてみて」
そう言うと、その子は、頷いて恐る恐る覗いた。
すると、目を見開いて、手を伸ばして震える声でお父さんとお母さんと呼んでいた。
彼らの両親も泣きながら子供の名前を呼んでいた。
私は、彼らの近くにゆっくり近づいた。
「この、奇跡は一度だけ、貴方の両親の未練を立ちきらなければ、悪霊になってしまう。だから、貴方が両親を安心させて、お別れをしてあげて。」
「お父さん、お母さん、いつも見守っててくれてありがとう。僕は、もう大丈夫だよ。だから、さようなら」
そう言うと、彼らはほっとしたように、湖の底に消えていった。
「大丈夫よ!彼らは、ちゃんと、成仏したわ。」
そう、いった後自分の手か消えかかっているのが見えた。
これで、私も成仏できるのね。
だけど、この子を森の麓まで送るまで。
「さぁ、森の入り口まで送ってあげるわ。ついてきて。」
そう言うと、その子も後をついてきた。
しばらく歩くと、入り口が見えてきた。
「ここをまっすぐ歩くと帰れるわよ。」
そう伝えると、私の方を見た。
「ありがとう‼️また、会える?」
私は、その言葉を聞いて驚いた。
ここで死者の送り手をしてから言われた事は、なかったから、ここに、来る人たちは私を怖れて消そうとした人の方が多かったから最後の時にそんなことを言われると思わなかった。
私は、思わず、涙ぐんでしまった。
「どうしたの⁉️」
「ありがとう。そう言われたことがなかったから、嬉しくって……、最後に、貴方みたいな人に出逢えって良かった……。」
「最後?」
「私も、成仏するときが来たみたい」
私は、その時、その子に、消えかかってる手を見せた。
「その手‼️」
「ここで死者達を送り続けて100年長かったわ。これで私も生まれ変わる準備が出来るわ。」
「嫌だ‼️」
そう言うと、触れないはずなのに私を抱き締めた。
「お姉さんのことこんなに、愛してるのに‼️」
私は、生前自分の婚約者に殺された。
理由は、可愛げがないからだそうだ、実の両親も厄介払いをするようにその嫁がせた。
誰からも一度として愛してると言われたことがない。
「会って間もないし、助けてもらって錯覚してるだけよ、もう少し大きくなったら本当に好きな人が出来るからだから……。」
「迷惑なのは、わかるけどでも、この気持ちに嘘はない‼️お姉さんを見たとき悲しい目をしているのを見てお姉さんも僕とおんなじなんだって、分かったんだ、確かに、会っても間もないのかもしれないけどだからって僕の気持ちを否定しないで‼️」
その言葉を聞いて、私は、一筋涙を流した。
「じゃあ、一つ賭けをしましょうか?」
「賭け?」
「そう、この手首を見て。」
そう言うと、私は、その子に手首を見せた。
「私は、すぐに、この時代に生まれ変わるわただ、前世の記憶をなくしてね、それでもいいなら、この手首の蝶の痣を便りに私を探しだしてみて、そうしたら貴方の物になっても言いわ。」
「約束だよ?」
そう言うと私を抱き締めている手を離した。
「僕は、レオン‼️お姉さんは⁉️」
「私は、フライ‼️待ってるから‼️」
そう言って私は、成仏した。
…………それから、20年後俺は、フライと別れた、あの森の入り口にいる。
花束を置いて、手を合わせている。
「パパどこ~?」
そう言いながら、小さな女の子が走ってきた。
俺は、その子を抱き上げた。
「アン、俺の可愛いお姫様、今ママのところに戻るから」
そう言うと、後ろからクスクス笑う声が聞こえてきた。
「私は、ここにいるわ。」
大きいお腹を揺らしながら女の人が歩いてきた。
俺は、彼女を抱き締めた。
「少し風が出てきたなぁ。体に悪いから早く戻ろうか?」
「そうね。」
彼女がそっと、俺の腕に触れたとき袖が少しずれて彼女の手首に蝶の痣が見えた。
そして、俺は、最後に森に別れを告げて、家路についた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
一級魔法使いになれなかったので特級厨師になりました
しおしお
恋愛
魔法学院次席卒業のシャーリー・ドットは、
「一級魔法使いになれなかった」という理由だけで婚約破棄された。
――だが本当の理由は、ただの“うっかり”。
試験会場を間違え、隣の建物で行われていた
特級厨師試験に合格してしまったのだ。
気づけばシャーリーは、王宮からスカウトされるほどの
“超一流料理人”となり、国王の胃袋をがっちり掴む存在に。
一方、学院首席で一級魔法使いとなった
ナターシャ・キンスキーは、大活躍しているはずなのに――
「なんで料理で一番になってるのよ!?
あの女、魔法より料理の方が強くない!?」
すれ違い、逃げ回り、勘違いし続けるナターシャと、
天然すぎて誤解が絶えないシャーリー。
そんな二人が、魔王軍の襲撃、国家危機、王宮騒動を通じて、
少しずつ距離を縮めていく。
魔法で国を守る最強魔術師。
料理で国を救う特級厨師。
――これは、“敵でもライバルでもない二人”が、
ようやく互いを認め、本当の友情を築いていく物語。
すれ違いコメディ×料理魔法×ダブルヒロイン友情譚!
笑って、癒されて、最後は心が温かくなる王宮ラノベ、開幕です。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
【完結】ひとつだけ、ご褒美いただけますか?――没落令嬢、氷の王子にお願いしたら溺愛されました。
猫屋敷 むぎ
恋愛
没落伯爵家の娘の私、ノエル・カスティーユにとっては少し眩しすぎる学院の舞踏会で――
私の願いは一瞬にして踏みにじられました。
母が苦労して買ってくれた唯一の白いドレスは赤ワインに染められ、
婚約者ジルベールは私を見下ろしてこう言ったのです。
「君は、僕に恥をかかせたいのかい?」
まさか――あの優しい彼が?
そんなはずはない。そう信じていた私に、現実は冷たく突きつけられました。
子爵令嬢カトリーヌの冷笑と取り巻きの嘲笑。
でも、私には、味方など誰もいませんでした。
ただ一人、“氷の王子”カスパル殿下だけが。
白いハンカチを差し出し――その瞬間、止まっていた時間が静かに動き出したのです。
「……ひとつだけ、ご褒美いただけますか?」
やがて、勇気を振り絞って願った、小さな言葉。
それは、水底に沈んでいた私の人生をすくい上げ、
冷たい王子の心をそっと溶かしていく――最初の奇跡でした。
没落令嬢ノエルと、孤独な氷の王子カスパル。
これは、そんなじれじれなふたりが“本当の幸せを掴むまで”のお話です。
※全10話+番外編・約2.5万字の短編。一気読みもどうぞ
※わんこが繋ぐ恋物語です
※因果応報ざまぁ。最後は甘く、後味スッキリ
靴屋の娘と三人のお兄様
こじまき
恋愛
靴屋の看板娘だったデイジーは、母親の再婚によってホークボロー伯爵令嬢になった。ホークボロー伯爵家の三兄弟、長男でいかにも堅物な軍人のアレン、次男でほとんど喋らない魔法使いのイーライ、三男でチャラい画家のカラバスはいずれ劣らぬキラッキラのイケメン揃い。平民出身のにわか伯爵令嬢とお兄様たちとのひとつ屋根の下生活。何も起こらないはずがない!?
※小説家になろうにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる